「サイトスペシフィックアートの制作を通じた、作品を「伝える」行為に関する研究」の版間の差分

提供: JSSD5th2023
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 菅原道真が詠んだとされている和歌「東風吹かばにほいをこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」を引用し、作中の東風を風車で集め、電流に変換し、描画する作品である。
 
 菅原道真が詠んだとされている和歌「東風吹かばにほいをこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」を引用し、作中の東風を風車で集め、電流に変換し、描画する作品である。
  
==今後について==
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 太宰府での展示に訪れた鑑賞者に調査し、天神アートプロジェクトでの
 
 
 
 
  
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==参考文献・参考サイト==
 
==参考文献・参考サイト==
*◯◯◯◯◯(20XX) ◯◯◯◯ ◯◯学会誌 Vol.◯◯
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*現代アートとは何か(2018) 小崎哲哉 河出書房新社
 
*◯◯◯◯◯(19xx) ◯◯◯◯ ◯◯図書
 
*◯◯◯◯◯(19xx) ◯◯◯◯ ◯◯図書
 
*◯◯◯◯◯(1955) ◯◯◯◯ ◯◯書院
 
*◯◯◯◯◯(1955) ◯◯◯◯ ◯◯書院

2023年10月11日 (水) 22:48時点における版

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注)

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土持圭貴 / 九州大学 芸術工学府
Yoshiki Tsuchimochi / Kyushu University

Keywords: Site-specific Art, Installation


Abstract
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目的

 サイトスペシフィックなアート作品、すなわち「特定の場所でその特性を活かして制作するアート作品」の魅力を最大限伝えるために、鑑賞者に対し「制作者の立場に立って作品を解釈し、作品の価値を高める鑑賞」を促すことが重要だと考える。様々な人の目に触れる美術館外の展示において、それを補助するための作品解説など、テクスト情報の有効的な活用について、実際の作品制作、展示を通じて検証する。

研究の方法

図1.◯◯◯◯

 太宰府をテーマにした作品の制作・展示を行い、鑑賞者の反応を調査する。また昨年、天神アートプロジェクトにおいて制作した、サイトスペシフィックアート作品「途次にて」への鑑賞者の反応と関連させて考察する。[1]

天神アートプロジェクト

天神アートプロジェクトについて

 2022年12月天神ビッグバンに伴って解体予定だった(2022年12月当時)天神センタービル内にある銀行跡空間の有効活用としてアート展を開催する、一連のプロジェクトである。依頼主は明治通り街づくり協議会で、天神で働くワーカーをターゲットに、アートに触れる機会の創出を目的に行われた。

制作した作品「途次にて」

 元は海であった地が埋め立てられ、現在では福岡の流行の最先端となり、次は新たにアジアのリーダー都市を目指す。そんな天神の街が持つ「土地の記憶」という文脈を絡め、作品を制作した。この先天神がどこへ向かうのか、天神を歩く人々はどこへ向かうのか、これらを重ねることでそれぞれに思いを馳せてほしい。そして鑑賞者自身がそれを自分に置き換えて、自分が置かれている状況をについて、全てを受け入れずに一度立ち止まって考えてほしいというメッセージを込めて制作した。

「途次にて」に対する反応

 モニターが何を表現しているのか、よくわからない。(23歳男性)  システムの都合上表示させている数字が、何かを意図しているように見える(20歳男性)  モニターの中央に表示させた中央線が、色に伴って故障しているように見える(23歳男性)  個人的な反省として、天神の歴史を説明するキャプションが、順路上作品の後に設置されていたことも挙げる。

太宰府で展示を予定している作品について

なぜ太宰府か

 観光地でもある太宰府天満宮があり、多くの観光客が訪れる地で、天神アートプロジェクトと同様にアート鑑賞経験に乏しい人々も含めて多くの人に鑑賞してもらえると想定したから。また、菅原道真をテーマにした作品で、作品鑑賞における前提が共有されている(共有されやすい)と想定したから。

作品について

 菅原道真が詠んだとされている和歌「東風吹かばにほいをこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」を引用し、作中の東風を風車で集め、電流に変換し、描画する作品である。

今後の予定

 太宰府での展示に訪れた鑑賞者に調査し、天神アートプロジェクトでの  

脚注

  1. 九産花子, 2017, デザイン学研究 XXX巻X号 pp.XX-XX, 日本デザイン学会


参考文献・参考サイト

  • 現代アートとは何か(2018) 小崎哲哉 河出書房新社
  • ◯◯◯◯◯(19xx) ◯◯◯◯ ◯◯図書
  • ◯◯◯◯◯(1955) ◯◯◯◯ ◯◯書院