「緩和から緊張」のエネルギー移行による笑いの生成
- 米中シットコム番組の分類と分析 -
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- 吉松孝 / 九州大学大学院芸術工学府
- Yoshimatsu Takashi / Kyushu University ← 氏名 / 所属 の英語表記
- Keywords: Sitcom comedy, media, TV programme ← キーワード(斜体)
- Abstract
- This research argues that laughter can occur at a transition from relaxation to tension in sitcom, using representative programmes in the United States and China. In the analysis of laughter using "energy theory", the energy transition of “relief into tension” is not a premise of laughter, and laughter caused by “relief to tension” is not described. However, in sitcom, the occurrence of laughter in a scene that can be applied from "relaxation to tension" is confirmed. Therefore, this research reveals the generation factors of laughter caused by energy transfer. US-China program scripts will be applied to classifications, proportions will be presented and a commonality and structure between US-China will be clarified.
目的と背景
笑いの仕組みを解析する理論の1つ「エネルギー理論」では、先陣の研究者らが「緊張」(Tension)と「緩和」(Relief)という概念を用いて、心的エネルギーの移行による笑いの発生について論じてきた。「緊張」と「緩和」の二項の動きについて、「緊張から緩和」で説明される笑いはある。日本の落語における「笑い」を分析した桂(1993)[1]、長島(2007) [2]「緊張から緩和」という概念を用いている。Martin,Ford(2018)[3]のエネルギー理論を用いた研究でも「Relief of Tension」(緊張の解放)によるユーモアは成立すると述べられている。Hurley (2011) [4]も「緊張をいかに解放するか」をエネルギー解放理論の前提に据えている。 一方、反対側のベクトルである「From Relief (Relax) to Tension」における笑いの発生については論述されておらず、「緊張をいかに解放するか」がエネルギー解放理論の前提に立っている。ジョークやユーモアに於ける笑いの生成構造は以下のようになる。(図1)
解放状態やリラックスした状態から緊張に持ち込まれた状態というエネルギーの移行は前提とされていない。しかし、実際、シットコム番組という番組形式においては、「緩和から緊張」に分類されるようなシーンでの笑いの発生が確認される。(図2)
以上の背景により、本研究は、シットコム番組においては緩和から緊張のエネルギー移行において笑いが発生し得ることを、米中の代表的なシットコム番組を使用して明らかにすることを目的とする。
研究の方法
米中のシットコム番組の事例を取り上げながら、テキスト分析を行い、エネルギー移行による笑いの発生要因を明らかにするもので、方法は以下の通りとする。 ①分類(これまでの研究内容の提示)。エネルギー理論に関連するCに大分類された項目から、「緊張から緩和」「緩和から緊張」のベクトルに区分する。さらにC1-C11の項に小分類を行う。番組スクリプトを、小分類に当てはめ、②米中で起こる割合を提示し、③適応できた事例を具体的に分析する。結果、④「緩和から緊張」というエネルギー移行で笑いが起きるかを検証したうえで、⑤米中間での共通性を見出し、仕組みを明らかにする。 [1]。
調査と分析
3.1 シットコム・コメディの定義 シットコム・コメディは、毎回同じ登場人物で物語が展開していくことや、夫婦、家族、職場などの人々の生活を面白おかしく描くことを特徴とする[5]。編集時に観客の笑い声を入れるラフ・トラックも挿入される。ドラマ仕立てで連続性があり、部屋の中などの「固定された空間」で「会話の展開」により「笑い」を生む。先行研究は、ユーモアやジョークに於ける研究が哲学や心理学の知見をもとに成されてきたが、シットコム・コメディにおける会話分析は、一般の会話分析と構造が異なるものと考えられる。 従来の分析では、二人の間(AとBの二人を想定)の会話分析では、AがBを笑わせたり、BがAを笑わせたりするといった二人の間に起こる笑いを想定する。しかし、シットコム分析では、第三者(視聴者)による「A・B間の会話の客観視」における笑いが想定される。
3.2 理論の適用と分類 4理論(エネルギー理論、不一致理論、優越理論、関連性理論)[6][7]と分類の連関について、以下に示す。(図3)
雨宮(2016)は、ユーモア論は神経系の賦活水準と関連した概念としながら、「その心的エネルギーは構成概念であり、心的エネルギーが実体として存在しているわけではない」としている[8]。本研究では、エネルギー理論に起因すると考えられる笑いの生成要因[9][10][11]を、A-HのうちのCに分類した。米中シットコム番組(Big Bang Theory1-1〜1-4、「愛情公寓」1-1,1-2)内の笑いの合計と、A-Hに分類された笑いの生成要因と発生割合を示す(表2)。
米中共通して最も多いのはDの表意と推意のズレである。次にBの実在と虚構の混在、Aの不一致と続き、Cエネルギーの移行は4番目に位置する。1位から4位までの発生比率の順位に米中の違いは見られない。 そのうちCに該当するものを、緊張→緩和、緩和→緊張の方向性で区分し、小分類を行った。次に、Cに該当する要因の発生頻度を提示する(表3)。
考察
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まとめ
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脚注
- ↑ 九産花子, 2017, デザイン学研究 XXX巻X号 pp.XX-XX, 日本デザイン学会
参考文献・参考サイト
- ◯◯◯◯◯(20XX) ◯◯◯◯ ◯◯学会誌 Vol.◯◯
- ◯◯◯◯◯(19xx) ◯◯◯◯ ◯◯図書
- ◯◯◯◯◯(1955) ◯◯◯◯ ◯◯書院
- ◯◯◯◯◯ https://www.example.com (◯年◯月◯日 閲覧)