「高校1年生を対象とした物理基礎の理解をサポートするデザイン研究」の版間の差分
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今村(2019)は『高校物理の教科書にて用いられる数式と高校数学のカリキュラムの関連について』の中で、物理基礎の力学の範囲で用いられる式の数が70あるのに対して中学以前の数学の知識を必要とする式の数が24、微分・積分の知識を必要とする式の数が12、ベクトルの知識を必要とする式が34あると述べている。ベクトルに関しては、物理基礎の力学範囲の式の数の48.6%を占めている。また | 今村(2019)は『高校物理の教科書にて用いられる数式と高校数学のカリキュラムの関連について』の中で、物理基礎の力学の範囲で用いられる式の数が70あるのに対して中学以前の数学の知識を必要とする式の数が24、微分・積分の知識を必要とする式の数が12、ベクトルの知識を必要とする式が34あると述べている。ベクトルに関しては、物理基礎の力学範囲の式の数の48.6%を占めている。また | ||
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2019年11月8日 (金) 02:44時点における版
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- 大渕浩史 / 九州大学院芸術工学府
- ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ / ◯◯◯◯◯◯ University ← 氏名 / 所属 の英語表記
- Keywords: Product Design, Visual Design ← キーワード(斜体)
- Abstract
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目的と背景
平成29年9月に文部科学省は、高等学校の学習指導要領の改訂を行った。その内容のなかに、 知識を相互に関連付けてより深く理解したり、情報を精査して考えを形成したり、問題を見いだして解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりすることに向かう過程を重視した学習の充実が必要。 という記載がある。また来年度から始まる大学入学者選抜改革により、従来マーク式であったセンター試験から記述式となる大学入学共通テストに変更になることで、パターン暗記型の学習ではなく、より深く知識を理解して、問題で応用していく力が必要となる。 高校に入学して物理基礎を学び始める高校1年生が持つ学習内容の理解に関する課題を抽出し、今後の物理基礎・物理の理解をサポートするための要件を抽出することを目的とする。
研究の方法
文献調査では「理解力」、「読解力」についての内容と「物理の学習」についての既往研究調査と先行事例調査を行い、「物理の理解」について必要、または効果的な要因を抽出する。 フィールド調査では、大きく分類して2つ行う。1つ目は、高校1年生が物理を学習、理解する上での課題を抽出することである。2つ目は、デザイン提案の検証、評価を行う。 さらに、文献調査とフィールド調査をもとに、考察を行い物理の理解における課題を抽出する。その課題をもとに、ツールを作成し、その有用性を検証し、評価してもらう。
文献調査
今村(2019)は『高校物理の教科書にて用いられる数式と高校数学のカリキュラムの関連について』の中で、物理基礎の力学の範囲で用いられる式の数が70あるのに対して中学以前の数学の知識を必要とする式の数が24、微分・積分の知識を必要とする式の数が12、ベクトルの知識を必要とする式が34あると述べている。ベクトルに関しては、物理基礎の力学範囲の式の数の48.6%を占めている。また
フィールド調査
まとめ
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脚注
参考文献・参考サイト
- 文部科学省(2018)『高校学習指導要領』p4 本文10〜15行目
- 山崎真弘(2019)『高校物理の読解プロセスと情報の図式化のデザイン研究』
- 今村吉孝(2019)『高校物理の教科書にて用いられる数式と高校数学のカリキュラムの関連について』