琳派を表現するUIデザイン研究

提供: JSSD5th2022
2022年10月19日 (水) 20:01時点における宇山明穂 (トーク | 投稿記録)による版
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注)

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宇山明穂 / 九州大学大学院 芸術工学府
Uyama Akiho / Kyushu University Graduate School of Design  

Keywords: Rinpa, Japanese Aesthetic, User Interface Design


Abstract
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背景と目的

 近年、日本の工業製品の国際競争力が低下してきている中、日本の貴重な資源である日本の美意識を工業製品やサービスにおけるユーザーインターフェース(以下、UI)に活用することで、日本の独自性を発揮し、他国と差別化できると考える。本研究では、日本の代表的な美意識の中でも海外からの認知度が高く、日本の装飾主義を鮮明にあらわした「琳派」に焦点を当て、ユーザーと製品・サービスの接点であるUIデザインで「琳派」の美意識を表現するためのデザイン要件を明らかにすることを目的とする。


研究方法

研究対象

 琳派は、桃山時代の俵屋宗達に始まり、元禄期の尾形光琳、文化文政期の酒井抱一へと展開したもので、絵画のみならず染織や蒔絵などの工芸をも包含して、日本の近世絵画史上広く、華やかに展開した[1]。俵屋宗達は町衆たちを相手に絵や美しい紙製品を売る「絵屋」の主人、本阿弥光悦は京都で刀の鑑定や研磨を生業にする家の生まれ、尾形光琳と尾形乾山は「雁金屋」という高級呉服店の息子であり[2]、先行研究により、琳派の作品、画家たちは工芸と関係が深いと言われている。本研究では、琳派を表現するUIのデザイン手法を導出するにあたり、工芸のものづくりに着目した。工芸の作り方や考え方を調査したうえで、琳派の作品と同時代の他派の作品を比較することで、琳派の表現特徴とそれがどのような意図でなされたのかを明らかにできると考える。

また、UIに一貫性を確立させるために作られるデザインガイドラインを参考にし、UIの視覚表現の要素を明らかにすることで、琳派の表現特徴と意図を用いたUIの事例を制作できると考える。




研究の流れ

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結果

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考察

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まとめ

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注および参考文献

  1. 橋本綾子, 1997, 宗達研究序説, 人文學(130), pp.77-109, 同志社大学人文学会
  2. 小林忠, 2020, 教えてコバチュウ先生!琳派超入門, 株式会社小学館


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