LogoMark.png

情報デザイン概論/2022/1003

第2回 情報とは何か

情報デザイン概論/20222022.10.03

出席確認・Zoom接続

記録動画の視聴方法について


CONTENTS


情報とは何か

情報という言葉について

情報とは、何らかの媒体を通じて発信者から、受信者に伝達される意味内容のことです。人間同士の会話、紙に記された文字、モニターに表示される映像、音楽、さらには、ネットワークを行き交う信号など、様々な様態があります。

情報を捉える視点

情報量

情報の「量」は「数量化」が可能で、私たちは日常的にそれを使っています。

情報量の計算

参考:対数について

参考:関数電卓での2を底とした対数の計算方法

例えば、 \(\log_{2}256\) を計算したい場合は、以下のように入力します。

log(256,2)

https://design.kyusan-u.ac.jp/socialdesign/?TOOLS

参考:なぜ対数を使うのか

情報量を考える事例

参考

情報量と編集

情報量の要点確認

「面白い!」を生み出す「編集」

新規性のあるアイデアやイノベーションは、既存のモノ・コトの「意外な編集」による「情報量の拡大」を契機に生まれます。人は単なる「消費者」ではありません。人は自分自身で「編集」できるものに「面白い!」を感じます。




APPENDIX

IDEA WORKSHOP

私たちの思考回路には「常識」のバイアス(情報量が小さくなるようにまとめようとする傾向)がかかっているので、例えば、「ひらがな を ◯◯◯ 」という文における ◯◯◯ の部分には、「ひらがな を 書く」、「ひらがな を 覚える」、「ひらがな を 漢字に変換する」のような、ふつうにつながる言葉しか思い浮かばないようになっています。

ということは、意識的にこれを排除して、ありえない言葉を接続する、たとえば、「ひらがな を 洗う」のような異質な接続をすれば、今までにない発想が生まれる・・ということになります。

ひらがな| で…|に…|を…|は …|が…|も…|へ…|


idea_worksheet.png

過去のWorkshopより

要点の確認

価値は所与のものではない

モノ・コトの価値はそれ単体では決まるわけではありません。価値を生み出すのは「関係」です。

*所与のものではない:はじめから備わっているものではないという意味です。





PAGES

GUIDE

TOOL

DATA


*1 バイトとは本来1文字を表す情報量のことで、かつては使われる環境によって異なっていました。例えば、テレタイプでは1B=5bit、ASCII コードでは1B=7bitというぐあいです。現在では、キーボード上から200種類以上の記号情報が発生できることから、8bitないと表現できない・・ということで1B=8bitが定着しています。
Last-modified: 2022-10-03 (月) 19:50:54