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森江龍雅/視覚デザイン実習 のバックアップの現在との差分(No.0)


#author("2020-12-23T04:02:18+09:00","default:member","member")
[[視覚デザイン実習]]
*課題2 九芸卒展2021 ポスター制作
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**&size(14){&color(#000000){課題の概要};};
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-九州産業大学芸術学部 卒業制作展のメインビジュアルとしてふさわしいデザインを考案する
-ポスターは、図録(作品集)やチラシ、デジタルサイネージ、WEBサイトなどの展開をする
※ 今回はポスターのみ その他のアイテムは制作しない
-A4 フルカラー印刷
※ 今回は表面のみ
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**調査
卒展系ポスター
[[まとめたもの>https://drive.google.com/drive/folders/1vtHFaZzySvlacYjl99eQuaOSJCW4BiwG?usp=sharing]]
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調和と脱却の二極化を感じる。
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学部そのものをテーマとした場合、よく言えばバリエーション豊富、悪く言えばまとまりのないものを一つの場面に収めるという行為の難しさが伺える。そういったものから脱却するために新しい切り口として独創的で奇抜な、攻めたコンセプトのものもみられる。
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一般的な展覧のポスター
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[[まとめたもの>https://drive.google.com/drive/folders/1doeoCWzx5tFqitC27QCVMVDkOl4E7cWW?usp=sharing]]
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類似する情報の反復が目立つ。消費者側がより欲しい情報を優先して配置している。(展覧名、題材、日程など>主催者名、出展者名など)展示されるものが有名なものであった場合、文字情報よりも展示品のイラスト等の情報を優先している。
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**試作
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|&image(イラスト.jpg);| |&image(イラスト2.jpg);| |&image(イラスト3.jpg);|
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**コンセプト
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-学科ごとのモチーフは詰め込みすぎず、かつ全体のイメージから離れすぎず、一つのモチーフと学科カラーをもとに考えていく
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-コンセプトをもとに制作を行う
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-制作物
#image(Exhibition2021.png)
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**まとめ
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-要素を多く持っていても面がうるさくなりすぎず、どこにも偏らずに悪目立ちのない要素をもったシンプルでわかりやすい部分は達成できた
-細かい構図の調整がまとまっておらず下辺付近の余白が目立つ 
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*課題1 トイレのピクトグラム
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**課題の概要
-芸術学部棟(17号館や15号館など)に設置されているトイレのピクトグラムをリニューアルする
-芸術学部の建物のピクトグラムとして相応しい、シンプルで洗練されたデザインを考案する
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**調査
***先行事例の調査
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一般的な例
|49|2|49|c
|[[&image(305.png);>https://illustimage.com/?id=305]]| |[[&image(3850d688.jpg);>https://153.122.97.24/sozai/detail/32272/]]|
-共通点
主に三角形と逆三角形によって対照的に描かれるものが多い。
その場合男性はいかり肩、女性はスカートのような表現をもつ。
近い例には四角形と丸形で表現されるものもある。
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***現場の調査
-芸術学部の建物の特徴
#image(IMG_4173.JPG);
--漢字でいう口の字型の廊下の内外に部屋が配置されていて、トイレも男性用・女性用、それぞれが廊下に並ぶ形となっている

-現在のピクトグラムの状況
|49|2|49|c
|&image(IMG_4171.JPG);| |&image(IMG_4170.JPG);|
--目線に近い高さで男女のマークがが左右対称に配置されている

-現場の問題点
--トイレの入り口を壁際から見た場合にどちらが男性側・女性側なのかわかりづらい
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-コンセプト
すごくシンプルで伝わりやすく、オリジナリティのあるもの
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-アイデアスケッチ
#image(illust.jpg);
よく見かける5頭身ほどのタイプをベースによりスタイリッシュな体型を目指す
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-制作物
#image(IMG_4739.jpg);
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合成イメージ
|&image(men.jpg);| |&image(wom.jpg);|
サインパネルが壁から突き出しているので壁際からでも色による識別が可能
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-まとめ
***作品の評価
芸術学部棟は洗練されたスマートなデザインが似合うと思い、できるだけモチーフを絞ってシンプルなデザインにすることができたと思う。
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***今後の取り組み
男性は青、女性は赤というジェンダーごとの固定概念が問題視される中、どちらも同じにしてしまうと視認性が悪くなってしまう。サインの「色」には色弱者の方々の判断にも利用される。その部分の折り合いをつけるのが難しくとも、せめて判断や推測を見誤らないよう、それぞれの視点を見落とさないように心がけていきたい。
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