THEATER_PM
演劇の空間演出のためのプロジェクションマッピング
keywords : Projection Mapping / Adobe After Effect, Illustrator
プロジェクトの概要
目的・主旨
- 劇による場面展開をプロジェクションマッピングによって展開するとどうなるか。
- 現実の世界では出来ないことをリアルタイムでやってみたい。
- 演劇の空間演出のためのプロジェクションマッピング。
研究の背景
- 自分が好きな演劇と授業で学んだプロジェクションマッピングの組み合わせによってどのような物ができるのか
- 演劇には「具象」、「抽象」というものがあり、建物などが設置しておいた舞台を「具象」、場所をBGMと言動で想像する舞台を「抽象」といいます。「具象」は場所がわかりやすいがその場しか動けない、「抽象」は場所が移動できるが想像しなければならないというデメリットがあるため、そのデメリットを背景を投影することにより解消できるのではないか
と思い、研究に挑んだ。
研究の方法
以下の事項について実際に映像を投影し、動きどう見えるのか検証する。
- 物を飛ばす映像と飛ばす動きをつけるとどう見えるか
- 剣が動いている映像と振る動きをつけるとどう見えるか
- 電気が消える映像と消す動きをつけるとどう見えるか
- 吹き出しの映像と喋る動きをつけるとどう見えるか
- いろいろ映像とそれに沿った動きをつけるとどう見えるか
映像試作
いろいろな映像をまとめて投影し、それに合わせた動きをつけてみた。
種をとばす | 棒を投げる | |
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種を飛ばす映像と飛ばす動き | 剣が動く映像と振る動き |
電気を消す | 吹き出し | |
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電気を消す映像と消す動き | 漫画のような吹き出しとしゃべる動き |
結果
- プロジェクションマッピングと動きを合わせることで動きにエフェクトをつけることができ、現実では起こることがない動きをつけることができる。
- エフェクトを出すだけならば、CGで大丈夫だが、プロジェクションマッピングではエフェクトをリアルタイムでつけることができる。
- 場面展開がわかりやすい
- ファンタジーなどで使える。
最終の目的
前期は自分のために行動していたが、後期にはこの研究を共有するために公開で公演する予定です。
この研究は一年間を通してやります。
プロジェクトで使用するツール
- 撮影:sony a7RII TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD
- 編集:Ae.Ai
- 投影:岩田ゼミ室においてある投影機
進捗・記録
2019.04.28
制作開始何を使うのかを確認(投影機、ピアプロなど)
2019.05.09
歌詞の確認
ピアプロで石風呂P作詞作曲「てるみい」音源ダウンロード
2019.05.16
絵コンテ1/2
2019.05.22
絵コンテ2/2
2019.05.30
中間点検
2019.06.13
工程
2019.6.24
#pair(344078430)
種を飛ばす映像と飛ばす動き
剣が動く映像と振る動き
2019.6.25
電気を消す映像と消す動き
紙飛行機と飛ばす動き
2019.6.26
漫画のような吹き出しとしゃべる動き
2019.6.27
宣伝するものはないのですが、いろいろな映像をまとめて投影し、動いても大丈夫かをを実験するために作った映像。
2019.7.10
映像「予告」の改善
今後の予定
試作を作っていき、vimeoにあげる
台本
後期にそれを合わせた劇を作っていこうと思う。
後期プレゼンで劇をやりたい
memo
「何がしたいのか」がまとまっておらず、プロジェクションマッピングを使ったMVを他にやっている人がいるらしく、驚きがない。
扉を彩りたい→扉デカいし、代用できるものがない
岩田先生の授業で学んだものを活用
手のひらサイズの扉を作って自分も小さくなる
なんで利点は何か
cgライブで体験
通常位の演劇では体験できない
演劇をやっていこう
プレゼン10分
B4でパネル化
sony a7RII
TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD