補講 インターネット活用の留意点
事務連絡
- 9月19日(台風休校)の補講は、オンデマンド形式で行います。
- 最後に出席確認を兼ねたフォームへの回答を求めています。
CONTENTS
ネット接続・Web閲覧に関わる留意点
スマホのアプリについて
- スマホアプリの大半は、端末内のあなたの情報にアクセスして、その情報を何らかのかたちで活用しています。
- あなたがアプリを入れる際に、その確認がなされるので、どんな情報にアクセスされているか確認してからインストールしましょう。
ブラウザの活用について
閲覧履歴について
- 閲覧履歴はプライベートな情報です。必要に応じて消去しましよう。
- 履歴は個人のデバイスの中だけに残るものではありません。Googleアカウントでログインした状態で閲覧したものは、Google履歴にも残ります。
詐欺サイトについて
- ワンクリック詐欺
URLをクリックするだけで不当な料金を請求される詐欺の手法です。クリックした時点で「お客様情報」として個体識別番号・端末情報・プロバイダ情報など「確かにそのとおり」の情報が表示されることがありますが、無視するのが正解です(メールを送ったり、電話したりしないように)。
- 銀行・オンラインショップ等を装う偽サイト
検索でヒットするサイトには、本物と区別がつかない偽サイトが多く存在します。本物か偽物かを見極める最も良い方法は、URLを確認するということです。以下、詐欺サイトチェッカーです。URLを入力すると、当該サイトが怪しいかどうかのチェックが可能です。
https://checker.sagiwall.jp/
情報発信に関わる留意点
Webサイト、ブログ、SNS等での情報発信には、以下の点に留意が必要です。
インターネットは匿名空間ではありません
アクセス元の IPアドレスは簡単に確認できます。当然ですが、誹謗・中傷、無責任な書き込みは厳禁です。
参考:確認くん
記事の執筆について
- 以下に該当するものは掲載してはいけません。
- 特定の個人や団体に対する誹謗中傷。
- 公序良俗に反する表現。閲覧者を不快にさせる可能性のある表現。
- 他者に関する情報、他者の発言など、本人の許諾のない記事
「◯◯さん、お誕生日おめでとう」などの掲載は、他者の生年月日を公開するのと同じです。十分注意して下さい。
- 以下に該当する情報の掲載には十分注意して下さい。
- 自己紹介等における生年月日の情報は「なりすまし」に悪用される可能性があります。同様に、メールアドレス等の直接掲載は、スパムを誘発します。掲載は控えることを推奨します。
- メールアドレスを直接記載すると、クローラーによってそれが回収され、スパムメールの原因となることがあります。以下のように人間にしか読めないようにする方法があります。
xxxxxxxx ☆ xxxxxx.co.jp ( ☆ → @ )
- 外部リンクについて
- 一般に外部リンクを張ることについての許諾は不要です。有益な情報へのリンクは自由に行なって下さい。但し、閲覧者の不利益、あるいは閲覧者に不快感を与えるサイトへのリンクはやめましょう。
- リンク先が PDFファイルなどの場合は、以下のようにファイルサイズを明記して下さい(閲覧者の通信負荷に配慮)。
[[sample.pdf (15MB) >https://www.example.com/sample.pdf]]
動画の埋め込みについて
- YouTube等の動画共有サイトに「公開」された動画
埋め込みコードが提供されているなど、共有が前提となっている動画は埋め込み掲載が可能なものが大半です。ただし、違法にアップロードされた動画は、それ自体に問題があるので掲載不可です。
- YouTube等の動画共有サイトに「限定公開」された動画
限定公開は、関係者にのみリンクが共有されるものです。公開サイトに埋め込んではいけません。
画像の掲載について
- 自身の作品画像、自身で撮影した写真等
- それ自体に著作権・肖像権の侵害がないことを前提に、掲載可能です。
- ただ、建築物の写真については、使い方によってはトラブルのもとになるので、注意が必要です。Google:建築物 写真 著作権
- 人物の顔が映り込んでいる写真などは、本人の許諾を得る必要があります。
- Wikimedia Commons等、メディア共有サイトに公開された画像
- PD(PublicDomain)の画像:PDであることが間違いなければ可能。
- CC(CreativeCommoms)の画像:クレジットを掲載するなど、条件を満たせば可能
- フリー素材としてWeb上に公開された画像
当該サイトの利用規約において、Webへのアップロードが認められた画像は掲載可能ですが、壁紙画像など、単にダウンロードしてローカルで利用することのみが認められたものはWebに掲載してはいけません。
- 一般のWebサイト等に掲載されている画像
当該サイトの著作物です。「転載可」が明記されていない限り、基本的に掲載は不可です。一般論として、下記の「引用」に該当する場合は掲載可ですが、著作者の不利益が生じないよう十分配慮して下さい。
引用について
モノ・コトの「紹介」等を目的として画像や文章等を「引用」掲載する場合は、以下の条件を満たすことが必要です。
- 他人の著作物を引用する必然性があること(共有・紹介・拡散)
- 自分の著作物と引用部分とが区別されていること(余白、枠等の利用)
- 自分の記述と引用記述との主従関係が明確であること(自分が主)
- 出所の明示がなされていること(元サイトへリンクを張る)
出席確認・コメント
以下のフォームから学籍番号、氏名、またコメントをお願いします。
回答をもって出席とします。質問には、後日の授業で回答します。
> 受付終了しました。
フォームでは、「インターネットの利用において自身が経験したトラブル(あるいは聞いた話)について」コメントを求めています。今後、同様の問題に巻き込まれないよう、後日の授業で共有したいと思いますので、差し支えない範囲で教えて下さい(誰の投稿かは伏せた上で共有します)。