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コンピュータ概論/2025

コンピュータ概論 2025

芸術学部|前期 水曜4限 15号館1F 15102
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第11回 プログラミングと開発環境2

今最も注目度の高い言語は JavaScript ですが、これについては、次回以降の Web開発 の中で触れるので、今回は、簡単に導入体験が可能な Processing から解説をはじめます。

事例1|Processing

デザイナー・アーティストのためのプログラミング言語

事例2|Python

AI開発の定番、多くの人が学んでいる汎用言語

付記:3DCGのプログラミング

第10回 プログラミングと開発環境

はじめに

前回の補足

書棚とDB.jpg

様々なプログラミング言語

様々な開発環境

意見交換

プログラミング教育について思うこと・・
あなた自身の経験の有無、すべての人に必須? いつから学ぶ? 何が得られる?
汎用シート

関数 y =f(x) について

プログラムを理解するための基本概念である「関数」について・・

\[y=f(x)、y=f(x_1, x_2, ・・・x_n)\]
入力:x → 処理:f ( )  → 出力:y

例えば、 \(y=2x+1\) というのは「入力データを2倍して1加えたものを出力する」、 \(z=x+2y\) というのは「入力データx に 入力データyの2倍を加えたものを出力する」という意味です。

ソフトウエア開発の世界では プログラム ≒ 関数 です。あらゆるプログラムは「何らかの入力に対して、一定の処理を行なって、結果を出力する」という形で、記述されます。

参考:Function

同様の関係表現

入力(input)と出力(output)の関係は、話し手の専門分野によって表現が異なりますが、以下の組み合わせ、基本的にすべて同じことです。

入力(input)と出力(output)をデバイスの視点で語ると・・

機械と生物の大きな違いは、フィードバックループのあり方。生物の場合、出力器官からのフィードバックが常に働いています。



第9回 データとデータベース

はじめに

データとは

データベースの仕組み 


意見交換

第8回|オンライン体験

今回は、自宅のオンライン環境の動作確認を前提に、オンラインで実施します。

ご参加ありがとうございました。授業・参加者の動作確認、終了しました。

接続情報

Zoom ミーティングに参加する
ミーティング ID: 829 5388 9829
パスコード: 178821

はじめに

接続時の配慮事項

演習





第7回|ネットワーク

はじめに|レポート提出について

オンライン授業体験について

次回第8回を以下のとおりオンラインで開催します。


ネットワーク技術について

参考:九産大個人領域(中央会館PC)へのアクセス|学内ネットワークのみ

大学が用意している個人領域には、以下の方法で接続できます。

九産大個人領域への FTP接続|学内ネットワークのみ

また、FTPクライアントソフトを使ってアクセスする場合は、以下の情報を利用することで、ファイルの操作が可能になります。

FTPクライアントで接続後、WWW-KSU という名称のフォルダ内に index.html 他のファイルを置くことで(学内のネットワークからの閲覧に限られますが)Webサイトの設置の練習をすることも可能です。

http://www.kyusan-u.ac.jp/~ (あなたのユーザID)

というアドレスで閲覧可能です。

例えば、ドキュメントルート(WWW-KSU)直下に SampleSite というフォルダを置いて、その直下に index.html を置いた場合は、以下の形式のURLで、サイトにアクセス可能(例は 学籍番号 24ax001 の場合)。つまり、フォルダの数だけ Webサイトを設置することができます。

http://www.kyusan-u.ac.jp/~k24ax001/SampleSite/




第6回 コンピュータの基本構造と論理回路

入力・処理(記憶)・出力 

2進数と論理回路

第5回|様々なアプリケーションの活用

アプリケーションについて

Officeツール

グラフィックツール

ソフトウエア開発ツール

> 第10回 の授業で紹介します。

コンピュータとネットワークに関する留意事項

意見交換

第4回 インターネットの活用2

はじめに

メールの活用について(前回 説明できなかった内容)

グループウエアの活用について

すでに様々な授業で利用されているかと思いますが、大学で用意されているTeams の実際の動作を改めて体験的に確認します。

クラウドドライブの活用について

大学に用意された OneDriveにも同様の機能がありますが、ここでは受講生の大半が個人所有する Googleアカウントを利用した GoogleDrive を紹介します。

意見交換

今回は時間の都合により、書き込み事項はありません。

第3回 インターネットの活用

WWW

internet.png

WWW(World Wide Web)は、ネットワーク同志をつなぐ、蜘蛛の巣状のネットワークで、主にHTMLによるハイパーテキストが送受信されるシステムです。もともとは、大学や研究所などの個々のネットワーク同士が同一の規約(プロトコル)にしたがって、自律分散的に勝手に手をつないだもので、全体を管理する中央集権的な組織があるわけではありません。
 どこかが断線しても、別の経路で目的のコンピュータにつながる仕組みになっているので、非常に安定した信頼性の高い仕組みといえます。しかし逆に言えば、一旦情報が流出すると、誰にも止めることができません。発信前に十分な注意が必要です。
画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Protocole_HTTP_TCP-IP_Passerelle_Routage.svg

Webはクライアント・サーバモデルに基づくシステムで、クライアント側の視点でみると、以下のように動作します。

ブラウザの活用

ブラウザとは Webサイトを閲覧するためのアプリケーションです。SNSや様々なクラウドシステムが日常的なものになった今日、最も使用頻度の高いソフトウエアといえるでしょう。

メールの活用について


意見交換




第2回 デジタルデータの活用

はじめに


デジタルデータの基本単位

以下、様々な形式のデータについて、
実際のソフトウエアを使いながら紹介します。

バイナリデータ

01の羅列として記録されたデータで、人間には読めない(コンピュータにしか理解できない)データです。実行可能なアプリケーション、特定のアプリケーションに依存したデータ、画像データなどが、この形式で記録されています。

テキストデータ

コンピュータが扱うファイルの中で、最もシンプルなのが、プレーンテキストといわれるもので、数字や文字が1〜3バイトのコードとして羅列されたものです。一般に拡張子 .txt をつけて保存しますが、例えば、CSV形式のデータや、Webページの記述に用いるHTML(.html)・CSS(.css)・JavaScript(.js)や、データを列挙した CSV(.csv)も、基本的には .txt で保存したものと同じプレーンテキストファイルです。プレーンテキストは、テキストエディタをはじめ、様々なアプリケーションソフトウエアで開くことができます。ASCIIデータと呼ばれることもあります。

ラスターデータ

RasterGraphics

ベクターデータ

VectorGraphics

3DCGが扱うデータ

例えば、Blenderのシーンデータ(.blend)などは、様々な種類のデータの複合パッケージとなっています。

動画データ

動画ファイルには、画像、音声、字幕などのデータが含まれています。例えば、MP4は、コンテナボックスの中に複数のボックスをもつ木構造で、以下のような情報が格納されています。

意見交換

データの情報量(B, KB, MB, GB・・)について、日頃どの程度意識していますか? また、意識しているとすれば、それはどんなケースですか?

第1回 ガイダンス

はじめに

基礎的事項の確認

基礎的知識の確認

日常生活におけるデジタル機器の使用に関わる受講生の皆さんの現状を確認させて下さい。以下、無記名の調査です(単位認定とは無関係です)。

意見交換

身近にあるコンピュータではない機器・モノの具体例を挙げて下さい。コンピュータについて議論するには、はじめに「コンピュータではないもの」を確認する必要があります。視点を対象世界の外部に置くことが大切です。

APPENDIX

大学入学前の ICT関連教育について概観します。

小学校におけるプログラミング教育

2020年から「プログラミング教育」が必修化されていますが、プログラミングという科目が新設されるわけではなく、算数・社会・理科・音楽などの各科目の授業内に組み込まれる形で行われます。プログラミング言語の習得というより、「論理的思考力を身につけること」にその目的があります。以下、事例。

中学校におけるプログラミング教育

中学校では2012年時点の学習指導要領で「技術・家庭科」のカリキュラムに「プログラムによる計測・制御」が位置付けられていましたが、2021年からはより具体的な内容のプログラミング教育が「技術」の授業などに組み込まれるかたちで実施されています。中学校でのプログラミング教育の目的は「IT社会を生き抜く力を身につけること」とされています。小学校と同様に具体的な授業内容は各中学校で異なります。以下、事例。

高等学校における情報教育

高等学校には「数学」や「理科」と同様に、2003年度から「情報」という教科が設けられています。2021年までは、高校の情報科において「情報の科学」という科目を選択すればプログラミングを学べる・・という形でしたが、2022年から「情報Ⅰ」と「情報Ⅱ」が追加され、「情報Ⅰ」は必修、2024年度の大学入学共通テストにも出題されるようになりました。以下、科目の構成概要です。

Society 5.0 (創造社会)おいては、誰もがデジタルデータやAIを使いこなす必要があり、その前提として、コンピュータや情報通信ネットワークの仕組みを理解する(Society 4.0(情報社会))とともに、それらを安全・適切に使うための情報セキュリティ、情報モラルの教育が必要・・とされています。






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Last-modified: 2025-06-11 (水) 15:37:50