「PTPシートにおける集合体形状による印象の変化」の版間の差分

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2022年9月6日 (火) 15:05時点における版

- 年齢層間の比較 -


李志炯 / 駒沢女子大学 人間総合学群 住空間デザイン学類
Lee Jihyeong / Komazawa Women's University


Keywords: Press Thought Pack, Circle-aggregate Shapes, Impression 


Abstract
In this study, we designed a PTP sheets with a circle-aggregate shape that infants feel considerable fear for the purpose of preventing accidental ingestion of medicines by infants. Using this, we conducted verification experiments on infants and twenties, and presented the results at the 2020 Japanese society for the science of Design. This time, we will conduct experiments on elderly people who use PTP sheets most frequently and present the results obtained. In doing so, we will compare the results of experiments with infants and twenties.



背景と目的

 近年、PTPシート関連の医薬品誤飲事故の増加が報告されており、特に幼児による医薬品誤飲事故の急増が目立っている[1]。その主な原因は、菓子のPTPシートとのパッケージデザインの類似性やPTPシートを使用した経験(例えば、菓子のPTPシートから菓子を取り出して食べた過去の経験)などである。これらによって作られた記憶により医薬品のPTPシートに対して好印象を持ち、それが誤飲事故につながったと考えられる。そこで、本研究では幼児の医薬品誤飲事故の防止の観点から幼児がかなりの恐怖を感じるトライポフォビックな円形の集合体形状[2]をポケットの上部に取り付けたPTPシートをデザインした。その後、幼児と20代の成人(以下、青年)を対象に円形の集合体形状によるPTPシートに対する印象の変化を調査し、その結果を2020年度日本デザイン学会第5支部発表会で発表した。今回は、PTPシートの使用頻度がかなり高い高齢者を対象に同様な実験を行い、得られた結果を発表する。その際、幼児と青年を対象にした実験の結果と比較し、幼児には円形の集合体形状による心理的な負担が大きく、他の年齢層には心理的な負担が少ないPTPシートのデザインについて考察する。

研究の方法

表1. 5種のPTPシート
図1. 実験風景

①実験対象
 実験参加者は高齢者30名(男性:15名、女性:15名、平均年齢:71歳)とした。
②実験刺激
 本研究で使用したPTPシートの概要を表1に示す。PTPシートの全体の大きさは31㎜×83㎜、ポケットの大きさは下部9㎜(直径)、上部8㎜(直径)、高さは5.3㎜とした。これに円形の集合体形状を取り付けなかったものをtype1とし、さらに、type1のポケット上部に円形の集合体形状を無作為形に取り付けたものをtype2、六角形に取り付けたものをtype3、四角形に取り付けたものをtype4、菱形に取り付けたものをtype5とした。一方、円形の集合体形状の円形形状は孔状にして、直径2㎜、深さ2㎜とした。
③実験手続き
 実験状況を図1に示す。実験の進行を担当する実験者1の対面側に実験参加者は座った。実験者1の隣に実験者2が座り、印象評価の結果を記録した。実験者1がテーブルの上に5種のPTPシートをランダムに1種ずつ提示した。実験参加者は触りながら印象評価をした。印象評価の項目は気持ち悪さ(6段階のSD法)、好き嫌い(6段階のSD法)の2項目とした。気持ち悪さの評価尺度は「1:気持ち悪くない、2:わずかに、3:やや、4:なかなか、5:かなり、6:非常に」にした。その後、実験参加者は5種のPTPシートの中から欲しくない2種を選び、その理由と連想イメージについて回答した。




結果

 各年齢層における5種のPTPシートに対する気持ち悪さの評価値の平均を図2に示す。気持ち悪さの評価値を用いて年齢層とtypeを要因とする2要因分散分析を行った結果、統計的に有意な主効果が認められた(F[8,152]=3.98,p<0.01)。また、ボンフェローニの方法を用いて多重比較を行ったところ、type1では年齢層の間で統計的に有意な差は見られなかったが、type2~5では差が見られ、高齢者より幼児と青年の評価値の平均が高かった(p<0.01)。一方、全年齢層においてtype2~4に対する評価値の平均が最も高かった(p<0.05)。
 次に、各年齢層における5種のPTPシートに対する好き嫌いの評価値の平均を図3に示す。好き嫌いの評価値を用いて年齢層とtypeを要因とする2要因分散分析を行った結果、統計的に有意な主効果が認められた(F[8,152]=10.54,p<0.01)。また、ボンフェローニの方法を用いて多重比較を行ったところ、type1では高齢者より幼児と青年の評価値の平均が高かったものの、全年齢層が好きと評価した。type2では高齢者は好き、幼児と青年は嫌いと評価した。type3では青年は嫌い、幼児と高齢者は好きと評価した。type4と5では年齢が上がるとPTPシートに対する好き嫌いの評価が嫌いから好きに変化する結果となった。
 最後に、各年齢層における欲しくないと選んだ割合を図4に示す。全年齢層においてtype2、4を選んだ割合が高かった。その理由を見ると(表2~4)、全年齢層で「ぶつぶつが嫌」、「集合体が嫌」が多く挙げられた。また、連想イメージも「お薬」、「蜂の巣」、「虫」などのネガティブな感情につながりやすいものが多く挙げられた。type3ではその割合に年齢層による差が見られ、幼児は青年と高齢者より低い結果となった。その連想イメージを見ると、青年と高齢者はtype2、4と同様な傾向が見られたが、幼児は「ドーナツ」、「ラムネ」などのポジティブな感情につながりやすいものが挙げられた。これに対して、type5では幼児の方が高い結果となった。その連想イメージを見ると、「まる」、「お薬」などの気持ち悪さとネガティブな感情につながりやすいものが挙げられた。


表2. 幼児における欲しくないと選んだ理由と連想イメージ
表3. 青年における欲しくないと選んだ理由と連想イメージ
表4. 高齢者における欲しくないと選んだ理由と連想イメージ





考察

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まとめ

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脚注


参考文献・参考サイト

  • ◯◯◯◯◯(20XX) ◯◯◯◯ ◯◯学会誌 Vol.◯◯
  • ◯◯◯◯◯(19xx) ◯◯◯◯ ◯◯図書
  • ◯◯◯◯◯(1955) ◯◯◯◯ ◯◯書院