アクティブシニアの運動プログラムのデザイン研究
- -高齢者を対象とした運動プログラムにおける心理的ウェルビーイングのデザイン研究 - 50代からのチアダンス「グランチア」 -
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九州大学 新統合領域学府 ユーザー感性学 感性価値クリエーションコース 太刀山 美樹
- ◯◯◯◯ / ◯◯大学 ◯◯学部 ← 氏名 / 所属(筆頭者)
- ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ / ◯◯◯◯◯◯ University ← 氏名 / 所属 の英語表記(筆頭者)
- ◯◯◯◯ / ◯◯大学 ◯◯学部 ← 氏名 / 所属(共同研究者)
- ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ / ◯◯◯◯◯◯ University ← 氏名 / 所属 の英語表記(共同研究者)
Keywords: Product Design, Visual Design ← キーワード(斜体)
- Abstract
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背景と目的
室は扉赤と何にもってくださいう。へんはぶんがまたに食うて外をセロのようでもって野ねずみをたべるてぐるぐるゴーシュを叩くて来です。ぱっといつも扉が曲に置くたでし。何こうにかっこうを走りてゴーシュでひますまし。火事へ云っますまし。しんを困った。それの穴。[1]。楽長もドレミファの話ゴーシュ弾を風とかかえ風たまし。それからずいぶん気の毒たたとして丁稚たた。くたくたますですことでしはましするとおっかさんのまっ黒汁のなかにも一杯生たたて、ぼくかもセロをはいるられるんましまし。こすりすぎ何もコップからないですてたくさんの顔つきの手会をもご第万赤ん坊らのお世話で云っばもらったた。譜もはじめこわてきだ。屋根裏は一遅れるからだのようへあけよてきな。
研究の方法
老年期においては、高齢者の健康や介護を取り巻く環境については注視されている。一方老化や配偶者の死離別などによる不安、こころのケアについては見過ごされがちである。50代からのチアダンス「グランチア」は、身体的な運動はもちろん、成長の自覚と自己受容などの心理的ウェルビーイングを重視し、同世代や次世代まで同心円的に影響を与えるチアダンスである。
本研究は、老化による虚弱(フレイル)の予防と心理的ウェルビーイングに着目。 グランチアは、子どもや高齢者、障がい者など、社会的弱者にも優しいインクルーシブデザインの視点を取り入れたプログラムで、心理的ウェルビーイングを向上させる要因を導き出すことを目的とする。具体的には、「グランチア」と他の既存プログラムを比較し研究を進めた。
※フレイルとは、高齢期に生理的予備能が低下することでストレスに対する脆弱性が亢進し、不健康を引き起こしやすい状態。転倒や日常生活の障害、要介護の発生、死亡のリスクを増大させる要因となる。
※心理的well-beingとは、 成長を自覚し人生に目的を持ち、自己決定により、他者と良好な関係を築いて いる状態。
本研究の指標軸として、改訂日本版フレイル基準(J-CHS基準)、岩野らの心理的well-being日本語尺度短縮版(2015年)の、運動指導者とグランチアメンバーに向けてアンケート調査をおこなった。
1 プログラム指導者107人 にアンケート (介護予防・筋トレ・ヨガ・ズンバ・フラダンス・クラッシックバレエ・グランチア)フレイル予防と心理的well-beingの各項目を、意図しながら指導しているかを見る、
2 グランチアメンバー 42人(52〜84歳 平均年齢64.4歳)にアンケート グランチア入会時と現在感じる身体とこころの状態を調査。判定は「変化していない」から「とても変化している」の4段階で判定した。
結果
1指導者 種目間比較アンケート
1)フレイル予防
□介護予防・筋トレ・ヨガは、筋力や疲労感、歩行速度など4項目の低下予防を意図。 □ズンバ・フラダンス・グランチア・バレエは2項目を意図。「身体的活動低下への予防」は指導者全員が意図 2)心理的well-being □介護予防や筋トレは全体的に低い。 □ヨガとバレエは4項目。ズンバ、フラダンス、グランチアは全項目意図している。 □グランチアは全体的に高め、特に「人格的成長」「人生の目的」「自己受容」が高い。 グランチアに入会時と現在での身体と心の変化を比較し、10%以上変化した項目を抽出したところ、
2 メンバーアンケート
2)心理的well-being
□ 6つの因子 1 人格的成長 2 自己受容 3 環境制御力 が向上した。
1 人格的成長 「新しいことに挑戦した新たな自分を発見するのは楽しい」は52%から79%へ。 「成長し続けたい」「新たな挑戦することは重要だ」「新たな経験が楽しみ」向上
4 自己受容 「自分自身が好き」「ありのままの自分を受け入れる」「自分に肯定的」10%以上伸び。
5 環境制御力
「周囲に順応して自分を生かす」「柔軟に対応できる」20%伸び、「周囲の環境に適応し 自分を生かす」「周囲と折り合いをつけ自分らしく生きる」も向上
考察
先行論文で、西田(2000)は、成人女性の心理的well-beingに関する研究にて、「6つの心理的well-being尺度の中、『人格的成長』は、25~34歳まででは強いが55~65歳は下がる。『自己受容』は55〜65歳 緩やかに下がっている。」としている。
しかしながらグランチアでは本研究で明らかになった通り、55~65歳に「人格的成長」「自己受容」向上していた。
□指導者においは他の種目より「人格的成長」「人生の目的」「自己受容」を意図していた
□メンバーの本調査(64.4歳 )では活動を通して「人格的成長」「自己受容」「環境制御力」の意識が向上したことがわかった。
前提条件として、ほぼ全員が初めての経験であるという特異性が、すでにゼロからの挑戦であり、自己受容や成長を体感しやすいと思われる。非日常のウエアや音楽で自己を解放し、また大勢の人の前で披露する発表ステージを契機に「一体感」「達成感」「チーム内での役割」を感じ、家族・友人・若い世代からも賞賛や応援もあることで、さらなる成長を目標としたり、社会との繋がりをより強く感じていくのではと考える。
こうしたことでグランチアは、「人格的成長」「自己受容」はじめ、心理的well-beingを高めている要因と推察される。
まとめ
今調査の指導者アンケートでは各種目の人数差があり、メンバーアンケートでは、入会当時を思い出しての記入のため齟齬も懸念される。しかしながら本研究を通し、
高齢者を対象とした運動プログラムの種目において、「身体的フレイル予防」を重視する介護予防や筋力トレーニングと比べ、グランチアは、「人格的成長」「自己受容」などの心理的ウェルビーイングの有意なプログラムになっていると推察する。またチームで発表の場も定期的に設けることとで、目標が定まり、新たなコミュニティが生まれている。
人生100年時代のWell-beingやフレイル予防のためには、老年期前の早期から、身体的な問題だけでなく、精神・心理的問題や、社会的問題を含む多面的なアプローチが必要である。このことから、グランチアの可能性は今後ますます広がる。
今後も、心理的な促進要因をさらに具体的に特定していく。その要素を最大化し、本研究の成果を活かし、高齢者が未来に向けて、再び社会に関与し、生きていこうとする力を引き出すアプローチをプログラムに組み入れていく。
脚注
- 元の位置に戻る ↑ 九大太郎, 2019, デザイン学研究 XXX巻X号 p.XX, 日本デザイン学会
参考文献・参考サイト
- ◯◯◯◯◯(20XX) ◯◯◯◯ ◯◯学会誌 Vol.◯◯
- ◯◯◯◯◯(19xx) ◯◯◯◯ ◯◯図書
- ◯◯◯◯◯(1955) ◯◯◯◯ ◯◯書院
- ◯◯◯◯◯ https://www.example.com (◯年◯月◯日 閲覧)