「オンライン授業でデザインの演習を効果的に行うための遠隔通信システムデザイン研究」の版間の差分

提供: JSSD5th2021
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===調査結果===
 
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 オンライン授業時間内、学生が抱える問題を調査するため、アンケート質問項目を「コミュニケーション」「製作演習」「ブレセンテーション」3つの質問区分に沿って行う。
 
 オンライン授業時間内、学生が抱える問題を調査するため、アンケート質問項目を「コミュニケーション」「製作演習」「ブレセンテーション」3つの質問区分に沿って行う。
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 コミュニケーションにおける問題について、日本は「授業後の連絡」「書いた内容の共有」、中国は「コミュニケーションをする時の補助」「書いた内容の共有」の傾向が高い。
 
 コミュニケーションにおける問題について、日本は「授業後の連絡」「書いた内容の共有」、中国は「コミュニケーションをする時の補助」「書いた内容の共有」の傾向が高い。
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 制作演習における問題について、日本と中国は同じく「他人との制作ができない」「作るときの指導がない」傾向がある。
 
 制作演習における問題について、日本と中国は同じく「他人との制作ができない」「作るときの指導がない」傾向がある。
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 プレセンテーションにおける高い傾向がある問題について、日本と中国は同じく「他人の反応が見えないから、自信がない」である。
 
 プレセンテーションにおける高い傾向がある問題について、日本と中国は同じく「他人の反応が見えないから、自信がない」である。
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 オンラインでの演習型デザインの授業問題に対して、日本と中国の学生における違いと共通点をアンケート調査で明らかにした。
 
 オンラインでの演習型デザインの授業問題に対して、日本と中国の学生における違いと共通点をアンケート調査で明らかにした。
  

2021年10月20日 (水) 18:03時点における版

- サブタイトルがある場合はここに記載 -


注)

  • この雛形は、研究発表(口頭・ポスター)に適用されます。
  • 英文概要は、80ワード程度を目安にご執筆下さい。
  • 本文部分は、2,000文字程度を目安にご執筆下さい。
  • 見出しの語句は参考例です。
  • 「あなた」が編集を行うとページの履歴に利用者名が残ります。


張旭 / 九州大学 芸術工学府 デザインストラテジー専攻
Zhang Xu / Department of Design Strategy, Graduate School of Design, Kyushu University
杉本美貴 / 九州大学大学院 芸術工学研究院
SUGIMOTO Yoshitaka / Faculty of Design, Kyushu University

Keywords: Remote Teaching, Design, Online


Abstract
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研究の背景と目的

 2019年末から発する新型コロナウィルスの蔓延に伴い、2020年度の授業形態は対面授業からZoomやTeamsなどの遠隔システムによる遠隔授業に移行した。 しかし、直に接する対面授業に比べると、オンライン授業では、まだ多くの問題が残っている。ネットの状況などの施設的な問題だけではなく、授業中に発言の意欲が低いという心理的な問題もある。さらに、講義型の授業より、演習型の授業を行う時のハードルがもっと高くになった。しかも、デザイン分野の演習型の授業が多くて、オンラインで演習型の授業を行う時の問題も多い。学生に質が良いオンライン授業を提供するために、それらの問題を解決する必要がある。

 本研究はデザインの演習授業を行う教師とデザインを勉強している学生を対象として、 オンラインでデザインの演習授業を効果的に行うためのデザイン要件を明らかにすることを目的にする。

研究の方法

図1.研究の流れ

 「侘び」という言葉は、16世紀後半に広まった「侘び茶」という茶儀の理念として多く用いられている。そこで、本研究では、侘び茶の完成者である利休の侘びについての考え方と彼が好んだとされる茶道具のデザインに着目した。現在、利休が製作・監修した、好んで所持したとされる多くの茶道具が残されており、利休が侘びの考え方をどのようにそれらの茶道具の造形に応用したのかを明らかにすることで、その手法をUIに応用できると考える。また、UIに一貫性を確立させるために作られるデザインガイドラインを参考にし、UIの視覚表現の要素を明らかにすることで、侘びの造形手法を用いたUIの事例を複合的に制作できると考える。。

研究の流れ

 「侘び」という言葉は、16世紀後半に広まった「侘び茶」という茶儀の理念として多く用いられている。そこで、本研究では、侘び茶の完成者である利休の侘びについての考え方と彼が好んだとされる茶道具のデザインに着目した。現在、利休が製作・監修した、好んで所持したとされる多くの茶道具が残されており、利休が侘びの考え方をどのようにそれらの茶道具の造形に応用したのかを明らかにすることで、その手法をUIに応用できると考える。また、UIに一貫性を確立させるために作られるデザインガイドラインを参考にし、UIの視覚表現の要素を明らかにすることで、侘びの造形手法を用いたUIの事例を複合的に制作できると考える。。



文献調査

 遠隔授業に関する先行研究では、江本(2020)の研究では遠隔授業の方法ごとの利点・欠点などのことを挙げ、対面授業を含めて比較した。[1]そして、大﨑 (2020)は遠隔形式と対面形式でのものづくり活動を、活動に対する参加者の認識,成果と活動時間,活動中発話の3の観点で比較した。[2]またデザイン領域の授業、特に実習・演習の遠隔授業に関する研究では、石井 (2021)はこのような状況において「美術」のデザイン領域の授業の検討・実施の過程と得られた知見等について記述した。[3]しかし、これらの研究は主に遠隔授業おける講義の授業に関する研究であり、デザイン領域の演習授業に関する研究が少ない。また、日本の大学生を対象としての遠隔授業に関する研究があるけど、外国の大学生が遠隔授業を受ける状況と対比する方法でデザイン領域の演習授業の違いと共通点を明らかにしたものがない。

システムの機能調査

 日本の大学生がよく利用する zoom と中国の大学生がよく利用するTencent Meeting を調査対象として、オンライン授業に関する機能「ミュート」「ビデオ」「チャット」「ファイル」「招待」「待機室」「レコーディング」「ホワイトボード」「反応」「ブレイクアウトルーム」「画面共有」「バーチャル背景」12個機能が全てついていることを確認した。

インタビュー調査

調査対象

 デザイン領域の教師がオンラインで演習型デザイン授業を実施する内容、感想と問題などについて調査し、デザイン領域における演習型授業の状況を明らかにするために、日本の九州大学の芸術工学府と、中国の大連理工大学の建築と芸術学院での教師を対象としてインタビュー調査を行った。

調査内容

 遠隔授業に関する先行研究では

調査結果

 遠隔授業に関する先行研究では

アンケート調査

調査目的

 オンラインでデザインの演習型の授業の現状を調査する上で、学生が授業を受ける実態を明らかにする。

調査方法

 Google と Tencent フォームで、オンラインアンケート 調査を作って、Line、ウィーチャット、Slack とメール での方式を通じて、アンケートのリンクをシェアした。

回答者属性

 学校は日本の32名の回答者の中で、九州大学18人、法政大学6人、金沢美術工芸大学5人と金沢美術工芸大学3人である。  学校は中国の30名の回答者の中で、浙江大学13人、湖南大学7人、大連理工大学4人、江南大学4人、東華大学1人とマカオテクノロジー大学1人である。

調査結果

 オンライン授業時間内、学生が抱える問題を調査するため、アンケート質問項目を「コミュニケーション」「製作演習」「ブレセンテーション」3つの質問区分に沿って行う。

 コミュニケーションにおける問題について、日本は「授業後の連絡」「書いた内容の共有」、中国は「コミュニケーションをする時の補助」「書いた内容の共有」の傾向が高い。

 制作演習における問題について、日本と中国は同じく「他人との制作ができない」「作るときの指導がない」傾向がある。

 プレセンテーションにおける高い傾向がある問題について、日本と中国は同じく「他人の反応が見えないから、自信がない」である。

 オンラインでの演習型デザインの授業問題に対して、日本と中国の学生における違いと共通点をアンケート調査で明らかにした。

結果

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考察

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まとめ

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脚注

  1. 江本全志: 2020年度前期の遠隔授業に関する検証, 秋草学園短期大学紀要 (37), 236-247, 2021
  2. 大﨑理乃 , 山田雅之: 製作活動を伴う遠隔同期型 Project Based Learning 設計のための遠隔形式と対面形式のものづくり活動の分析,日本教育工学会論文誌44(Suppl.), 173-176, 2021
  3. 石井宏一: 2020年度前期の遠隔授業に関する検証,秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要 (43), 27-39, 2021


参考文献・参考サイト

  • ◯◯◯◯◯(20XX) ◯◯◯◯ ◯◯学会誌 Vol.◯◯
  • ◯◯◯◯◯(19xx) ◯◯◯◯ ◯◯図書
  • ◯◯◯◯◯(1955) ◯◯◯◯ ◯◯書院