「音の快・不快に着目した新しい広告の提案」の版間の差分
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分類していく中で音に焦点を当ててデザインされたものが少ないと感じた。そのため、本研究では音に着目し、音に関するもの(製品・非製品含め)を収集し、4つの支援機能に基づき分類を行った。(図2) | 分類していく中で音に焦点を当ててデザインされたものが少ないと感じた。そのため、本研究では音に着目し、音に関するもの(製品・非製品含め)を収集し、4つの支援機能に基づき分類を行った。(図2) | ||
2020年10月8日 (木) 15:59時点における版
- 身体的支援機能・知的支援機能・精神的支援機能・技術的支援機能の観点から -
- 水田雅也 / 九州大学 芸術工学部
- 大貫紫温 / 九州大学 芸術工学部
- 亀井凜太郎 / 九州大学 芸術工学部
Keywords: Commercial, Sound, Pleasant and Unpleasant
音に着目した背景
目的にしたがって、現状の製品を4つの支援機能に分類した。(図1)その結果、「音」がメインの機能に関わる製品が少なく、「音」が多くの製品で補助的な役割を担っていることが分かった。そこで今回は「音」に着目し、新しい提案をすることした。
音を使用したものの分析
分類していく中で音に焦点を当ててデザインされたものが少ないと感じた。そのため、本研究では音に着目し、音に関するもの(製品・非製品含め)を収集し、4つの支援機能に基づき分類を行った。(図2)
この分類から、音の精神的支援機能には快・不快があるということが分かった。音による快とは、店の雰囲気づくりのための店内BGMや、生じてしまう音を高級感を演出するために工夫するといったものがある。また、音による不快とは、咀嚼音や緊急を知らせるアラームに使用される音である。
その中で本研究では音の快・不快に着目し、新たな価値を持たせようと試みた。
音の快・不快の性質
音における快・不快は、人によって感じ方が異なる。
ある人にとっては快と感じる音が、別の人にとっては不快と感じることもある。
そこで、全員が不快と感じていなくても、一部の人間にとっては不快と感じる音に注目した。
「自分が不快と感じていない音が、他人にとっては不快と感じていた」という事実を知ったとき、
自分の発した音が他人に迷惑がかかっているならば、その音を発するのをやめよう、という行動の変化が生じる。
この性質を利用した製品の広告を考えた。
音の快・不快を用いた広告
不快な音を出さない、音の静かな製品の広告において、今までは「自分が不快だから製品を買い換えよう」と受け手に思わせる広告だが、
「他人や周囲の人々が不快と感じているから製品を買い換えよう」と受け手に思わせる広告の在り方を提案する。
最終提案
外部リンク
・プロジェクト紹介サイト https://www.example.com
・Youtube
脚注