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加藤麻梨絵/卒業研究プレゼン の変更点


#author("2021-01-22T11:08:41+09:00;2020-12-05T07:39:41+09:00","default:member","member")
[[加藤麻梨絵/SubMenu]]

*星の影
影をメインとした切り絵の映像作品
'''Keywords:切り絵 /12星座/プロジェクション'''

//#image(加藤麻梨絵/卒業研究I/main.jpg)
#image(hosinokage.png)
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***プロジェクトの概要
//&color(red){このプロジェクトに関する外部向け情報を記載して下さい。};

//プロジェクトごとに作業の進め方は異なるので、見出しの構成もそれに応じて変わるものと考えて下さい。要は、メンバー間で「情報共有」すべき内容を、整理して書く・・ということです。};
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卒研審査で使用した文章です。
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**背景・目的
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切り絵の表現方法は
-一枚の紙から、絵では表現できない繊細な彫り込みの技法
-立体と平面の丁度中間に位置する表現方法
-しかし切り絵の影を利用した作品は少ない
-切り絵は、切り出した繊細な線や 2 色の白と黒の絶妙な色のバランス、切り絵の透き通る光などを楽しむ為に作られている
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切り絵の影を活用し光を当て切り絵の魅力をさらに引き出していきたい
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**調査
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***切り絵の表現方法について

-切り絵に何を求めているかで切り絵自体の表現方法が変化する
-貼り絵やちぎり絵といったものが混合されている
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***光を活用した切り絵はどのように表現されるか

-刃で切り出されたラインを顕著に映し出し、写す角度や写す所によっては立体的表現が可能だ
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[[__光の切り絵__>https://hikari-no-kirie.com/sakuhin/]]
#image(hikarinokirie.jpg)
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***切り絵の奥行き表現について

-一枚一枚に少しずつ変化が加えられた切り絵を何層も重ね出来た影により、奥行きが表現され、切り絵にさらなる魅力を引き出している
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[[__Hari & Deepti__>https://buzzap.jp/news/20140322-hari-deepti/]]
#image(reiya.jpg)
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**制作
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***試作

光を活用した切り絵の表現を確立していくため映像と光どちらも投影できるプロジェクターを使用
-投影した映像は切り絵の影と重なり綺麗に映し出された
-しかし変化の大きい映像だと切り絵の影が認識しずらくなった
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#image(kage.jpg)

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光を使い影に奥行き感を表現できないかと考え、天井に切り絵複数重なるように配置し、プロジェクターで光をあて実験

-正確な細い線がより綺麗に影に投影出来るよう、カッティングプロッターを使用し切り絵の制作を行った
-正確な細いカットが板に映り、切り絵を設置する場所により、影の重なりやぼかしによって奥行きが表現できた
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#image(sisaku1.jpg)
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***コンセプト

-影の世界でも奥行き感のある作品制作
-切り絵の影を使用し、対となる光を映像という形で活用し、影をより際立たせられないか
-本来切り絵では表現できない方法を影をうまく活用し表現していく
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***切り絵のモチーフ

-プロジェクターを使用した暗い中での表現のため、暗い中で連想する星の12星座をモチーフにし、12種類作成
-試作の結果から一つ一つの部品も細かすぎないものにし影が認識しやすい形にする
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|#image(12.jpg)||#image(bara.jpg)|
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***切り絵で使用する映像

-映像では星座のイメージに合う空や星に関連したものを使用
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***投影の様子

-映像作品
[[こちらから動画が見れます>https://drive.google.com/file/d/1d0t8oLUsMHsqOZOxwvuorGJCeSOri8_6/view?usp=sharing]]
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**まとめ
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切り絵の影と映像の組み合わせは切り絵の魅力をさらに引き出すことができる作品となった。今後は、さらに影に奥行き感のある表現を追求し、影の魅力引き出す作品を考えていきたい。
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**プロジェクトで使用したツール
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-Clipstudio
-Illustrator
-Adobe Capture
-シルエットカメオ
-Adobe after efect
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