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Exhibition の変更点


#author("2019-01-13T05:46:34+00:00","default:inoue.ko","inoue.ko")
*Exhibition
個展・グループ展の開催に関するあれこれ
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***入門

-はじめての方は、まずは芸術学部の[[ArtSpace>http://www.kyusan-u.ac.jp/J/art/ArtSpacePlus50/]]で練習する
--ArtGalleryは期間ごとの事前予約制
--その他のスペースは空いていればいつでも利用可
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***会場選び

-美術館
ここはそれなりの実績がないと利用できません。作家としてのポートフォリオを持参して交渉するのが普通です。
-ギャラリー
ポートフォリオ等を持参して実力を証明できれば学生でも可能なところが多いです。
-商業施設
それなりの実績が必要と同時に、集客が見込める分、会場費も高くつきます。
もちろん、展示そのものが客を呼ぶという、施設にとってメリットがある場合は、会場費が発生しないこともあります。
-その他のスペース
基本的には「空間」があれば作品は展示できます。
面白いと思う空間が見つかった場合は、そのオーナーに相談しましょう。
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***搬入準備

-搬入車両・交通手段の確認
-会場の下見
--搬入経路、エレベータのサイズ等
--壁面・可動壁(長さ・高さ)、展示台(有無・サイズ)、ワイヤーの仕様等
--照明、電源等の位置確認
--詳細な利用規約の確認
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***準備するもの

-作品(もちろん)
-梱包材([[梱包の方法>GoogleImage:作品 梱包方法]])
-展示台・イーゼル等壁面以外を利用する場合の備品
-会場用の掲示物
--会場案内、ポスター等
--ごあいさつパネル
--作品キャプション
-機器操作説明書(起動と終了の手順)
&small(グループ展等で会場係が当番制の場合、PC等の機器を使用する作品については、その立ち上げ方、トラブル対処法などを明記した説明書を作っておく必要があります。);

-工具他飾り付けに必要なもの
--脚立(会場に常設されている場合が多い)
--ハンマー、ペンチ、ドライバーセット
--定規、カッターナイフ、ハサミ
--マーカーペン、鉛筆
--メジャー、水平器、テグス糸・たこ糸等
--ワイヤー、ヒートン、釘、虫ピン、両面テープなど
※会場によって利用可能なものが異なるため、要確認
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***飾り付け

-配置

-高さの設定と水平出し
(平均的な目の高さ145cmあたりを基準に)

-キャプション
--作品名(タイトル)
--作家名(ローマ字表記ではヘボン式、最近では姓・名の順が一般的)
--作品データ(制作年、技法、素材など)

-照明
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***展示期間中

-受付
担当者が日替わりする場合は、申し送り事項をノートに
例えば「写真撮影はOKか」など、
よくある質問への対応を一覧にしておく
-芳名帳
「よろしければ、こちらにご記帳下さい」
-アンケート
これは、来場者の負担にならないよう、
会場のすみの方にテーブルを置いて設置する程度がよい。
--この展覧会を何で(どこで)知ったか
--展示の内容について
--展示の方法について(わかりやすかったか)
--展示の方法について(空間の使い方)
--印象に残った作品は?
--その他(自由記述)

-展示物の状態確認
--特に「触れる展示」の場合、展示物が常に最良の状態であるかを確認
--グループ展で受付が当番制の場合は、PC等の展示作品を「機器操作説明書」にもとづいて起動・終了・随時調整を行う

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***搬出・その後

-搬出後の壁面・床のチェック
-会場の方と撤収完了確認
-会期終了後、来場者へのお礼状

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