インスタグラムにおけるフォトインフォト（重ね合わせ写真）の特徴

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注）

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福浦友香 / 北海道大学 大学院教育推進機構オープンエデュケーションセンターCoSTEP　

Yuka Fukuura / Communication in Science and Technology Education and Research Program, Hokkaido University　

Keywords: Visual Communication, Photo in Photo, Instagram, Media Design　

Abstract

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背景と目的

　2010年に登場したインスタグラムは、毎月世界10億以上のアクティブアカウントにより利用され、1日に共有される写真の枚数は500億枚（2019年7月現在）と報じられている。インスタグラムユーザーは、他のユーザーが投稿した写真から「インスタ映え」や「インスタジェニック」なものや場所を探したり、自らもインスタ映えするような写真の撮影に工夫を凝らしている。 フォトインフォトは、手間のかかる撮影方法であるが、2014年頃からインスタグラムユーザーの間で広がり始めており、メディアにおいてもひとつの社会現象として注目されている。例えば、2017年11月8日の日経トレンディネットでは、フォトインフォトはインスタグラムが流行し、「人と違った写真を投稿したい」というインスタグラムユーザーがフィルムカメラのアナログな質感に注目し始めたことで、フィルムカメラを使ったユーザー主導による新しい撮影方法として登場してきたと指摘されている。日本経済新聞（2018.1.20夕刊）では、フォトインフォトはインスタグラムユーザーの上級者の間で流行しているユニークな撮影方法として取り上げられている。また、インスタ映えする写真の投稿のためにインスタントカメラが再び活用されたことで、販売台数が増加し始めている。このアナログ写真への注目の理由について、日本経済新聞（2018.8.9朝刊）は、デジタル写真とは異なるアナログ写真の質感が、インスタ映えすることからアナログ写真への人気が高まっていると分析し、SNSの流行によってインスタントカメラの3度目の流行がやってきていると報じている。 このようなアナログ写真への注目の高まりを背景として、ポラロイド写真をフォトインフォトに使う人が増えている。この流行にもメディアは敏感に反応し、例えばカメラと旅の雑誌『女子カメラGENIC』では、「チェキでPhoto in Photoしよう！」というインスタントカメラの販売を促進する広告としてフォトインフォトが登場したり、ポラロイド写真を使ったフォトインフォトの撮影方法のコツが紹介されている。 本研究ではインスタグラムで2014年頃から広まってきたPhoto in Photo（以下「フォトインフォト」）という、あらかじめ撮影した写真や写真撮影の画面を背景や被写体に重ね合わせることで写真の中に写真を写すという特殊な構図の写真撮影を研究対象とする。フォトインフォトは一見すると写真の中の写真が画像編集ソフト等で加工されたもののようにも見えるが、実際にはモノとしての写真（画面に表示された写真もしくはスマートフォンの画面に表示された画像）を現実の風景や建物などと実際に重ね合わせて撮影されている。 フォトインフォトについて扱う研究は少ないが、写真の中に写真について言及した研究がある。写真の中に写真が写っているという現象については、前川（2020：125-8）がSusan Sontag（1977=1979）の『写真論』の表紙を事例として言及しているものが挙げられる。前川（2020：125-8）が言及している表紙とは、写真に手を添えた男性と女性が写ったダゲレオタイプのことであり、この男性と女性は、複数の子どもと女性が映った写真の中の写真の縁に手をそえている。前川（2020：125-8）は、写真の余白となる縁や被写体の視線に焦点を当てて論じており、写真の中の写真をフォトインフォトとは明示していない。しかし、この写真に手をかける男女の写真は、写真の中に写真が写っているという点においてフォトインフォトに属している。

研究の方法

図1.◯◯◯◯

ビジュアル・コミュニケーションにおける写真の特徴はどのようなものがあるか。

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結果

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考察

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まとめ

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参考文献・参考サイト

• ◯◯◯◯◯（20XX）　◯◯◯◯　◯◯学会誌 Vol.◯◯
• ◯◯◯◯◯（19xx）　◯◯◯◯　◯◯図書
• ◯◯◯◯◯（1955）　◯◯◯◯　◯◯書院

• ◯◯◯◯◯ https://www.example.com （◯年◯月◯日 閲覧）