#author("2020-11-17T19:17:01+09:00;2019-10-06T13:48:13+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko") *文字 Characters (書きかけです) ~ ***文字体系 -ピクトグラム 絵文字 -表語文字 漢字 -音節文字 かな -音素文字 アルファベット -参考:人間の用いる言語の最大の特徴は[[二重分節>Google:二重分節]] ~ ***文字の歴史 -シュメール(メソポタミア)の[[楔形文字>GoogleImage:楔形文字]] 紀元前3,500年 -エジプトの[[ヒエログリフ>GoogleImage:ヒエログリフ]] 紀元前3,000年 -イランの[[エラム文字>GoogleImage:エラム文字]] 紀元前3,000年 -インドの[[インダス文字>GoogleImage:インダス文字]] 紀元前2,500年 -中国の[[漢字>GoogleImage:漢字]] 紀元前1,500年 -アルファベット(紀元前1500年頃〜) --地中海東部の沿岸地域で発達した北セム文字が源流 楔形文字とヒエログリフを組み合わせてできたもの [[北セム文字>GoogleImage:北セム文字]] > [[フェニキア文字>GoogleImage:フェニキア文字]] > [[ギリシャ文字>GoogleImage:ギリシャ文字]] ※イメージ検索ではほぼ同じものがヒットするようです。 -日本の[[神代文字>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E4%BB%A3%E6%96%87%E5%AD%97]] --[[ヲシテ文字>GoogleImage:ヲシテ]] -仮名文字(奈良時代にめばえ、平安時代〜) --諸説あって、成立時期がはっきりしない・・というのが実情 誰かがある時期に、計画的(政治的)に制定したものではありません --仮名書きの有名な文は、[[古今和歌集仮名序(紀貫之)>Google:仮名序]] ~ ***文字の存在意義 -記憶の外在化と蓄積・保存 > 情報のモバイル化 -情報の時間差伝達を可能に > 非同期コミュニケーション ~ ***文字という情報伝達媒体の特殊性 -文字は視覚情報であると同時に聴覚情報である 目は形から言葉をとらえ、耳は音から言葉をとらえる ~ ***日本の文字文化の特殊性 -ひらがな、カタカナ、漢字。3種類も使うのは日本だけ -数が多い分、一文字が担う[[情報量>InformationTheory]]が大きい --日本語の符号化には2バイト(2SUP{16}; = 65536)必要((現在は文字コードとして UTF-8 を使うため、実質的には一文字3バイトです。)) --アルファベットの符号化は1バイト(2SUP{8}; = 256)で十分 -2バイト文化圏ではフリーフォントに限界。大半は有料かつ高額 -文字変換の煩わしさが日本のIT化の足枷となっている -にもかかわらず日本の[[識字率>Google:識字率]]は非常に高い(江戸時代すでに80%) -日本語は母音中心の言語 虫の声は欧米人にはノイズでも、日本人には「声」 -日本の紙面には「縦組み」と「横組み」がある -補足:[[やまとことば>Language#yamatokotoba]] 太古より日本人が使い続けてきた言葉。日本語の文章の中の、漢語、外来語、また「〜する」という形の動詞以外のもので、一般に「訓読み」のもの --訓読み:音を聞いただけで意味が定まる → 歌詞、キャッチコピー --音読み:漢熟語、同じ音でも複数の意味(じしん:自身、地震、時針・・) ~ -補足:俳句について --世界最小の芸術 その情報量は、3B x 17 = 51B --時間情報(季語)を必須とすることで、空間と時間を総合的に伝える --七五調は、8beatの音楽 |・・・・・- - -|- ・・・・・・・|・・・・・- - -| ~ ***付記 -[[バベルの塔と言語の話>Google:バベルの塔 言語]] ~ ~ ~