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FinalCut/QandA の変更点


*FinalCut を使った動画編集で、よくある質問その他
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#contents2_1
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**QandA

***素材の動画を逆再生させたい。
-タイムライン上のクリップを右クリック 
「速度」で「逆方向」100% または「順方向」で -100%  または、
-タイムライン上のクリップをダブルクリック 
ビューア内の「モーション」タブ >「時間のリマップ」で詳細な設定も可能です
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***「プロジェクトの保存」と「書き出し」の違いは?

-''プロジェクトの保存''とは > どんな素材をどのようにつなぐか、つまり動画の「設計図」の保存です。
ちなみに、そこには素材のデータは含まれていませんので、作品ができるまで、素材を捨てたり、素材の名称変更をしたりしてはいけません。
また素材のデータは、USBなどの流動的な場所ではなく、大容量の安定したディスク上に置いて下さい。
-''書き出し''とは > 独立再生可能なムービーファイル(作品)の生成です。
最終的な作品とは、この書き出されたムービーファイルのことです。
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***FinalCutでコマ撮りアニメ

準備として、一コマの継続時間を設定します。
 メニュー>Final Cut>ユーザ環境設定>編集
 「静止画/フリーズの継続時間」の値を設定(値を希望する継続フレーム数に)

あとは
 1) 静止画ファイルに連続する番号をつけて1つのフォルダに保存します。
  これを「連番画像」と言います。例えば、
  image001.jpg, image002.jpg, image003.jpg  といった感じ。
 2) プロジェクトに素材をフォルダごと読み込み 
 3)読み込んだフォルダをタイムラインに入れる
これで自動的に連番が並びます。

''参考'' 一コマの継続時間
ビデオは 1秒 30フレームです。したがって、
秒間10コマ → ひとつの静止画素材の継続時間 3フレーム(00:00:00;03)
秒間5コマ → ひとつの静止画素材の継続時間 6フレーム(00:00:00;06)
といった感じです。
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***タイトル文字を置きたい

静止画で十分…という場合は、使い慣れたPhotoshop等で同一サイズの画像としてタイトル画像を作成し、それを読み込んでシーケンスに配置すればOKです。この場合、FinalCutのタイトル作成機能については知る必要はありません。
FinalCutの機能で作成したい…という場合は、
 1) ブラウザのエフェクトタブ > ビデオジェネレータ >テキスト
 2) いずれか(例えば「テキスト」)をシーケンスに配置します。
 3) クリップの継続時間を適当に調整します。
 4) それをダブルクリックするとブラウザにたくさんのタブが登場するので、
  そこでテキストの入力やモーションの設定を行うことができます。
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***大きな画面(背景)の中に小さな画面を重ねて置きたい

クリップのモーション設定で実現できます。
使うのは、モーションタブ内の「拡大縮小」と「中心」
 1) 背景となるクリップをシーケンスの下のトラックに
 2) 上にのせるクリップをシーケンスの上のトラックに
 3) 上のクリップをダブルクリックしてビューアウインドウの「モーション」タブを開く
 4) 例えば、拡大縮小で50% とすると上のクリップのサイズが半分になります。
 5) 中心の位置をずらすことで、クリップの位置を自由にずらすことができます。
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**エラー、警告メッセージ

***プロジェクトの保存や書き出しで失敗する。保存しても0KBのファイルになる
-おそらく保存、書き出しに必要なディスク容量が足りていません。
個人のホームディレクトリの容量には制限があります。なので、
ローカルHD内のUSER_FIELDに個人用のフォルダをつくって、
ファイルの書き出し先をそこにする、あるいは、
すべてのデータをそこに置いて試して下さい。

-稀にですが、出力するシーケンスのin点とout点が同じ、
すなわち時間が0になっていることがあります。チェックしてみて下さい。
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***書き出した動画がぐちゃぐちゃになる

書き出しの際、''すべてのフレームを再圧縮'' にチェックをいれて下さい。
ほとんどの場合これで解決しています。
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***このクリップは、このシーケンスの設定およびプリセットと一致しません。

最終的に作ろうとしている動画の縦横サイズ、フレームレートなど、
今配置しようとしている動画と最終の規格があっていません…という意味です。
意図して異なるサイズの素材を置くのであれば問題ありません。
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***コマ落ちがありました

ほとんど気にする必要はありません。再生(プレビュー)時に処理が間に合わず、本来表示されるべきコマが正しく表示されなかった場合に、この警告がでます。書き出し(レンダリング)してしまえばほとんどスムーズに再生されますので、心配ありません。
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