第10回
AGENDA
- 以下名簿が表示されます。出欠確認・座席記録をお願いします。
出欠確認・座席記録
- 授業形態について
- 対面出席の方は、デジタルラボ 504(17号5F)に出席して下さい。
- 遠隔参加の方は、以下からご参加下さい。
Zoomミーティングに参加する
ミーティングID: 915 0927 6683
パスコード: 933336
- リアルタイム参加と受講生プレゼンが前提のため、録画は行いません。
- 学科サイトに進捗記録を記載 受講生一覧
CONTENTS
進捗報告
受講生の方(10 ~ 15名)のプロジェクトの現状確認と意見交換を行います。
順番に現状の報告をお願いします。
受講生2022 一覧
補足講義|テキストエディタ
はじめに
- テキストエディタはブラウザと並んで、使用頻度の高いツールです。
- 日常使いできる良いモノを選ぶことで、デジタル作業全体の効率が上がります。
テキストエディタとは
テキストエディタとは、文字の入力・編集を行う最もシンプルなソフトウエアです。Web上の文章をコピー&ペーストするとき、思いついたことをメモするとき、サッと立ち上がる軽快なエディタがあると非常に便利です。自分の手になじむエディタを手に入れることで、サクサク仕事ができるようになりますので、是非この機会にいろいろ探してみてください。
基本的なこと
- テキストエディタを用いて作成したファイルは、一般にプレーンテキストファイルといって、拡張子 .txt をつけて保存します。例えば、Webページの記述に用いるHTML(.html)やCSS(.css)も基本的には .txt で保存したものと同じプレーンテキストファイルです。
- プレーンテキストファイルは文字列が記録されただけの最もシンプルなファイルなので、他のテキストエディタはもちろん、ワープロその他の様々なアプリケーションでそれを読み込んで利用することができます。したがって、授業で使うテキストエディタと、自宅PCにあるテキストエディタが異なるものでも、データには100%互換性があるので、まったく問題ありません。
テキストエディタの例
- メモ帳|Windows 標準
Windowsを利用している方、アクセサリ>メモ帳で立ち上がります。
- テキストエディット|MacOSX 標準
Macの方、アプリケーションフォルダの中にあります。
[注] このソフトは、デフォルトではリッチテキスト情報を画面に反映してしまうので、純粋なテキストエディタとしてHTMLのタグ打ち等に使用したい場合は、環境設定で、リッチテキスト情報を無視するように設定する必要があります。
- Atom Atom|サイト内記事
Atom(アトム)は、GitHubが開発したオープンソースのテキストエディタ。コード補完機能(最初の数文字を入力すると、入力候補を推測して補完してくれる機能)はもちろん、機能拡張も豊富です。
Windows版、Mac版、Linux版があります。> https://atom.io/
- Visual Studio Code
Microsoft製、オープンソースのエディタ、というか IDE です。
Windows版、Mac版、Linux版があります。
参考:Brackets
Adobeによるオープンソースのテキストエディタ。HTML、CSS、JavaScriptに特化したWeb制作用のツールです。標準で日本語化されている点で、Atomより導入しやすいかもしれません。Atom同様にコード補完機能があります。Windows、Macに対応。
> 開発・サポート終了 > VisualStudioCode 推奨
- TEXT|Google Chrome アプリ
Google Chromeのアプリメニューから起動できるシンプルなものですが、普通にデスクトップや書類フォルダでのファイルの読み書きが可能です。
上記のサイトから [ Chromeに追加 ] するだけですぐ使えます。
- Vi / Vim since 1976
Mac,Windows,Linux版があります。昔からUnixを使っている人の定番です。ライセンスGPLです。ただし、インターフェイスにはかなりクセがあります。
https://www.vim.org/
文字コードについて
文字コードとは、コンピュータ上での文字の内部表現(バイト表現)あるいはその対応関係のことです。日本語が扱える文字コードとしては、ISO-2022-JP、EUC-JP、Shift_JISなどがこれまで良く使われていましたが、近年では多言語用文字コードであるUTF-8が標準といえます。
エディタには、データの文字コードを変換する機能や、文字コードを指定して保存する機能があるのが普通です。テキストデータの保存の際は、どの文字コードを利用しているのか、正しく把握するようにして下さい。
※HTMLファイルなどでは<meta>タグで文字コードを明記する場合があり、それと実際の文字コードが違っていると、ブラウザが誤解して、いわゆる「文字化け」をおこしてしまいます。
改行コードについて
改行を意味するコード(エディタの画面上では見えません)は、Windows, Mac, Linux それぞれ異なります。
Windows | LF+CR |
Mac OS X | LF |
Linux | LF |
Mac OS 9 | CR |
したがって、ソフトウエアによっては異なるOSで作成されたテキストファイルの読み込み時に改行が正しく反映されなくなる場合もあります。異なるプラットフォーム間でデータの受け渡しをする際は、テキストファイルの改行コードにも注意するようにして下さい。
効率的な操作のためのキーワード
- 検索・置換
- ペイン分割
- 行の折り返し
- 文字サイズの拡大・縮小
- 特殊記号の可視化
- 自動整形プラグイン
- 言語ごとのワードの自動補完機能
ショートカットキー について
- コピー&ペースト
基本中の基本です。ほぼすべての環境で共通です。- [CTRL(⌘)] + [c] コピー
- [CTRL(⌘)] + [x] カット(切り取り)
- [CTRL(⌘)] + [v] ペースト(貼付け)
- 文字列検索
- [CTRL(⌘)] + [f] 検索
- UnDo / ReDo
- [CTRL(⌘)] + [z] 元に戻す
- [CTRL(⌘)] + [SHIFT] + [z] やり直す(UnDo の取り消し)
- ファイル>新規・開く・保存
ほぼすべてのソフトウエアで共通です。- [CTRL(⌘)] + [n] 新規作成
- [CTRL(⌘)] + [o] 開く
- [CTRL(⌘)] + [s] 保存(上書き保存)
- 参考:MacOSでの入力文字の文字種変換
MacのファンクションキーにはWinとは異なる機能があてられているので、
Windowsのように「入力したあと[F7]でカタカナ」ということができません。
で、ひらがな入力の時は、以下の操作で文字種を事後切り替えできます。- [CTRL] + [j] ひらがな
- [CTRL] + [k] カタカナ (Windowsの[F7]相当)
- [CTRL] + [l](エル) 全角英数
- [CTRL] + [;] 半角英数 (英数キーを2回押しでも可)