#author("2019-12-29T01:54:41+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko") *レンダリング ~ &color(red){Blender 2.8 からインターフェイスが大幅に変更されて、当サイトの内容は古くなっています。}; ~ #image(Blender/render.png,right,40%) Blenderのレンダリングは、プロパティパネルの [Render] から行います。 静止画の場合は、レンダリング後にメニューから画像ファイルとして保存、動画の場合は指定されたディレクトリに自動的に書き出されます。 レンダリングの中止は [ESC] キーです。 #Clear ~ ~ **静止画レンダリング ***レンダリングパラメータの確認 |Resolution| X:1920 Y:1080 100% | レンダリングサイズ | |Aspect Ratio| X:100 Y:100 | アスペクト比(通常1:1) | |Anti-Aliasing on| 8 | アンチエリアシング | |Shading| Check All | 基本的にすべてON | ***レンダリングの実行 プロパティパネルの[Render] > [Image]をクリック ***画像の保存 レンダリング後の画面で、 メニュー > [Image] > [SAVE] その後、保存形式を選択、ディレクトリ選択、ファイル名を記述して[SAVE] ~ ~ **動画レンダリング ***レンダリングパラメータの確認 |Resolution| X:1920 Y:1080 100% | レンダリングサイズ | |Frame Range| Start:** to End:** Step:1 | 出力フレーム | |Aspect Ratio| X:100 Y:100 | アスペクト比(通常1:1) | |Frame Rate| FPS:30(15,10) | 1秒あたりのコマ数 | |Anti-Aliasing on| 8 | アンチエリアシング | |Shading| Check All | 基本的にすべてON | |Output| //(Current Directory) | ムービーファイルの出力先 | ***レンダリング実行 プロパティパネルの[Render] > [Animation]をクリック ムービーファイルは [Output] で指定されたディレクトリに出来上がります。 尚 // は~.blendファイルと同一ディレクトリを意味します。 ~ ~ **レンダリングに関わる設定 ***スムーズシェーディング 形状データは一般に有限の頂点からなるため、そのままではゴツゴツした形で描かれてしまいます。明るさを滑らかに補完したい場合はスムーズシェーディングが必要です。 3DWINDOWの左メニュー [Solid] : フラットシェーディング [Smooth] : スムーズシェーディング 例えば円柱のように、全体は滑らかな曲面でも、エッジ部分はカチッとしたい… という場合もあります。そのような場合は、以下の AutoSmooth を用いて、一定の角度を境に、スムーズとフラットを分けると良いでしょう。 プロパティーパネル [Object Data] > [Normals] > [AutoSmooth]をON ~ ***影の設定 影を正しく出すためには、以下の数箇所を確認する必要があります。 1)レンダリング設定 プロパティーパネル > [Render] > [Shadind] > [Shadows]をON 2)ライトの設定 ライトを選択した状態で、 プロパティーパネル > [Object Data] > [Shaders] > [Ray Shadow]をON 3)影を作る側のマテリアルの設定 プロパティーパネル > [Material] > [Options] [Traceable] をONで、影をつくります。 4)影を受ける側のマテリアルの設定 プロパティーパネル > [Material] > [Shadow] [Receve] をONで、影を受けます。 [Receve Transparent] をONで、透明な物体による影を正しく処理します。 ~ ~ ~