ひむかしんわ
日向神話を紹介するwebサイト
- Kourogi Aika
- Keywords:web, イラスト, 神話
- https://kourogi-aika.github.io/himukashinwa
概要
これは何?
宮崎県が舞台になった神話である日向神話を紹介するwebサイト
背景と目的
背景
宮崎県は、古事記や日本書紀に記された神話にまつわる地が多く点在している。「神話のふるさと」と呼ばれており、宮崎県の北から南まで神話のエピソードがある。しかし、宮崎県が「神話のふるさと」「神話の舞台」であることは、宮崎県居住者以外にはあまり浸透していない。
目的
宮崎県が舞台になった神話である日向神話を紹介することにより、「神話のふるさと」であることの認知の拡大を目指すと共に、神話を通して宮崎県に関心を持ってもらい、観光客の増加を目指す。
コンセプト
- 神話の敷居の高さを緩和するためにイラストを用いて神話の紹介をする。
- 舞台になった地も一緒に紹介することにより、宮崎県の観光促進につなげる。
成果物の仕様
制作ツール
- Adobe Illustrator
- Adobe Photoshop
- Adobe Dream weaver
- CLIP STUDIO
プロジェクトの期間
2022.04.08 - 2022.12.23
まとめ
前期は大まかなサイトの構成を考え制作した。しかし、現在のままでは簡素すぎるため、サイトを見た人が興味を惹かれるように装飾を増やし、アニメーションを用いてグラフィカルなサイトにする。また、サイトへの同線作りのためにSNSを使った発信をしていきたい。
調査
現状調査
宮崎県が「神話の舞台」であるという認知度の調査
宮崎市ブランド調査
宮崎市居住者は、宮崎が「神話の舞台」だと認知している人が8割であるのに対し、九州居住者は3割、近畿居住者、首都圏居住者は2割に満たない人しか「神話の舞台」であることを認知できていない。「神話のふるさと宮崎」をコンセプトに掲げているが、宮崎県居住者以外にはあまり浸透していない。
宮崎県への旅行の目的の調査
令和2年宮崎県観光入込客統計調査結果
旅行の目的の理由で一番多かったのは「自 然 ・ 風景・名所を楽しむ旅」で県内客、県外客合わせて4割の人が答えた。「神話・伝説をたずねる旅」は県内客、県外客合わせて1割に満たない人しか答えてなかった。宮崎の名所と神話があまり結びついてないという印象を受けた。
宮崎県への訪問動機の調査
令和2年宮崎県観光入込客統計調査結果
「知人・親戚がいるから」と答えた人よりも、「インターネットを見て」と答えた人が多かった。年齢別に見てみると、20代で一番多かった動機は「インターネットを見て」であり、30代〜40代の動機でも、一番は「以前来てよかったから」という回答であったが、二番目に多かった動機は「インターネットを見て」であった。
先行事例
日向神話を紹介しているWebサイト
- 日向神話館
日向神話の物語が簡潔にまとめられている。蝋人形の写真を使っているためどういう時代でどういう人物なのか想像しやすい。 - 宮崎県の歴史
時代ごとに宮崎県の歴史がわかる。イラストと地図を組み合わせて人物やスポットを教えてくれて面白い。内容がまとまっていてわかりやすい。 - 神話のふるさと宮崎
観光の視点から神話を紹介している。北から南までの神話にまつわる観光スポットを紹介している。 - ふるコミュ 神話の国宮崎
登場人物をイラストを使って紹介していてわかりやすい。家系図もイラストにしていてより理解しやすいと感じた。
技法・技術情報
プロジェクト管理
スケジュール
ToDo
テーマ決め- 調査
- 企画
- アイデアスケッチ
- ワイヤーフレーム
- プロトタイプ
- コーディング
- イラスト制作
2022.09.20
調査
2022.07.07
調査
制作
2022.07.01
制作
https://kourogi-aika.github.io/himukashinwa
2022.06.24
調査
旅行の回数が多い年齢
旅行の回数が多い年齢は、「20代前半」から「30代後半」で、それ以降は旅行をする人は減っていく。
2022.06.17
調査
- 観光入込客数
令和2年の宮崎県の観光入込客数は1,019万7千人回で前年に比べ35.8%の減少となった。このうち、県外客は481万7千人回で前年比33.1%の減少、うち訪日外国人は4万人回で前年比88.6%の減少となった。入込客数が減少した要因としては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う国の緊急事態宣言や県の感染拡大緊急警報が発出されるなど、県内外において外出自粛が要請されたことによる影響が大きい。特に、訪日外国人に関しては、感染拡大に伴い、観光目的での入国が制限されたことが大きく影響した。令和2年宮崎県観光入込客統計調査結果 P7より引用
- 観光消費額について
令和2年の宮崎県の観光消費額は1,043億99百万円で前年に比べ43.0%の減少となった。このうち、県外客は705億6百万円で前年比46.2%の減少、うち訪日外国人は27億34百万円で、前年比84.4%の減少となった。また、県内客については、338億93百万円で前年比34.9%の減少となった。令和2年宮崎県観光入込客統計調査結果 P8より引用
- 観光客の移住地の調査
県内客が約6割、県外客が4割という結果で県内客が半数を占めている。年度別で見ても、基本的に割合は変わらず半数以上が県内客である。
- 性別及び年齢の調査
性別割合は、男性約5割、女性約4割とわずかに男性が多い状況。年齢構成は、県内客、県外客含めて、30代〜40代の方が多い。
2022.06.10
調査
観光サイトの現状調査
宮崎市観光サイト
宮崎観光情報旬ナビ
宮崎県えびの市観光協会
もろつかナビ
試作
- webサイトの制作
2022.06.03
調査
第四次宮崎市観光振興計画
宮崎県の強みは、恵まれた「食」と豊かな「自然」。
観光情報には、単に場所の写真を載せるだけでなく、その地域で有名な食べ物やお食事処も一緒に紹介したら、よりその地域に興味を持ってもらえるのではないか。
2022.05.27
中間発表
- 宮崎のPRをする理由
- 最終的な目的
- イラストで紹介する意味
最終的な目的は、宮崎県の観光客を増やすこと。サイト内全てのコンテンツをイラストで紹介するのではなく、「神話紹介」だけイラストで紹介する。神話と聞くと敷居の高さを感じること、また、原文だと読みづらく話が難しいため、イラストを用いることで親しみやすく分かりやすい神話の紹介が出来るのではないかと考えた。
2022.05.19
調査
現状調査
- 宮崎市ブランド調査
宮崎市居住者は、宮崎が「神話の舞台」だと認知している人が8割であるのに対し、九州居住者は3割、近畿居住者、首都圏居住者は2割に満たない人しか「神話の舞台」であることを認知できていない。「神話のふるさと宮崎」をコンセプトに掲げているが、宮崎県居住者以外にはあまり浸透していない。 - 令和2年宮崎県観光入込客統計調査結果
宮崎県への旅行の目的の調査。旅行の目的の理由で一番多かったのは「自 然 ・ 風景・名所を楽しむ旅」で県内客、県外客合わせて4割の人が答えた。「神話・伝説をたずねる旅」は県内客、県外客合わせて1割に満たない人しか答えてなかった。宮崎の名所と神話があまり結びついてないという印象を受けた。
試作
Webサイトのプロトタイプ
AdobeXDで制作。
2022.05.13
調査
イラストを使ったWebサイト
イラストを使用すると賑やかで親しみやすいサイトになる。神話の堅苦しいイメージを軽減するためにもイラストを使用したWebサイトを制作したい。メニューボタンにもイラストを使用しているサイトが多く、親しみやすさが出るだけでなく情報の内容が一目で理解できる。アニメーションは使いすぎず、注目してほしい情報の近くにイラストを置いたり、画像をホバーしたら動いたりなど、ごちゃごちゃしすぎない工夫がされている。
技術調査
メモ
紹介する神話
- 「天孫降臨」
- 「天岩戸隠れ」
- 「海幸彦 山幸彦」
- 「火の中の出産」
- 「海宮遊行」
2022.04.22
調査
神話を紹介しているサイト
- 日向神話「天孫降臨」
- 日向神話「天岩戸隠れ」
- 日向神話「海幸彦 山幸彦/トヨタマヒメのお乳岩」
最初に神話の大まかな内容をイラストを使って紹介している。神話を紹介した後は、話の元になった場所の情報も掲載している。
キャラクター紹介の参考
神話紹介の参考
試作
メモ
サイトに載せる内容
- 神話の説明
- キャラクター紹介
- 日向神話
- 観光情報
2022.04.15
テーマ
日向系神話を紹介するwebサイト
宮崎県は、古事記や日本書紀に記された神話にまつわる地が多く点在しており、「神話のふるさと」と呼ばれており、宮崎県の北から南まで神話のエピソードがある。観光スポットも多く存在するが、神話を知ることでよりそのスポットを楽しむことができるのではないかと考えた。10代から20代の若い世代に向けて制作していきたい。
日向神話とは?
高千穂に降臨したニニギノミコトの「天孫降臨伝説」、その子であるヒコホホデミノミコトと孫にあたるウガヤフキアエズノミコトの、民話浦島太郎の原型とも云われる「海幸山幸伝説」など、日向に住んだ三代の神々「日向三代」の物語をさす。文章引用元
調査
日向神話について
- 日向神話館
日向神話の物語が簡潔にまとめられている。蝋人形の写真を使っているためどういう時代でどういう人物なのか想像しやすい。 - 宮崎県の歴史
時代ごとに宮崎県の歴史がわかる。イラストと地図を組み合わせて人物やスポットを教えてくれて面白い。内容がまとまっていてわかりやすい。 - 神話のふるさと宮崎
観光の視点から神話を紹介している。北から南までの神話にまつわる観光スポットを紹介している。 - ふるコミュ 神話の国宮崎
登場人物をイラストを使って紹介していてわかりやすい。家系図もイラストにしていてより理解しやすいと感じた。
若い世代に向けたデザイン
試作
- イラストラフ
ニニギノミコトのイラスト。イラストを使って、堅苦しくならないようなwebサイトにしたい。
2022.04.08
テーマ案
- 宮崎の方言を紹介するwebサイト
情報デザイン研究IIで制作したwebサイトの続き。Instagramで発信をすることで思っていたよりも反応をもらえたため、続けていけば方言から宮崎をPRできるのではないかと考えた。後期に作ったwebサイトはタイポグラフィを載せるだけのサイトになっていてInstagramと差別化できていなかった。卒業研究のテーマにするのならば、宮崎のPRという点に焦点をあてていきたい。
- 日向系神話を紹介するwebサイト
宮崎県は、古事記や日本書紀に記された神話にまつわる地が多く点在しており、「神話のふるさと」と呼ばれている。宮崎県の北から南まで神話のエピソードがあり、「ひむか神話街道」という観光ルートも存在する。しかし、神話に興味がない人たちには知られていないため、神話に興味を持ってもらえるようなwebサイトを制作したい。特に、若い世代に向けたアプローチをしていきたい。
- 宮崎の郷土料理を紹介するwebサイト
宮崎県から連想するものとして、「チキン南蛮」や「地鶏」などの郷土料理をあげる人がいる。日本人は食に対するこだわりがあるため、「食」から宮崎県をPRしていこうと考えた。
調査
webサイトリンク
- みらいたうん
SDGsをテーマにしたwebサイト。イラストをやアニメーションを用いたグラフィカルなサイトになっており、子供にも分かりやすいように難しい言葉を使わないようにSDGsを説明している。目標ごとにキャラクターが設定されているのも面白い。ちょっとしたミニゲームもあり楽しみながらSDGsを学べる。
- たまらん堂
ブランドたまご「愛でたまご」のwebサイト。全体的に丸みがあって親しみやすい雰囲気。写真とイラストとアニメーションの組み合わせが上手で、サイトが賑やか。要素が沢山あるが、まとまりがあるからごちゃついていない。文章も読みやすいように工夫がされている。見出しが縦書き、文章が横書きになっているため目を惹く。
- みかんな図鑑
たくさんの種類があるみかん1つ1つ分かりやすくまとめてある。みかんの特徴や食べごろ、名前の由来など多くの情報を知れる。情報量が多いが堅苦しくなく、配色やイラストや画像などで読みやすく、伝わりやすいサイトになっている。
先行事例
技術調査