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芸術学会シンポジウム の変更点


//***&small(九州産業大学 芸術学会シンポジウム 2017);
//&color(red){このページは準備中です。};

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*アート&デザイン × 地域社会
事例研究|長住大通り商店街 ブランド化計画
//-[[進行管理>https://docs.google.com/spreadsheets/d/1vqMngslKV3UzfjISr75N2WmPM0YkfyKAG7j-dWsYpwQ/edit?usp=sharing]]
//-[[パネリスト準備シート(共有中)>https://docs.google.com/spreadsheets/d/1UmyMbB6JBXcHQI5qih0aCi4_XDq2LVXfIutJY4aK-f8/edit?usp=sharing]]
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&color(red){''本件は終了いたしました。多くの方のご参加ありがとうございました。''&br;当日のアンケートの結果は以下からご確認いただけます。};

-[[会場アンケートの結果>https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSefS7z1b5TJIr6r-O_fBYx6a4RwgI21oIYm7xgpL-0SSTp1xQ/viewanalytics]]
-[[Discussion 1 質問・意見>https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdEzqafy8cJnkkw8eEPRE5p-q7xnlGU5WszXneOcoSjq9WEDg/viewanalytics]]
-[[Discussion 2 質問・意見・提案事項>https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScdr8BHaeORr_G3yunkZBCldn5BF4AlYG5A9sXxDdjSfuiiTQ/viewanalytics]]
プロジェクト継続中のため、みなさまからのご提案、
引き続き受付中です。> [[投稿(Click)>https://goo.gl/forms/B3VWXj4wTbj2Jmjn2]]

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//#image(symposium2017.jpg,right,32%)
#image(symposium2017_2.jpg,right,20%);
#image(symposium2017.jpg,right,20%);
***日時・会場
-''12月21日(木)'' 13:00 - 14:30
-芸術学部 15号館 15201 教室
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***パネリスト
-依光 好秋 &small(長住大通り商店街 副会長);
-飯盛 嘉介 &small(長住4丁目自治会長);
-村上 哲也 &small(福岡市 地域産業支援課 地域連携担当主査);
-江副 可那 &small(福岡市 地域産業支援課 商店街係);
-青木 幹太 &small(生活環境デザイン学科 教授);
-井上 友子 &small(ソーシャルデザイン学科 教授);

進行 井上 貢一 &small(ソーシャルデザイン学科 教授);

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***PROGRAM
#contents2_1

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**はじめに
今回のシンポジウムの目的は、本学芸術学会会員である芸術学部の学生さん、また近隣地域の方々に、地域活性化の「難しさ」・「面白さ」を感じてもらい、今後の活動の基礎を築いてもらうことにあります。

-地域の問題・魅力は、地域に住んでいる人には見えにくい。
-一方、地域の暮らしを体験していない部外者には、問題の深層が見えない。
-他所の「成功事例」を持ち込んでもうまくいかない。
-取組に一時的な効果はあっても、長続きしない。

など、実際の「地域活性化」は一筋縄ではいきません。本格的な学外プロジェクトに関わる準備として、また、自身の暮らしをより豊かなものにするための糧として、是非、今回の意見交換に積極的に参加して下さい。
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***来場者の方へ
以下から会場アンケートへのご協力をお願いします。
''会場アンケート'' 来場者基本情報 > [[結果>https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSefS7z1b5TJIr6r-O_fBYx6a4RwgI21oIYm7xgpL-0SSTp1xQ/viewanalytics]]
//[[''会場アンケート''>https://goo.gl/forms/YU9S4C9E0KQ6vmcH2]] 来場者基本情報(現在アクティブ)
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**presentation
&small(事例報告 10min x 3);
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***長住地域の歴史と現状
飯盛 嘉介 氏 &small(長住4丁目自治会長);
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***+マルシェまでの経緯
青木 幹太 氏 &small(芸術学部 生活環境デザイン学科 教授);
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***福岡市における地域活性化
江副 可那 氏 &small(福岡市 地域産業支援課 商店街係);
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***[[会場アンケートの結果>https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSefS7z1b5TJIr6r-O_fBYx6a4RwgI21oIYm7xgpL-0SSTp1xQ/viewanalytics]]
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**discussion 1
&small(問題の発見と課題の設定 30min);
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***問題(problem) と 課題(issue) の違い
はじめに、問題と課題の違いを明確にすることから・・ 
 問題:あるべき理想像と現状のギャップ
 課題:そのギャップを埋めるべく設定されるもの

 村が孤立して住民が困っている・・というのは「問題」
 物資を届ける、住民を移動させる、橋を架ける・・などは「課題」

一般にひとつの「問題」に対して、複数の「課題」設定が可能になります。
ここではまず、問題の洗い出しと課題の設定について議論したいと思います。

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***来場者の方へ
discussion 1 について、パネリストへの質問・意見を投稿して下さい。
//''質問・意見01'' 地域の問題と課題について(会期中のみ有効)
[[''質問・意見の投稿''>https://goo.gl/forms/4qpPadP7f8wVtKVw1]]
//地域の問題と課題について(現在アクティブ)

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***そもそも問題は共有できるのか
''Q01'' 行政は人を呼び入れたい vs 地域住民は静かに暮らしたい・・など
   関係者の抱く「理想像」にズレがある場合にどのように対処するか。 
   過去の事例等があれば、お聞かせ下さい。

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***高齢化・人口減少
''Q02'' 住民の高齢化が進んだことで、どんな問題が生じはじめたか。
   特に「これはまったく想定外だった」というような事例があれば
   お聞かせ下さい。

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***インフラの老朽化
''Q03'' 老朽化が進むインフラ(道路・電気・ガス・水道そして建物)の
   維持・更新について、今後どのような問題が生じると考えられますか? 

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***地域活性化の取り組みが直面する「壁」
''Q04'' 地域の活性化に取り組む過程で、その障壁となること、あるいは、
   計画遅延のきっかけとなること、例えば「そんな法律があったの?」
   「え?そんなところからクレーム?」など、体験談をお聞かせ下さい。

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***会場からの質問・意見
''Q05 - 10'' [[投稿の閲覧>https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdEzqafy8cJnkkw8eEPRE5p-q7xnlGU5WszXneOcoSjq9WEDg/viewanalytics]]

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**discussion 2
&small(課題解決の方法 30min);
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***地域活性化の方法
地域社会は企業組織とは異なります。簡単な例でいうと、そこには「数値目標」のようなものはありません。ソーシャルデザインには、たかだか数百年の歴史しかない「市場の原理」よりも、太古の昔から人と社会を笑顔にしてきた「芸術の原理」の方がふさわしい。このセッションでは、地域のみんなが笑顔になる「モノづくり / コトづくり」について考えます。
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***来場者の方へ
discussion 2 について、質問・意見、また提案を投稿して下さい。
//''質問・意見02'' 地域活性化の方法について(会期中のみ有効)
[[''質問・意見・提案の投稿''>https://goo.gl/forms/B3VWXj4wTbj2Jmjn2]]
// 地域活性化の方法について(現在アクティブ)

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***地域資源の発見
''Q11'' 長住地区の「地域資源」について思いつく物・事は何ですか?

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***地域ブランドの創出
''Q12'' 地域の食材・地場産業・ご当地キャラクター・・
   既存の長住ブランド、また今後の可能性について
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***地域のPR
''Q13'' フリーペーパー・PR動画・Webサイト・SNS ・・
   長住地区での現在の取り組み、また今後の可能性について

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***人が集う「場」の創出
''Q14'' 長住祭り、ながずみ夜市、+マルシェ・・
   長住地区における日常と祝祭、中心と周縁、広場と界隈 について

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***会場からの質問・意見・提案
''Q15 - 20'' [[投稿の閲覧>https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScdr8BHaeORr_G3yunkZBCldn5BF4AlYG5A9sXxDdjSfuiiTQ/viewanalytics]]

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**おわりに
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***アート&デザインの可能性

会場からのご意見を紹介するとともに、今後の課題を確認して閉会とします。

// 地域資源のブランド化
// 写真・動画共有サイトやSNSの活用
// キャラクターデザイン
// 「聖地」を生み出す映画・アニメ ・・鎌倉・江ノ電
//  芸術祭という「祭り」の効果

//何を課題とし、何を課題とすべきでないか
// 日本人は、Problem も Question にも「問題」という言葉を使う
// 学校で「問題」を与えられ続けた私たちは、「問題」というものを所与のものとして無意識に捉えてしまう傾向にあるが、そもそも、それは本当に「問題」なのか、本当の「問題」は別のところにあるのではないか・・というふうに考えることも必要である。
// 高齢化・人口減少は問題なのか、地球温暖化は二酸化炭素の問題なのか、そもそも温暖化は、地球環境のサスティナビリティにとって本当に問題なのか。
// 問題ではないものを問題であるとして課題を設定するのは愚行です。

//優れた芸術家はみな人と社会の問題について深く考えています。そして芸術家の仕事の多くが、人と社会が抱える問題を暴き出し、多くの人に考える契機を与えています。我々が「常識」としていることを疑い、問題の本質に気付くことが必要です。

//地域が停滞しいる理由は、政治・経済的な問題もありますが、すべてが日常化したこと、すなわち、ポテンシャルの差異が消失し(エントロピーが増え)、熱的死に陥ったことにも原因があるのかもしれません。

//地域のデザインには「神」あるいは「闇」といった「非日常」を内包させた秩序の動的更新が必要であると思います(闇のない秩序は面白くない)。

//上から目線の「平均化」と、現場の声を聞く「公平性」とは別物です。おにぎりが欲しい人、缶コーヒーが欲しい人。人はそれぞれ、「今、欲しいもの」が異なります。その声を聞かずに、すべてに両方を均等配分しても人は幸せにはなれません。
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