第5回 テスト(相互評価)の準備
AGENDA
- 以下名簿が表示されます。出欠確認・座席記録をお願いします。
出欠確認・座席記録
- 授業形態について
- 対面出席の方は、デジタルラボ 504(17号5F)に出席して下さい。
- 遠隔参加の方は、以下からご参加下さい。
Zoomミーティングに参加する
ミーティングID: 951 7765 7050
パスコード: 338658
- リアルタイム参加と受講生プレゼンが前提のため、録画は行いません。
- 学科サイトに進捗記録を記載 受講生一覧
CONTENTS
はじめに
進捗報告 の確認
みなさんの先週分の報告(プロトタイプ・試作等)を確認します。
受講生2022 一覧
テストについて
テストは、プロトタイプを試用してもらうことで、ユーザーからのフィードバックを得るとともに、ユーザーの共感を高めるための段階です。
- テストは、「ユーザーがそれをどのように認知するのか」、また「ユーザーはそれに対してどのようなやふるまいをするか」を理解する機会です。
- テストは、ユーザーが生活している実際の環境の中で行うのが理想です。しかし、テストを実際の状況で実施できない場合(今回のような遠隔評価もそのケース)は、擬似的な環境でそれを追体験できるように工夫しましよう(例えば、あなた自身が実際にそれを扱う場面を動画で見せるなど)。
テストの目的
- プロトタイプとアイデアを改善するため
テストはプロトタイピングを繰返してアイデアを改善する目的で行います。
- ユーザーの認知や行動について理解するため
テストは、観察と関わりを通して「共感」を構築する機会でもあります。また、予期せぬ「気づき」の機会でもあります。
- 着眼点を見直すため
テストは、私たちが問題を正しく捉えていなかったこと、また、正しい課題設定をしていなかったことを気づかせてくれる機会でもあります。
テストの要点
以下の説明は、リアルにテストが実施できる場合の一般論としてお読みください(今回は遠隔が前提となっているので、プロトタイプをWeb上で見てもらう・・というかたちで実施します。手にとって見てもらうことはできません)。
- プロトタイプは、ユーザーが評価を行うための説明資料としてではなく、ユーザーがリアルに反応できる体験素材として準備します。
- 説明は行わず、とにかく「見せる」「触らせる」が重要です。
- ユーザーがプロトタイプを「自ら解釈する」時間を設けることが重要です。
- ユーザーがプロトタイプをどのように扱うか(どこで使い方を間違うか)、また、どのような反応をみせるかを「観察」しましょう。
- ユーザーがプロトタイプについて発した言葉や、ユーザーの発した疑問に耳を傾けましょう。
- ユーザーが「比較」できるように、複数のプロトタイプを試しましょう。比較をさせることで、潜在的なニーズが明らかになることがあります。
相互評価シートの準備
それぞれのプロジェクトのプロトタイプについて、全員からコメントをもらうために Googleスプレッドシート(共同編集シート)を用意します。
1) Googleドライブにシートを作成
- マイドライブ上で、右クリック>新規スプレッドシート
- プロトタイプ評価シート(参考例)から名簿をまるごとコピー&ペーストして、自分自身の行をグレーにして下さい。
- 作成したシートを 右クリック > 共有
- リンクを取得 をクリック
- 制限付き> リンクを知っている全員
2) 共同編集を可能にする
- 「閲覧者」を「編集者」に変更
3) 学科サイトからリンク
- 上記のダイアログ上で「リンクをコピー」をクリック
- このリンクアドレスを以下の形式で貼ればOKです。
[[プロトタイプ評価シート>https://docs.google.com/sprea・・・sharing]]
この情報は、プロトタイプ紹介部分の直下に記載して下さい。
4) 準備完了のイメージをご確認下さい
次週について
- 準備解説の後、受講生全員相互に評価コメントの入力を開始します。
- 今週中に、個々のプロジェクトのページを整理するとともに、相互評価シートを完成させて下さい。