ときめきピンク研究所
"ピンクが好き"という気持ちから始まる
色彩とアイデンティティの関係性を考察するSNSアカウント運用
- ota shion
- Keywords:pink, color, stereotype, identity
概要
これは何?
「この色が好き」という気持ちから始まり、そこから色彩とアイデンティティの関係性について考察するビジュアルリサーチである。ピンク色を通して人々の内面や社会的役割にどう影響するのか探り、Instagramで可視化する。
背景
幼少期において、「ピンク=女の子らしい色」という社会的イメージに対し、無意識のうちに距離を置いていた経験がある。しかし成長とともに、推し文化や周囲の影響により色彩に対する好みが変化し、ピンクに対して肯定的な感情を持てるようになった。こうした自身の変化を振り返る中で、色彩と個人の価値観との関係性に関心を持った。
目的
- ピンクという色彩に対する固定観念や社会的イメージを再考すること
- 色彩嗜好の変化を通じて、個人のアイデンティティ形成過程を他者とも共有できるかたちで可視化すること
- 「好き」という感覚に素直になることの大切さを提示すること
コンセプト
ピンクという色彩を通じて個人の色彩に対する”好き”を肯定することができる
成果物の仕様
<内容>
- ビジュアル投稿(写真/グラフィック)
- 日常に溶け込むピンクを投稿して多様性を魅せる
- コラージュ画像を制作
- 加工でピンクにしてみる
- ピンクにまつわる一言 or 気づき
- 自分の視点・感情を言語化
- アンケート結果
- データに基づき、自分で分析や調査をしてみる
- ピンクの「固定観念」への問いかけ
- ジェンダーや価値観へのアプローチ
- ピンクの価値観を壊し、新たな提案をする
制作ツール
- Adobe Illustrator
- Adobe Photoshop
プロジェクトの期間
プロジェクトの期間|2025.04.11 - 2025.12.26
まとめ
調査
現状調査
- 色彩心理とデザイン
- ピンクといっても様々な濃さ、鮮やかさがあり、それぞれにイメージがある
- 女の子は本当にピンクが好きなのか
- ピンクに対する社会的イメージが根付いていった歴史など、ピンクから始まり、様々なテーマに派生して考えさせられる物語
- ジェンダーバイアス
- 幼児期からの成長過程で色や形による「男の子らしい」「女の子らしい」という無意識のイメージや固定概念がある
- 幼児期からの成長過程で色や形による「男の子らしい」「女の子らしい」という無意識のイメージや固定概念がある
先行事例
- Think Pink
- ピンクに関する記事が掲載されており、ピンクに対する固定概念を払拭することや人々が思うピンクへの想いが示されている
- Let’s Pink!
- ピンクが持つ可能性を広げることを目的とした展示
- ピンクが持つ可能性を広げることを目的とした展示
技法・技術情報
- SNS集客方法
- 投稿するときの注意点などがまとめてあり、これらに気をつけて制作する
- 投稿するときの注意点などがまとめてあり、これらに気をつけて制作する
プロジェクト管理
スケジュール
スケジュールのリンクはこちら▶️🔗
ToDo
- 現代が持つピンクに対してのイメージを調査
- ピンクが与える人への影響とは
自分がピンクを好きになった理由を思い出すメインビジュアルをとりあえずピンクにしてみる- アンケートの宣伝
進捗記録
2025.05.16
ロゴ
- 「ときめきピンク研究所」というテーマを直感的かつ親しみやすく伝わるビジュアルにした
Instagram更新
- 初めましての投稿(ep.0)
アンケート作成
アンケートはこちら▶️🔗
メモ
<ターゲット>
- ピンクが好きな人同士の共有
- ピンクに抵抗がある人へのイメージ再考&提案
- 自分の好きな色を肯定することができる
2025.05.09
成果物の仕様について
変更前:冊子→変更後:SNSアカウント運用
- 手軽さ、見やすさを考えるとスマホで完結できる方が良い
- 更新しやすい
- ひと目で見る視覚からの情報量が多い
- 他者へ共有しやすい
アカウント開設
・・・これからの投稿について
- 投稿ペースは週1(水曜日20:00予定)
<内容>
- ビジュアル投稿(写真/グラフィック)
- 日常に溶け込むピンクを投稿して多様性を魅せる
- コラージュ画像を制作
- 加工でピンクにしてみる
- ピンクにまつわる一言 or 気づき
- 自分の視点・感情を言語化
- アンケート結果
- データに基づき、自分で分析や調査をしてみる
- ピンクの「固定観念」への問いかけ
- ジェンダーや価値観へのアプローチ
- ピンクの価値観を壊し、新たな提案をする
投稿の決まり
- サムネを必ずつける(テンプレートに沿って)
- ep.◯をつける
- 検索数の多いものも合わせて「#」をつける
✅調査更新
2025.05.02
冊子について
- 台割りについて見直し/変更
<台割り>
Qなぜ中綴じである必要があるのか
- 開きやすさ
- 見開きのデザインに最適
- 軽やかな印象のため読みやすい
- 無印の絵本ノート
- 試しに購入する
Q形やサイズについて
- 親しみやすさ・可愛らしさが伝わりやすい
- ピンクや「かわいいもの」をテーマにしているため、冊子自体も柔らかく優しい印象を持たせたい
- 正方形のコンパクトさは「思わず手に取りたくなる可愛らしさ」という印象を与える
- 絵本は”好き”などの感情に素直になれる媒体
- 絵本は子ども時代から「感情」「好き嫌い」を自由に表現できる媒体
- 今回の研究は「ピンクへの感情」「好きに対しての素直さ」がテーマであるため絵本サイズが象徴的に合う
- 正方形サイズはページをめくる動作がスムーズ
- 気軽さ
- 視覚的にもページデザインが映えやすく、バランスが取りやすい
冊子の中身(仮)
- はじめに
- 研究概要(背景・目的)
- 色彩とアイデンティティ
- ピンクの社会的イメージ
- 個人体験・エピソード
- 現状調査・先行事例
- アンケート結果
- 考察・まとめ
- あとがき
- (参考文献・資料)
2025.04.25
冊子について
<台割り>
- サイズはノンタンを参考
アンケート作成
アンケートはこちら▶️🔗
写真加工
OneDriveのリンクはこちら▶️[[🔗>]]
- 日常の風景をピンクに加工してみて感じること
✅調査更新
2025.04.18
テーマ決定
ピンク色を通して、『好き』を考える
色彩が個人の感情やジェンダー観にどう影響するかを、ピンクを題材に分析
そこから『好き』という感情の背景を探る
スケジュール管理
リンクはこちら▶️🔗
Q.自分はなぜピンクを好きになったのか
- 小学校低学年:ピンク好きには抵抗があった
- 小学校高学年/中学生:ラブライブのことりちゃんに影響されて緑が好きになった
- 高校生:琉弥くんに影響されて紫
- 『かわいいもの』が好きになった(リボン・ガーリー・アイドル)
成長するにつれて自分の中にある価値観が変化したことで、自分の好きなものに対する他人からの意見を気にしなくなった
調査
- プリキュア歴代のメンカラ
- 19分の17というほぼピンクがセンターで主人公であることがわかる
- 平成20年頃はプリキュアを見ている年齢は〜10歳くらいが平均的であったが、今の時代は世代問わずプリキュアを好きな人が増加していると感じる
- 戦隊モノ歴代のピンク
- 女の子がピンク役を担っている
- ザ・ハイスクールヒーローズではトランスジェンダー役で美 少年・金指一世がモモヒーローを演じた
- アイドルのメンカラ:ピンク
2025.04.11
テーマ案
①ピンクに関すること
- 色の固定概念によるジェンダー問題
- 自分でピンクを作ってみる
- 抵抗感なく使えるピンクを紹介
- ピンク× ◯◯を紹介してコーディネートの提案(ピンクと相性が悪いもので)
- ピンク=可愛いのイメージをひっくり返す(クールさもあることを示す)
- 自分がピンクを好きになった理由を分析し、好きの影響を調べる
- ピンク好きのための研究
②時代による流行りを分析し可視化してみる - 昭和〜令和のアイドルの衣装の曲の内容を分析し、それにおけるファン層の変化や推し活ブームの実態を明らかにする
③ピクトグラム開発 - スーパーにある商品カテゴリの視認性を上げる
- ライブ時におけるマナーやルール説明の時にピクトグラムを用いて説明「
現状調査
- ジェンダーバイアス
- 性別による固定観念や偏見、差別を意味する
- 女の子は赤、男の子は青といった固定概念
- アイドル年表
- 昭和:清楚で「手の届かない存在」としての偶像的存在感
- 平成:会いに行けるアイドル
- 令和:ファンとの双方向コミュニケーションが当たり前
- ピクトグラム
- 東京オリンピックをきっかけに広まった
- 国によって解釈の仕方が変わってくる
先行事例
- ランドセルのカラー展開
- 選択肢を広げる
- ピンク好きの心理
- ピンクが与える影響について
- HUGっと!プリキュア
- ジェンダーに切り込んだシーンを放映
- ジェンダーに切り込んだシーンを放映
- 今までの流行りまとめ
- ジャンル問わず様々な流行りをまとめたサイト
- ジャンル問わず様々な流行りをまとめたサイト
- ヒューマンピクトグラム2.0
- ピクトグラムを私的に拡張したデザイン