日本舞踊 × プロジェクションマッピング
SubTitle : 人の動き×プロジェクションマッピングを利用した空間演出
Keywords:日本舞踊 / 映像
プロジェクトの概要
目的・主旨
プロジェクションマッピングは、実物と映像をシンクロさせた迫力のある演出が可能であることから、コンサートや演劇などの舞台演出に多く使われている。近年では、伝統的な舞台芸術にも活用されており、伝統的な概念に囚われていないエンターテインメント要素を加えたスーパー歌舞伎などが誕生している。しかし、日本舞踊の演出にプロジェクションマッピングを使った舞台はまだ少ない。
日本舞踊とは日本の伝統的な踊りの総称であるが、神楽や盆踊りのような民俗的なものではなく、あくまでも舞台上で上演する目的とした舞台芸術のことを言う。日本舞踊の現状として、伝統的で古風なイメージが強く、観客の年齢層が高いことが挙げられる。そこで、日本舞踊にプロジェクションマッピングを取り入れ、広い年齢層に興味を持ってもらえる舞台創りをすることを卒業制作のテーマとすることにした。作品では、日本舞踊とプロジェクションマッピングがシンクロした動きなど視覚的演出を加えたり、使用する曲も今時のモノを起用したりするなど、親近感を持ってもらうような工夫を行うことにより、若い年代にも日本舞踊の面白さを伝えたいと考えている。
ターゲット
日本舞踊をあまり見たことのない若年層
制作物
- 前期
- OP映像(モーショングラフィック、テキストアニメーション)
- 本編映像
- 舞台
- 後期
使用楽曲
メンバーと役割分担
プロジェクトで使用するツール
- ソフト
- Illustrator
- PremierePro
- AfterEffects
- MadMapper
プロジェクト管理
スケジュール
スプレッドシート←
ToDo
- イメージ画像
- 目的背景を細かく調査
- 概要集の作成
音楽の使用料確認
タイトル決め
- メンバーと作りたい世界観のすり合わせ
- 舞台図案(訂正)
- この作品の売りを決め込む
スケジュールをもっと細かく
舞台図案
メインビジュアル制作
進捗・記録
2020/06/17
- 視察の結果、今後の制作効率も考え406スタジオから801教室に変更することにしました。以前まで使用していた舞台などはまだスタジオにあるので来週あたりに全て移動させる予定です。(一部移動済み)
- 舞台完成予想図はこのように囲うような形にしたいと考えています。演者が踊るところだけでなく、見てくれる人の周りにも投影できるようになっています。
- 多面を使った囲うような舞台にするメリットとして、舞台を教室の一部としてではなく一空間として認識させることでき、臨場感を出すだけでなく一面ずつ使った演出も可能になってくる。奥行きのある映像などを投影させれば、水族館の透明なトンネルのように壮大で広く見せることも可能になってくるのではないかと考えている。
2020/06/16
前回の授業で、801教室なら舞台を移動させることなく使用できるということで801教室を視察に行きました。
2020/06/10
舞台制作にあたっての、現状の問題点。
- ステージを一つの空間として認識させたいので、舞台のスケールが足りない。
- 前期の間は映像学科の学生が授業でスタジオを使用するため、舞台の移動が必要になってくる。一回一回の移動が大変なので、キャスターなどをつけて移動を簡単にさせるか検討。
2020/06/05
- 本日の投影テストの様子を記録映像としてUP
- 一つのプロジェクターでどれくらいの範囲に投影できるのかを実験したところ、壁と床には一台で投影できることがわかった。
- 舞台が完成しないことには、プロジェクターが何台必要になってくるのかわからないので、次回は舞台のことを中心にメンバーと相談する。
- 3日に行った投影テストの様子を記録映像としてUP
2020/06/03
17号館4階スタジオを使用し、投影のテストを行いました。投影してみたところ、いくつか問題点が出てきました。
- マッピング映像の光だけでは暗すぎて人が見えない。
- 黒い壁と白い壁に投影して見え方を比較したところ、黒い壁は暗すぎて見えづらい。
- 壁と床では映像の見え方が違ってくる。
- 見る人の目線に合わせて映像を作らないとおかしなことになる。(特に床)
2020/05/29
- 音楽を「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」を使用するにあたっての使用料を問い合わせたところ、舞台では入場料等を取らないため申請も必要なく使えるとのことでした。動画をyoutubeに載せることに関しては、アップロードしてみてアップロード出来たら大丈夫とアンサーが帰ってきたので、実際に音楽をスマホで録音し限定公開でアップロードしてみました。そしたら、動画の収益化が出来ないだけで問題なくアップロード出来たので、音楽の使用に関しては問題なさそうです。
- 参考動画を追加
2020/05/28
- 実際に投影してみないとわからないこともあるので、メンバーと話し合い6月3日に投影テストを行う予定。
- 場所は17号館4階スタジオを使用。(使用許可確認済み)
- 去年映像学科の先輩が朗読劇を卒制で行い、その時の舞台を受け継いだのでそれを使用してテストする。
- プロジェクターは2台使用(使用許可確認済み)
2020/05/22
- AfterEffectsでの作業が主になるため、使えそうなプラグイン等をインストールしました。
2020/05/20
- 本編での使用音楽決定
- アナと雪の女王2エンドソング「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」
- 使用場所17号館4階スタジオ
- 学校に入れるようになれば、いつでも鍵を借りて使用できる状態です。
- vimeoにサンプルを追加
2020/05/14
- 参考動画のリンクを追加
- 今後映像の量が多くなることが予想されるため、別ページを作成しました。参考動画
- メンバーからの指摘で、ただ壁に投影するだけではプロジェクションマッピングとは言わないのではないかという指摘があったため、このような感じで背景にオブジェクトを持ってくる方が良いかもしれない。
動画内2:20あたり
2020/05/07
- 目的・主旨の部分を追加
- 本制作で使えそうなサンプルを作り始めました。
- オープニングではこのようなモーショングラフィックを使用した映像を使用する予定。
- 今後サンプルを2人で100個ほど作り、本制作の素材として活用する。
- 舞台イメージ
- およそ六角形のような、空間の中に舞台を作る。
- 数台のプロジェクターで様々な方向より投影し、空間全体を演出できるような配置にする。
2020/04/25
LINE会議
- メンバーのテーマ登録用紙に沿って、テーマ等を文字に起こしました。
- 日本舞踊を題材とした時、観る年齢層が高めである。なので、今時の曲や演出を使うことで、親近感を沸かせ若い 人達にも日本舞踊の面白さを伝えたいと考える。また、日本舞踊にプロジェクションマッピングを使用した舞台は少な く、その中でも動きと連動させた作品はほとんど見られなかった。なので、それをすることによって他の作品と差別化 ができるのではないかと考えた。
2020/04/21
LINE会議
2020/04/13
外出自粛中のためLINEで会議
- 5W1Hをもとに、話し合いをしました。
- メンバーと作りたい雰囲気のすり合わせ。
- 大まかなスケジュール決め
Memo
- 日本舞踊は年齢層が高めなイメージ。
- 年齢層の若い人たちにも、日本舞踊を見てもらいたい。
- 今時の曲や演出を使うことで、親近感を沸かせる。
- 僕たちの世代に面白さを伝えたい。
- 紙吹雪を降らせる(光がチラチラして)
- 初めは暗幕に投影
- edは映画のクレジットみたい
Link
Memo (自分用です)
映画泥棒みたいに、初めはポップなイメージでも良いかも。
マッピング部分で、人を増やしたり。
本編までに気持ちを高まらせたい。
コンサートのセトリなど調べてみる。
何故この曲なのかと、そのまま使うのか?
演者を増やしたりだとか