事後講義 アニメーション
3DCG演習|情報デザイン専攻2年 選択(集中)
ガイダンス動画
- 以下名簿が表示されます。既読確認(出欠確認)をお願いします。
既読確認
アニメーション
3DCGツール では、オブジェクト全体の座標・形状、またカメラ、マテリアル、ライト、ワールドなどのプロパティーを、時間経過ととも変化させるかたちで、様々なアニメーションを実現することができます。
はじめに
アニメーションのアウトプットは当然動画ファイルとなります。以下の方法で、動画ファイルとして出力されます。
Topbar > Render > Render Animation
出力仕様は、プロパティーエディターの Render Property タブと Output Propertyタブで、必要な項目を設定します。
- Render Property
- Render Engine:Eevee(高速) または Cycles(高画質)
- Frame Rate:24 fps など
- Output Property
- Format:X 1920, Y 1080 など
- Frame Range:開始フレームと終了フレームの間が動画出力されます
- Output:書き出し場所 ← レンダリング前に必ず確認して下さい、
- File Format(FFmpeg など)
キーフレーム
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移動・回転・拡縮 | キーフレームの編集 | マテリアル | カメラ・照明 |
それぞれ「YouTubeで見る」として大きな画面で視聴して下さい。
アニメーションの基本は「キーフレームの設定」にあります。移動・回転・拡縮や、マテリアル・照明・カメラの状態変化など、いずれも変化の「節」となるフレーム(時刻)に、その時点でのパラメータを記憶させることで、中間状態を自動補間するかたちで、アニメーションが実現します。
Parent / TrackTo / パスアニメーション
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親子関係の設定 | パスアニメーション | 階層化 |
それぞれ「YouTubeで見る」として大きな画面で視聴して下さい。
オブジェクトやカメラの動きを設定する際は、オブジェクト間の親子関係の設定や、カメラのターゲットロック、パスに沿わせて移動させるなど、主従関係を正しく持たせることが必要になります。例えば、プロペラを回しながらパスに沿って飛ぶヘリコプター・・には、以下のような設定となります。
- 回転のみを継続けるプロペラ部分の設定( Rotation のみを記録)
- プロペラ(子)をヘリコプターの機体(親)に対して、ペアレント設定
- 機体(親)が、パスに沿って移動するように、Follow Path を設定
課題3 Another World
シンプルなオブジェクトの移動・回転・拡縮、色や光の変化、パスアニメーションなど、形式は自由です。実写とは異なる 3DCGならではの表現の可能性を模索してください。
提出仕様
- 画面サイズ:自由(最小 640px幅)
- 時間:10秒以上(10 s x 24 fps = 240 frame 以上)
レンダリングに要する時間は、[ 静止画のレンダリング時間 X フレーム数 ] となります。反射・透明等の再現を Cyclesエンジンで行うと、相当な時間がかかる・・とお考えください。この演習を事後講義としたのは、レンダリング時間の問題があったためです。 - 音声:自由(基本的に無音でも構いません)
- 提出形式:YouTube にアップした上で、個々のページに埋め込み掲載
- 演習3として、作品タイトルとコメントを記載して下さい。
- 無音の場合は、掲載動画の直下に「この作品には音声はありません」などと、無音であることを注記してください。
- 提出締切:9月15日(課題1、2の最終提出も同日最終締)
APPENDIX
今回の説明内容の詳細は、以下のページに記載しています。動画を見るより読む方が早い・・という方は、以下をご覧下さい。
> Blender/Animation