一般生活者に向けた配色サービスツールのデザイン研究

提供: JSSD5th2019
2019年11月1日 (金) 15:45時点における王曦 (トーク | 投稿記録)による版
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王曦 / 九州大学大学院芸術工学府
WANG, Xi / Graduate School of Design, Kyushu University
池田美奈子 / 九州大学大学院芸術工学研究院
IKEDA, Minako/ Faculty of Design, Kyushu University 
Keywords: service tool, color scheme


Abstract
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はいじめに

図1.配色ウェブサイトAdobe Color

 配色構成は、人間生活のさまざまな機能、情緒の意味表現において単色で見られない数多くの効果が期待される[1]。例えば、多くの人がプレゼンテーションを行う機会があり、発表の内容が聴衆に伝わるため、その内容に加えて文字の大きさや色の見やすさなどの視覚的な要素が大きく影響する。そこで、色の見やすさについて、大島(1953)[2]は黄色と紫など明度差の大きな色の組み合わせが視認性が高くなっていると指摘している 。しかし、明度差などの色彩知識を理解するためには一定の学力が前提となる。同時に、配色をするとか配色がよいとか、その原因のひとつに実践経験を積むことが重要である。よって色の基本がわかるが、手軽に最適な配色を決まることは簡単ではないと考える。

 近年、Adobe colorのような配色作成、配色提案を提供する配色ウェブサイトが一般化している(図1)。これらの配色サービスツールを使うことで、色の組み合わせを考える時間が節約でき、色彩のインスピレーションも得られるメリットがある。しかし、ウェブサイト分析ツール「SimilarWeb」を通して、それらの配色ウェブサイトの利用者は主に美術やデザイン関係者であり、グラフィックデザインやウェブデザインに興味があるからこそ利用する状況が多い。さらに、一定の配色知識を持つといった前提で、配色作成などの機能はインタフェースで操作しやすくになっているが、非専門者にとって数多くの色の中から適切な組み合わせを作ることがかなり困難と考えられる。そのため、配色ウェブサイトのような配色サービスツールは非常に専門性が高いイメージが持たれている。

 一方、一般生活者にとって暮らしの様々な場面で配色を意識しながら生活していると言える。例えば、手持ちの服の違った配色の可能性を見つけることや、仕事で配色を考慮してプレゼン資料の内容をより伝わりやすくすることなど。そのため、配色ニーズは美術やデザインなどの専門者だけのものではなく、配色サービスツールも同様に一般生活者にも必要ではないだろうか。しかし、配色ウェブサイトのような既存の配色サービスツールは主に美術やデザイン関係者が利用している現状である。また、配色ウェブサイトで取集された配色の提案は主にデザイン作品やイラスト作品を中心として、生活情景と離れってしまっていることも、既存の配色サービスツールは一般向けにはうまく機能していないのではないかと考える。

 したがって、本研究では一般生活者は配色サービスツールが必要であることを踏まえて、既存の配色サービスツールをひとつのプロセスとしてそれらのコンテンツや機能などの調査・分析を行い、現行の配色サービスツールと一般生活者の配色ニーズにおける問題点を明らかにすると目的とする。

研究の方法

図1.◯◯◯◯

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調査結果

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考察

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おわりに

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脚注

  1. [1]
  2. [2]
  3. 九産花子, 2017, デザイン学研究 XXX巻X号 pp.XX-XX, 日本デザイン学会


参考文献・参考サイト

  • ◯◯◯◯◯(20XX) ◯◯◯◯ ◯◯学会誌 Vol.◯◯
  • ◯◯◯◯◯(19xx) ◯◯◯◯ ◯◯図書
  • ◯◯◯◯◯(1955) ◯◯◯◯ ◯◯書院