「小説の新しい表現「モーションノベル」の提案」の版間の差分
31行目: | 31行目: | ||
− | == | + | ==データ分析== |
− | [[File: | + | [[File:Kurogiyuya_01.jpg|thumb|right|200px|図1.電子市場での売上を含んだ、出版市場分類別売上のグラフ] |
2002年から2019年までの、電子市場での売上を含んだ、出版市場分類別売上のグラフで、黄色が書籍、青色がコミック、緑色が雑誌の推移を表しています。このデータから年々出版市場全体の売上が減少していることが分かります。 | 2002年から2019年までの、電子市場での売上を含んだ、出版市場分類別売上のグラフで、黄色が書籍、青色がコミック、緑色が雑誌の推移を表しています。このデータから年々出版市場全体の売上が減少していることが分かります。 | ||
●今回焦点を当てる「小説」は黄色の「書籍」に当たります。 | ●今回焦点を当てる「小説」は黄色の「書籍」に当たります。 |
2022年10月20日 (木) 15:02時点における版
注)
- この雛形は、ライトニングトークに適用されます。
- 本文部分は、800文字程度を目安に簡潔なご報告をお願いします。
- 見出しの語句は参考例です。
- 「あなた」が編集を行うとページの履歴に利用者名が残ります。
- 黒木勇哉 / 大分県立芸術文化短期大学 専攻科 造形専攻
Keywords: Visual Design, Graphic Design, Typography
研究内容
小説を映像化した「モーションノベル」の制作
背景
大学生活の中で文字に関心を持ち、タイポグラフィの分野で現代社会の課題と結びつけて研究テーマを展開できないだろうかと考えた。
研究を進めるにあたって、年々衰退傾向にある出版業界に着目した。その中でも多くの人が一度は触れてきたであろう「小説」に焦点を当て、市場調査などのデータ分析を行なった。
データ分析
[[File:Kurogiyuya_01.jpg|thumb|right|200px|図1.電子市場での売上を含んだ、出版市場分類別売上のグラフ] 2002年から2019年までの、電子市場での売上を含んだ、出版市場分類別売上のグラフで、黄色が書籍、青色がコミック、緑色が雑誌の推移を表しています。このデータから年々出版市場全体の売上が減少していることが分かります。 ●今回焦点を当てる「小説」は黄色の「書籍」に当たります。 ●電子市場が参入した2014年からは、以前のような出版物全体の大きな売上の減少は収まっているものの、 ●電子書籍が普及しつつある中でも、これまでと同様に売上は減少傾向にあることが分かります。 ●では次に電子出版市場推移のデータを見ていきます。出版市場全体の売上は減少している一方で、電子出版市場は年々売り上げを伸ばしていることが分かります。 ●ただ電子出版市場の売上推移を分類別に着目すると、紫色の電子コミックがその大部分を占めていることがわかります。 ●一方で、緑色の「電子書籍」は電子コミックに比べると伸び悩んでいることが分かります。 ●これらのデータ分析を踏まえて、紙の出版市場全体の売上減少が明白になり、その中で小説・書籍に関しては、紙の読者は年々減少傾向にあり、電子の読者は少しずつですが増加していることもわかりました。
外部リンク
- プロジェクト紹介サイト https://www.example.com