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p5jsを用いてのジェネラティブアート作品制作
- Yahata Ryusei
- Keywords:ジェネラティブアート,ギャラリーサイト,HTML,CSS,p5js
概要
これは何?
ジェネラティブアート作品のギャラリーサイト
背景と目的
ジェネラティブアートに心動かされたことが本制作のきっかけの1番の要因である。このアート作品は単に制作者が色や形を構成していくものではない。コンピュータにプログラミング言語を用いて指令を与えるまでが人の行う工程で、その後はコンピュータが乱数計算や複雑なアルゴリズムを用いてディスプレイ上に描画していく。そのため人間が表現したいものを想像して描くアートとは違い、反対に人間が思い描く思考を取り除いて描画することができる。また試行するごとに微妙な差ではあるが結果が違ってくるところも大変面白い。極めて細い線や多彩なグラデーションなどを持ちることもでき、人間という範疇を超えた表現ができるところにも興味が湧いた。
デジタルの普及に伴い、プログラミングや情報処理といったワードへの興味・関心もこの時代の変遷の中で高まっている。高校教育では情報科目が設立されるなどして、情報への理解度をより求められていることが感じられる。複雑で難しそうという情報処理のレッテルを、解消する手助けとなりたい。情報処理をデジタルアートとして魅せることで直感的に、視覚的にアプローチして情報デザインの理解を深められるような研究を目的とする。
コンセプト
- シンプルかつ洗練されたデザイン
- 必ず動きを入れる
成果物の仕様
- p5jsのページ上で公開、もしくはHTMLファイルで自分のページを制作し、そこに公開。複数個(今のところ10個程度)の作品を制作予定。
プロジェクター等で大々的に展示するかも検討中。
制作ツール
- PC ( Mac book Pro 2020 )
- p5js
- Atom
プロジェクトの期間
2022.04.09 - 2022.12.08
まとめ
現状は技術習得を最優先、平行して表現方法の模索
試作は一つ完成
調査
現状調査
ただただアート作品を制作して終わりではなく、Webサイトに組み込むことで動的な表現や視覚効果を含んだ、より作り込まれたWebサイトを構築できる。
Webサイトへの応用
先行事例
技法・技術情報
ジェネラティブアート
ジェネラティブアートとはコンピュータソフトウェアのアルゴリズムや数学的、無作為的に自律して生成・合成・構築される芸術作品のこと。コンピュータの計算の自由度と計算速度を活かし、自然科学で得られた理論を実行することで、人工と自然の中間のような、統一感を持った有機的な表現を行わせる作品が多い。
プロジェクト管理
スケジュール
ToDo
- 本制作物の具体的案の模索
- 試作
- 技術習得
2022.06.10
今後の方針の再設計
- 3×3 計9個の作品を正方形に並べて展示
- 全て異なるタイプのジェネラティブアート
2022.06.03
ジェネラティブアートの魅力
予測不能であることの面白さ
数学的で自律的なアルゴリズムを組み立て、意図的に偶然性を取り入れて創造されるアート作品。制作者のはそのアルゴリズムを考え、実装することが主なデザイン工程となる。作品の完成形をイメージできないからこそ、結果としてどんなものができるか予想することができない。しかし、そこが面白い。
NFTへの応用
近年、注目を浴びているNFT。価値の可視化マーケットプレイスに再販価格が表示されるなど、価値を簡単に把握することができ、移動可能性所有者は暗号資産と同様に、自身のNFTを自由に取引することが可能になる。その産業規模は拡大しており、ジェネラティブアートもデジタル領域に含まれているため参入することができる。また。メタバース上でも展開が可能になる。
2022.05.27
中間報告を終えて
- プロジェクトの背景、目的が自分のやりたいこと中心になっているので、社会的要素を含ませる
- 作品数の具体的根拠の模索が必要
- ページ制作、GitHubにて公開できる環境構築を最優先
試作
2022.05.20
参考作品の模索
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2022.05.13
試作
製作中
- 課題点
- 技術、知識の不足
- シンプルな設計でどう魅せるか
ジェネラティブアートについて
ジェネラティブアートとはコンピュータソフトウェアのアルゴリズムや数学的、無作為的に自律して生成・合成・構築される芸術作品のこと。コンピュータの計算の自由度と計算速度を活かし、自然科学で得られた理論を実行することで、人工と自然の中間のような、統一感を持った有機的な表現を行わせる作品が多い。
2022.4.22
【 具体案 】
【 調査 】
- 使用ツール
- Processing
- p5.js
2022.4.15
【 具体案の模索 】
- Java Scriptを使った動的Webサイト
- 幾何学アート
体験型Webアート
【 調査 】
2022.04.08
【 研究テーマの考案 】
- Webを使っての作品
→現状ではWebを使いたい、が何を作るのか明確な案が出ていない
- 昨年度から引き続けての動画作品
→なかなか具体的にやりたいことがない
【 現時点で興味のあるもの 】
- アニメ
- 料理
- バイク