「神戸市長田区御蔵5・6丁目における復興まちづくりの流れと結果に関する研究」の版間の差分

提供: JSSD5th2022
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(研究方法)
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 そのため、代表的な立場にいた人々として地元理髪店店主、大学教授(震災復興に協力)、NPO法人「まち・コミュニケーション」代表、自治会会長へのインタビューを行った。  
 
 そのため、代表的な立場にいた人々として地元理髪店店主、大学教授(震災復興に協力)、NPO法人「まち・コミュニケーション」代表、自治会会長へのインタビューを行った。  
 
 現在行っている第1回目のインタビュー調査は、震災からの復興について書かれた文献内の情報をもとに不明瞭であった部分をピックアップし質問を作成して、その回答と復興時の流れをこちらの理解度を示さずに説明してもらった。  
 
 現在行っている第1回目のインタビュー調査は、震災からの復興について書かれた文献内の情報をもとに不明瞭であった部分をピックアップし質問を作成して、その回答と復興時の流れをこちらの理解度を示さずに説明してもらった。  
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==展望==
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 インタビューを行う中で、この御菅西地区では復興事業の進め方に関して各ステークホルダー間に意見の相違があり、その影響は現在まで続いていることが明らかになってきた。よって以降のインタビューでは特にそれぞれの立場関係や思惑に着目し、さらに深い部分を明らかにするような質問を中心に行っていきたい。また、インタビューにより得た意見や情報を参考に、客観的な分析を行うことで意見の相違や齟齬を明らかにしていくことを予定している。
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下書き
 
 
はじめに:
 
阪神淡路大震災後、行政をはじめとする様々な団体やボランティアによって復興が行われた。
 
しかし、その中で住民の理解が進まないうちに行政や外部団体によりまちづくりがなされていったという意見がある。
 
そこで、本研究では我々の学校から近く、かつ先述の意見が言われている兵庫県神戸市長田区御蔵5,6丁目に焦点を当てて研究を行う。この地区では、~~~{★具体例。区画整理の話などかく!}
 
復興にかかわった方や地元住民の方へのインタビューを通じて各立場からの「復興」への印象を見出すことができるのではないかという仮説に基づき、時系列と立場関係を融合することで表面的でない結果を出すことができるかと考えた。
 
この結果をまとめたものをモデルとし、事例として提示することが本研究の目的である。
 
 
 
 
リサーチクエスチョン: ①各コミュニティが震災当時地域にどのように関わったか
 
②みくら5建設の事業は震災復興・まちづくりにどのように貢献したか
 
 
外部団体(まち・コミュニケーション(NPO団体)、兵庫商会など)は、みくら5の建設にどのように関わったのか
 
 
みくら5が建設されたことは地域(各コミュニティ)にどのような影響を及ぼしたのか、
 
また、みくら5の建設は震災復興という観点においてどのように貢献したのか
 
 
そこから見えてくる各コミュニティや人物の関係性とはどのようなものか。
 
 
 
 
研究方法:今回は先行研究ではあまり行われていない個々人からの意見に着目するため、客観的な情報だけでなく主観的な情報を分析することでアプローチした。
 
そのため、代表的な立場にいた人々として()へのインタビューを行った。
 
インタビュー調査は、震災からの復興について書かれた文献内の情報をもとに不明瞭であった部分をピックアップし質問を作成して、その回答と復興時の流れをこちらの理解度を示さずに説明してもらった。
 
 
 
 
 
インタビュー結果と考察、今後の展望: 震災後新しく建設された共同再建住宅の一つに、「みくら5」がある。NPOのまち・コミュニケーションや兵庫商会なども関わってできたこの住宅に着目すれば、当時の復興の流れや各コミュニティの関係性についてもわかることがあるのではないかと考えた。
 

2022年10月20日 (木) 14:37時点における版

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◯◯◯◯ / ◯◯高校 ◯◯科 ← 氏名 / 所属(発表者・複数の場合は縦に連記)
◯◯◯◯ / ◯◯◯◯ ◯◯◯◯ ← 氏名 / 所属(共同研究者)

Keywords: Product Design, Visual Design ← キーワード(斜体)


はじめに

 阪神淡路大震災後、神戸市は市内11地区において「震災復興土地区画整理事業」(以下区画整理とする)を行った。その中でも長田区の御菅西地区では、震災直前まで長屋文化・地蔵信仰が残っていたために、区画整理によって大規模な住環境の変化を強いられた。また御菅西地区では、行政以外のNPOやまちづくり協議会なども関わってまちづくりが行われていった。そこで御菅西地区においてどのように復興・まちづくりがなされていったのかを調べることで、震災地域の復興・まちづくりに必要なこと、各立場の役割を明らかにすることとした。     

①各コミュニティが震災地域の復興・まちづくりにおいてどのようなことを行い、どのように関わったのか

②各コミュニティどうしの関りとそれぞれの思いはどのようなものだったのか

研究方法

 今回は個々人からの意見に着目するため、客観的な情報だけでなく主観的な情報を分析することでアプローチした。  そのため、代表的な立場にいた人々として地元理髪店店主、大学教授(震災復興に協力)、NPO法人「まち・コミュニケーション」代表、自治会会長へのインタビューを行った。  現在行っている第1回目のインタビュー調査は、震災からの復興について書かれた文献内の情報をもとに不明瞭であった部分をピックアップし質問を作成して、その回答と復興時の流れをこちらの理解度を示さずに説明してもらった。

展望

 インタビューを行う中で、この御菅西地区では復興事業の進め方に関して各ステークホルダー間に意見の相違があり、その影響は現在まで続いていることが明らかになってきた。よって以降のインタビューでは特にそれぞれの立場関係や思惑に着目し、さらに深い部分を明らかにするような質問を中心に行っていきたい。また、インタビューにより得た意見や情報を参考に、客観的な分析を行うことで意見の相違や齟齬を明らかにしていくことを予定している。


 




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