オンライン授業でデザインの演習を効果的に行うための遠隔通信システムデザイン研究

提供: JSSD5th2021
2021年10月20日 (水) 17:48時点における張旭 (トーク | 投稿記録)による版 (システムの機能調査)
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張旭 / 九州大学 芸術工学府 デザインストラテジー専攻
Zhang Xu / Department of Design Strategy, Graduate School of Design, Kyushu University
杉本美貴 / 九州大学大学院 芸術工学研究院
SUGIMOTO Yoshitaka / Faculty of Design, Kyushu University

Keywords: Remote Teaching, Design, Online


Abstract
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研究の背景と目的

 2019年末から発する新型コロナウィルスの蔓延に伴い、2020年度の授業形態は対面授業からZoomやTeamsなどの遠隔システムによる遠隔授業に移行した。 しかし、直に接する対面授業に比べると、オンライン授業では、まだ多くの問題が残っている。ネットの状況などの施設的な問題だけではなく、授業中に発言の意欲が低いという心理的な問題もある。さらに、講義型の授業より、演習型の授業を行う時のハードルがもっと高くになった。しかも、デザイン分野の演習型の授業が多くて、オンラインで演習型の授業を行う時の問題も多い。学生に質が良いオンライン授業を提供するために、それらの問題を解決する必要がある。

 本研究はデザインの演習授業を行う教師とデザインを勉強している学生を対象として、 オンラインでデザインの演習授業を効果的に行うためのデザイン要件を明らかにすることを目的にする。

研究の方法

図1.研究の流れ

 「侘び」という言葉は、16世紀後半に広まった「侘び茶」という茶儀の理念として多く用いられている。そこで、本研究では、侘び茶の完成者である利休の侘びについての考え方と彼が好んだとされる茶道具のデザインに着目した。現在、利休が製作・監修した、好んで所持したとされる多くの茶道具が残されており、利休が侘びの考え方をどのようにそれらの茶道具の造形に応用したのかを明らかにすることで、その手法をUIに応用できると考える。また、UIに一貫性を確立させるために作られるデザインガイドラインを参考にし、UIの視覚表現の要素を明らかにすることで、侘びの造形手法を用いたUIの事例を複合的に制作できると考える。。

研究の流れ

 「侘び」という言葉は、16世紀後半に広まった「侘び茶」という茶儀の理念として多く用いられている。そこで、本研究では、侘び茶の完成者である利休の侘びについての考え方と彼が好んだとされる茶道具のデザインに着目した。現在、利休が製作・監修した、好んで所持したとされる多くの茶道具が残されており、利休が侘びの考え方をどのようにそれらの茶道具の造形に応用したのかを明らかにすることで、その手法をUIに応用できると考える。また、UIに一貫性を確立させるために作られるデザインガイドラインを参考にし、UIの視覚表現の要素を明らかにすることで、侘びの造形手法を用いたUIの事例を複合的に制作できると考える。。



文献調査

 遠隔授業に関する先行研究では、江本(2020)の研究では遠隔授業の方法ごとの利点・欠点などのことを挙げ、対面授業を含めて比較した。[1]そして、大﨑 (2020)は遠隔形式と対面形式でのものづくり活動を、活動に対する参加者の認識,成果と活動時間,活動中発話の3の観点で比較した。[2]またデザイン領域の授業、特に実習・演習の遠隔授業に関する研究では、石井 (2021)はこのような状況において「美術」のデザイン領域の授業の検討・実施の過程と得られた知見等について記述した。[3]しかし、これらの研究は主に遠隔授業おける講義の授業に関する研究であり、デザイン領域の演習授業に関する研究が少ない。また、日本の大学生を対象としての遠隔授業に関する研究があるけど、外国の大学生が遠隔授業を受ける状況と対比する方法でデザイン領域の演習授業の違いと共通点を明らかにしたものがない。

システムの機能調査

 日本の大学生がよく利用する zoom と中国の大学生がよく利用する VooV Meeting を調査対象として、オンライン授業に関する機能「ミュート」「ビデオ」「チャット」「ファイル」「招待」「待機室」「レコーディング」「ホワイトボード」「反応」「ブレイクアウトルーム」「画面共有」「バーチャル背景」12個機能が全てついていることを確認した。

インタビュー調査

 遠隔授業に関する先行研究では、江本(2020)の研究では遠隔授業の方法ごとの利点・欠点などのことを挙 げ、対面授業を含めて比較した[1]。そして、大﨑 (2020)は遠隔形式と対面形式でのものづくり活動を,活動に対する参加者の認識,成果と活動時間,活動中発 話の3の観点で比較した[2]。またデザイン領域の授 業、特に実習・演習の遠隔授業に関する研究では、石井 (2021)はこのような状況において「美術」のデザイン 領域の授業の検討・実施の過程と得られた知見等につい て記述した[3]。しかし、これらの研究は主に遠隔授業おける講義の授 業に関する研究であり、デザイン領域の演習授業に関す る研究が少ない。また、日本の大学生を対象としての遠 隔授業に関する研究があるけど、外国の大学生が遠隔授 業を受ける状況と対比する方法でデザイン領域の演習授 業の違いと共通点を明らかにしたものがない。

アンケート調査

 遠隔授業に関する先行研究では、江本(2020)の研究では遠隔授業の方法ごとの利点・欠点などのことを挙 げ、対面授業を含めて比較した[1]。そして、大﨑 (2020)は遠隔形式と対面形式でのものづくり活動を,活動に対する参加者の認識,成果と活動時間,活動中発 話の3の観点で比較した[2]。またデザイン領域の授 業、特に実習・演習の遠隔授業に関する研究では、石井 (2021)はこのような状況において「美術」のデザイン 領域の授業の検討・実施の過程と得られた知見等につい て記述した[3]。しかし、これらの研究は主に遠隔授業おける講義の授 業に関する研究であり、デザイン領域の演習授業に関す る研究が少ない。また、日本の大学生を対象としての遠 隔授業に関する研究があるけど、外国の大学生が遠隔授 業を受ける状況と対比する方法でデザイン領域の演習授 業の違いと共通点を明らかにしたものがない。

結果

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考察

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まとめ

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脚注

  1. 江本全志: 2020年度前期の遠隔授業に関する検証, 秋草学園短期大学紀要 (37), 236-247, 2021
  2. 大﨑理乃 , 山田雅之: 製作活動を伴う遠隔同期型 Project Based Learning 設計のための遠隔形式と対面形式のものづくり活動の分析,日本教育工学会論文誌44(Suppl.), 173-176, 2021
  3. 石井宏一: 2020年度前期の遠隔授業に関する検証,秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要 (43), 27-39, 2021


参考文献・参考サイト

  • ◯◯◯◯◯(20XX) ◯◯◯◯ ◯◯学会誌 Vol.◯◯
  • ◯◯◯◯◯(19xx) ◯◯◯◯ ◯◯図書
  • ◯◯◯◯◯(1955) ◯◯◯◯ ◯◯書院