鳥栖市VTuber
鳥栖市の魅力を発信するバーチャルYouTuberとWebサイト制作
概要
これは何?
鳥栖市の魅力を動画配信、SNSなどで発信するバーチャルYouTuberの制作とオフィシャルサイトの制作
背景と目的
近年、2Dや3Dで描画されたキャラクター(アバター)を使い、インターネットやメディアで活動するバーチャルYouTuber(略語:VTuber)が広く広がっている。この文化は2016年頃から始まったとされているが、現在では多くの企業や地方自治体なども参入し、様々な方面で活用される人気のコンテンツとなっている。
このような背景を踏まえ、地元である鳥栖市を代表するVTuberを制作する。主に、広く知られていない鳥栖市の観光、特色について、その魅力を制作したVTuberを使い、動画、配信、SNS等で発信し、それらコンテンツをまとめるWebサイトを制作する。VTuberに馴染みのある10代から20代の若年層の市内外の人に向けて発信し、最終的に鳥栖市のさらなる活性化を促す。
尚、本研究は2023年前期からはじめ、今年度の卒業研究まで継続して行うものであり、2024年前期の卒業研究では、Live2Dモデリングと動画の試作を主に、鳥栖市調査、Webサイトの調整、後期のコンテンツの完成に向けた全体的な制作を行う。
コンセプト
- キャラクターの性格にあったLive2Dモデリングをする
- VTuberを活用した観光地紹介動画を制作する
- 鳥栖の魅力が伝わる動画にする
- キャラクターの性格やアバターの活用方法に合わせたデザインにする
成果物の仕様
- 試作1 音声なし
- 試作1
- 3年前期:初めて触るソフトを試用、自作したイラストデータから2Dアバターを試作(簡単に制作に必要な行程をなぞる)
- 3年後期:アバターデザイン完成、場面ごとに合わせた別衣装の制作、VTuberを使ったコンテンツについてまとめるWebサイト雛形制作、動作確認も含めてLive2Dモデリングに手をつける
- 4年前期:Live2Dでモデリング、Vtuberを使ったコンテンツ制作(鳥栖市の名所紹介動画、Webサイト、SNS)
- 4年後期:Vtuberを使ったコンテンツ制作(鳥栖市の名所紹介動画、Webサイト、SNS)
最終的にwebサイトにYoutube、Xなど各コンテンツをまとめる
→例:舞鶴よかとオフィシャルサイト
- 動画の詳細
→広く知られていない鳥栖市の観光、特色について発信したいので、地元民しか知らないマイナーだけど魅力的な場所(人が少ない場所や知られていない情報)を紹介する動画を制作
周辺の県や市の観光サイト等を調査した上で、県の魅力として挙げられていた、観光スポット、レジャー、グルメ、交通情報の4つのジャンルごとに1つピックアップして動画を撮影
- 自己紹介動画
- 観光、文化(中冨記念くすり博物館)
- レジャー・自然(四阿遊泳場)
- グルメ(未定)
- 鳥栖駅(駅構内のお店、周辺施設、地元で愛される季節行事情報)
の5本の動画を予定
YouTubeに3分~5分程の動画としてアップロードすることも考えていたが、この研究が、TiktokやInstagramのリールで短時間で効率的にコンテンツを消費することがあたりまえとなっている若年層向けという点と、長尺の動画よりYouTube short等の短い動画の方が気軽に見ることができ、視聴のハードルが低いため、より多くの人に動画を見てもらうことができるという点から、1分以内の動画を制作し、YouTube shortやInstagram、Tiktokで動画の投稿を行おうと考えている。
- 場面や活用方法から衣装について決める
→観光、レジャー、グルメ、交通の4つのジャンルに分けたので、それぞれの場面にあった服
- 観光(博物館)は厳格、静か、正装のイメージ
→アバターの衣装も軽い正装
- レジャーは自然、元気、運動、体を動かすのイメージ
→アバターの衣装もデフォルトのジャケットを脱いだ軽い服と、短パン
- グルメは取材地によってイメージに変動があるが、
→居酒屋なら上着を脱いだ軽い服、カフェなら軽い正装
- 駅は外のため、
→デフォルトのパーカーの上に大きなジャケットの服
- 試作1 音声なし
制作ツール
- Live2D Cubism Editor
- Photoshop
- Premium pro
- Vtube Studio
- obs
- cap cut
- ChatGPT
- LIFEBOOK UH Series
- windows10
プロジェクトの期間
2024.04.12 - 2024.12.20
まとめ
- 動画素材の撮影や音声の収録について、質が低いため、機材を導入する
- 表情、衣装差分を実装する
- 音声について詳しく決定する(ボイスチェンジャー、AI音声)
- SNS(Instagram、YouTube、X、TikTok)を開設する
調査
現状調査
- バーチャルYouTuberとは
バーチャルYouTuber(バーチャルユーチューバー、英: Virtual YouTuber)は、主にインターネットやメディアで活動する2DCGや3DCGで描画されたキャラクター(アバター)、もしくはそれらを用いて動画投稿・生放送を行う配信者の総称を指す語。略語として「VTuber」「Vチューバー」(ブイチューバー)が使われる。
2016年12月に活動を開始したキズナアイがYouTuber活動を行う際に自身を称した事に始まる語であり、元々はキズナアイ自身を指す語だった
参考 | Wikipedia バーチャルYouTuber
- VTuberマーケティングとは?メリットや活用の流れを解説!
- 若年層(Z世代)へのリーチが可能
→Vtuberは若年層、とくにZ世代を中心に人気が高いため、10代・20代の若者にリーチできるメリットがある。
Z世代は憧れやその人を強く支持するなどの「推し」文化を強く持っており、推しに対して、「自分ができることで最大限応援したい」などの気持ちがあるため、何かのプロモーションでも高い効果が期待できる。
(中略)
- 企業イメージに合わせた柔軟な対応が可能
→Vtuberは架空のキャラクターであるため、企業やプロモーション内容のイメージに合わせたキャラ付けが可能。
また生身の人間とは異なり、アニメーションやエフェクトなどを使い分けることで、さまざまなイメージを映像で表現できる。伝えられるイメージの幅が広いというのは大きなメリットになる。
先行事例
企業や地域のプロモーションに特化したVtuber
- 舞鶴よかとオフィシャルサイト
福岡を盛り上げるご当地VTuberとして活躍中の舞鶴よかとのオフィシャルサイト。プロデュースや発信するコンテンツなどが特に地域に密着しており、地上波の福岡放送のテレビやラジオにも出演し、知名度をあげている
- deporuters
企業が制作したVTuber
ミズノ初の公式VTuberで、スポーツに関する動画に加え、ゲーム実況や歌ってみたなど親しみやすいコンテンツを配信
- 地域の魅力を発信するVtuber
地方自治体に公認されたVTuber
「地域の魅力を世界に発信すること」を使命に、動画や生放送、Twitterなどで日々、観光地やおいしい食べ物について発信
技法・技術情報
プロジェクト管理
スケジュール
ToDo
- スケジュールの更新、見直し
-Live2Dモデリング試作
- Webサイト更新
-動画撮影
- 音声録音 ボイスチェンジャー、AI音声
-OBS設定
-動画試作
- 動画制作
進捗記録
2024.06.07
作業
2024.05.31
作業
2024.05.24
作業
- Live2Dでモデリング
仮完成 VTube Studioで動くことを確認
2024.05.17
作業
2024.05.10
作業
2024.04.26
作業
2024.04.19
メモ
2024.04.12
前回制作の振り返り(3年後期、引き続き制作)
- 3年前期で指摘を受けたこと
- スケジュール管理!
- ターゲット層をしっかり決め、それを反映させたアバター制作
- アバターの性格に合わせた動きをつける
- 3年後期で作業すること
- 鳥栖市の調査
- 作業中にスクリーンショットなどをこまめに撮り、難しかったことや気づいたことをノートやサイトにまとめる
- Live2Dモデリング
- サイト整理
- 動画制作について事前調査
調査