概要 のバックアップ差分(No.3)

九州産業大学 情報科学研究科


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*概要
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***博士前期課程

-''[学位の授与方針(ディプロマ・ポリシー)]''

 学位(修士)は、情報科学・技術を基礎から体系的に履修した、広い視野に立った高度な専門職業人および研究開発者として活動できる基礎力・応用力を修得した者に授与する。修了認定基準は、原則として2年以上在学し、所要科目を30単位以上修得し、学位(修士)論文の審査および最終試験に合格することとする。ただし、在学期間に関しては、情報科学研究科において特に優れた研究業績を上げたと認められた者については、1年以上在学すれば足りるものとする。

-''[教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)]''

 「社会と人間」を意識する、広い視野に立った高度な専門職業人および研究開発者を育成するため、学生自身の研究分野ならびに関連分野以外の内容も幅広く履修する教育カリキュラムを編成する。他の大学院又は学部の授業科目の履修も必要に応じて認める。例えば、非情報系学部の出身者に対しては、情報科学部で開講される授業科目の履修も認め、情報科学・情報技術の基礎から体系的に教育することを可能とする。また、遠隔授業や昼夜開講制を取り入れ、企業技術者や情報教育担当者などの社会人が継続して学べる機会を提供し、最先端の情報科学・技術を理解・応用できる人材を育成できるカリキュラムを編成する。

-''[入学者の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)]''

 「社会と人間のためのIT」を教育研究の理念として、高度情報社会に広く有用な人材の育成を目的としている。このため、情報分野の学部教育を受けてきた従来型の進学者のみならず、情報分野以外の学部教育を受けてきた進学者や企業技術者、中等初等教育担当者、高等教育機関の教職員を広く受け入れる。
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***博士後期課程

-''[学位の授与方針(ディプロマ・ポリシー)]''

 学位(博士)は、専攻分野について研究者として自立して研究活動を行うに必要な高度の研究能力およびその基礎となる豊かな学識を有する者に授与する。修了認定基準は、原則として3年以上在学し、所要科目を履修し、学位(博士)論文の審査および最終試験に合格することとする。ただし、在学期間に関しては、情報科学研究科において特に優れた研究業績を上げたと認められた者については、1年(ただし、博士前期課程を2年未満で修了した者は2年)以上在学すれば足りるものとする。

-''[教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)]''

 高度な研究活動を自立的に行う人材を育成する。学生は1年次~3年次において各研究指導教員が担当する「情報科学特別研究Ⅰ」、「情報科学特別研究Ⅱ」、「情報科学特別研究Ⅲ」を履修し、博士学位取得を目指しての研究および学位論文作成を行う。なお、遠隔授業や昼夜開講制を取り入れ、社会人学生の事情に配慮した教育研究指導を行う。

-''[入学者の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)]''

 我が国における情報技術の基礎面ならびに応用面での発展を担う優れた能力および豊かな情報倫理観も併せ持つ、自立して研究できる研究開発者を育成することが目的である。このため、博士前期課程からの進学者のみならず企業等の研究開発機関で現在活躍している中堅研究開発者も積極的に受け入れる。
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//**特色
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''特定専門分野に集中した個別的な研究指導の徹底''
-''[情報処理機構教育分野]''
様々な特性をもつ情報処理方式を探り、高度情報社会を支え、発展させる高性能な情報処理システム・情報機器の基本的メカニズムについて教育研究を行います。(並列プログラミング言語、ネットワークコンピューティング、情報回路、VLSI設計、生命情報、アルゴリズムと計算量、分散システム)

-''[社会情報システム教育研究分野]''
社会における諸問題の解決に向け、問題を同定しその解決策を情報の側面から具現化するソリューション設計および妥当な情報システムの構築に必要とされる情報基盤技術の革新について教育研究を行います。(ソフトウェア工学、データベースと情報管理、計画システム、情報ネットワーク、衛星通信工学、情報セキュリティ、情報数理、グループウェア)

-''[知能情報教育研究分野]''
人間の能力を援助し強める情報技術、人間と計算機の境界をより快適にするための知能情報処理やメディア処理について、Information Amplification(計算機支援情報処理)とArtificial Intelligence(人工知能)の立場から教育研究を行います。(コンピュータビジョン、人工現実感、ヒューマンインタフェース、人安全管理、人情報処理システム)

***多種多様な進学者に応じた人材育成
情報分野以外の学部教育を受けてきた進学者や企業の技術者、中等初等教育担当者、高等教育機関の教職員などの社会人学生を積極的に受け入れ、高度な専門職業人および研究開発者として各々の分野で活躍できるレベルに達するまで教育を行います。

***インターンシップおよびプロジェクト研究の実施
博士前期課程において、企業等の現場に学生を派遣するインターンシップ、あるいは企業等の現場と連携したプロジェクト研究を実施します。これは高度な専門職業人の育成、社会人学生の職業の転換を有効にします。

***昼夜開講制と春・秋入学
職業人・社会人学生に対する各授業については、主として平日の夜間(6、7時限)と土曜日の昼間(1時限から5時限)に調整して開講します。ただし、この開講時間帯は必ずしも固定的なものではなく、一般学生、職業人、社会人学生それぞれの特性、事情に合わせて曜日・時限を設定します。さらに、春・秋入学により、社会人学生の経歴、学力に応じた短期修了を容易にします。
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//**人材育成
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-''高度な専門的職業人''
情報科学・技術を基礎から体系的に修得し、「社会と人間」を意識しつつ多くの分野で活躍できる人材の育成
--1. コンサルタント、ITアーキテクト、プロジェクトマネージメントなど高度情報社会を担う人材(企業技術者)
--2. 情報技術が社会と人間に及ぼす影響を考慮しつつ施策を立案・実施できる人材(公務員)
--3. 情報技術の適切な適用展開に対して見識を持って「情報」教育に当たることのできる人材(教育者)

-''研究開発者''
わが国における情報技術の基礎面並びに応用面での発展を担う優れた研究開発能力を有するとともに情報倫理観も併せもつ人材

-''アプリケーションスペシャリスト''
特定業種あるいは業務の課題解決に係わる適用業務あるいは業務パッケージの開発、設計、構築/導入およびテストを実施できる人材の育成。
専門分野:業務システム、業務パッケージ

-''ソフトウェア デベロップメント''
市場ニーズに基づくソフトウェア製品の企画、仕様設定、設計、プログラミングおよびテストを実施できる人材の育成。
専門分野:基本ソフト、ミドルソフト、応用ソフト

-''ITスペシャリスト''
システム上の課題解決に係わるシステムの設計、構築/導入、テストの実施およびシステムの運用・保守を担当する人材の育成。
専門分野:システム管理、データベース、ネットワーク、セキュリティなど

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//**講義記録システムとビデオ会議ソフトウェアによる遠隔地受講
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情報科学研究科の授業やセミナーは教室での受講を基本としますが、講義記録システム(※)とビデオ会議ソフトウェアを使って遠隔地から受講することもできます。また、講義時間に受講できなかった講義も、後で講義記録システムを利用して視聴することができます。遠隔地受講は社会人学生を対象に実施します。

※:情報科学研究科では、講義の収録からweb配信まで全自動で行う講義記録システムを平成16年の研究科開設時から運用しています。平成22年のシステム更改時に情報科学部のシステムと共通化しました。
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