「汎用ツールによる施設機材管理システム構築」の版間の差分

提供: JSSD5th2021
Jump to navigation Jump to search
(はじめに)
 
(2人の利用者による、間の8版が非表示)
1行目: 1行目:
- サブタイトルがある場合はここに記載 -
 
  
  
<!-- 以下の赤字表記部分は、ご確認後に消去して下さい -->
+
; 益田祐輔 / 佐賀大学 芸術地域デザイン学部
<span style="color:red;">'''注)'''</span>
 
*<span style="color:red;">この雛形は、ライトニングトークに適用されます。</span>
 
*<span style="color:red;">本文部分は、800文字程度を目安に簡潔なご報告をお願いします。</span>
 
*<span style="color:red;">見出しの語句は参考例です。</span>
 
*<span style="color:red;">「あなた」が編集を行うとページの履歴に利用者名が残ります。</span>
 
  
 
+
''Keywords: DX, office365,Microsoft Power Automate, Microsoft Power Apps''
; 益田祐輔 / 佐賀大学 芸術地域デザイン学部
 
''Keywords: DX, office365,Microsoft Power Automate, Microsoft Power Apps'' ← キーワード(斜体)
 
  
  
  
 
==はじめに==
 
==はじめに==
 +
 新型コロナウイルスによるリモート化とDX推進に向けて学生が利用していた申請をデジタル化する取り組みを行いました。
  
 
 オンライン化するツールは世の中にいくつもあるのですが、利用登録(アカウント作成)が不要・学内関係者のみ利用できるようにするなど課題があります。
 
 オンライン化するツールは世の中にいくつもあるのですが、利用登録(アカウント作成)が不要・学内関係者のみ利用できるようにするなど課題があります。
22行目: 15行目:
 
 以上より、大学で包括ライセンスで利用できるoffice365を活用したシステム開発を行いました。
 
 以上より、大学で包括ライセンスで利用できるoffice365を活用したシステム開発を行いました。
 
 office365には学内関係者の氏名やメールアドレス情報など利用者情報がすでに登録されている・MSTeamsはオンライン講義で利用しているなど様々な利点がありました。
 
 office365には学内関係者の氏名やメールアドレス情報など利用者情報がすでに登録されている・MSTeamsはオンライン講義で利用しているなど様々な利点がありました。
 +
 +
<br>
  
 
==システム概要==
 
==システム概要==
 +
[[ファイル:System01.png|サムネイル]]
 +
 
各種ツールを連携させることで短期間での開発を実現しました。
 
各種ツールを連携させることで短期間での開発を実現しました。
 
基本的にはツール同士の組み合わせで実現しているので少し自由度が下がってしまいますが、
 
基本的にはツール同士の組み合わせで実現しているので少し自由度が下がってしまいますが、
36行目: 33行目:
  
 
利用者が実際に利用するのはMSTeamsですが裏では様々なツールが動いています。
 
利用者が実際に利用するのはMSTeamsですが裏では様々なツールが動いています。
[[ファイル:System01.png|サムネイル]]
+
{{clear}}
 +
 
 +
==取り組みを通して==
 +
システムを運用開始して10ヶ月ほどが経過して、300件近い利用があり担当職員の業務効率化及び学生の負担軽減になる取り組みでした。
 +
また、Ofiice365は多くの教育機関や企業でも導入されているツールであるとともに、ノンコードあるいはローコードでシステム構築ができるためアプリケーション内製化につながっていくと考えています。
 +
 
 +
本取り組みにおいてもQittaを始めとする共有サイトに掲載することで多くの方の参考になるように今後も取り組みを続けていきたいと思います。
  
 
{{clear}}
 
{{clear}}
46行目: 49行目:
 
<br>
 
<br>
 
<br>
 
<br>
 
[[Category:未設定]]
 

2021年11月10日 (水) 12:20時点における最新版


益田祐輔 / 佐賀大学 芸術地域デザイン学部

Keywords: DX, office365,Microsoft Power Automate, Microsoft Power Apps


はじめに

 新型コロナウイルスによるリモート化とDX推進に向けて学生が利用していた申請をデジタル化する取り組みを行いました。

 オンライン化するツールは世の中にいくつもあるのですが、利用登録(アカウント作成)が不要・学内関係者のみ利用できるようにするなど課題があります。  単に、メールやチャットで担当者に連絡する・EXCEL・PDF等で申請書を提出するなどの方法もありますが、担当者の負担軽減・複数担当者を配置するなど管理面での効率化も目指しました。

 以上より、大学で包括ライセンスで利用できるoffice365を活用したシステム開発を行いました。  office365には学内関係者の氏名やメールアドレス情報など利用者情報がすでに登録されている・MSTeamsはオンライン講義で利用しているなど様々な利点がありました。


システム概要

System01.png

各種ツールを連携させることで短期間での開発を実現しました。 基本的にはツール同士の組み合わせで実現しているので少し自由度が下がってしまいますが、

MSTeams:各種システム利用・メンバー管理

SharePoint:データ管理

PowerAutomate:フロー処理

PowerApps:UI開発

利用者が実際に利用するのはMSTeamsですが裏では様々なツールが動いています。



取り組みを通して

システムを運用開始して10ヶ月ほどが経過して、300件近い利用があり担当職員の業務効率化及び学生の負担軽減になる取り組みでした。 また、Ofiice365は多くの教育機関や企業でも導入されているツールであるとともに、ノンコードあるいはローコードでシステム構築ができるためアプリケーション内製化につながっていくと考えています。

本取り組みにおいてもQittaを始めとする共有サイトに掲載することで多くの方の参考になるように今後も取り組みを続けていきたいと思います。




外部リンク