留学生と日本人学生のコミュニケーションに関する研究とツールの制作

提供: JSSD5th2023
2023年10月3日 (火) 12:35時点における俵綾那 (トーク | 投稿記録)による版
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俵綾那 / 九州大学大学院 芸術工学府
Tawara Ayana / Kyushu University Graduate School of Design

Keywords: International students, Japanese students, Communication Design


Abstract
In recent years, a lot of international students come to Japanese universities. In addition, Japan aims to grow Global Human Resources, and Japanese universities aim to increase the number of international students. However, the communication between international students and Japanese students isn’t active. This study aims to examine the problems of why communication between them isn’t active through questionnaire surveys and interview surveys and design the tool to make it more active.



背景と目的

 近年、非常に多くの外国人が留学生として日本を訪れている。日本国内においても国はグローバル人材の育成に力を入れており、各大学は学内の留学生数を増やそうとしている。  大学の国際化が進む中で壁となる問題の一つが、留学生数が増加する一方で留学生と日本人学生間のコミュニケーションが盛んになっている訳ではないことである。  大学内での留学生と日本人学生のコミュニケーションに関する先行研究を調査したところ、北出(2010)のように授業内にて両者のコミュニケーションを行わせたものが見つかった。また、授業外での国際交流に焦点を当てたものとしては栗田(2018)のように学内で国際交流を目的としたイベントを開催するものが見つかった。双方に共通する問題として、留学生とのコミュニケーションや交流を目的とする場へ能動的に参加する日本人学生は元から国際交流などに対する関心が高い学生に偏りがちで、その数が少ないことが挙げられる。学内の国際交流を更に活発にするためには、先述したような留学生とのコミュニケーションや交流を目的とする場に能動的に参加するとまではいかないが、機会があれば留学生と交流をしてみたいという学生を引き込むことが重要だと考えられる。  本研究では以上のような問題を背景として、留学生と日本人学生のコミュニケーションにおける問題を明らかにし、それに基づいて両者間のコミュニケーションの補助となるツールを制作することを目的とする。 なお、本論においてコミュニケーションとは人と人がお互いの感情や考えなどを互いに伝え合うことと定義する。

研究の方法

 本研究では現状調査としてアンケート調査とインタビュー調査を行い、得られた結果を考察することで留学生と日本人学生のコミュニケーションにおける問題を明らかにする。その後制作するツールに求められる要件を考察し、ツールの制作後ツールに対して評価実験を行う。

アンケート調査

インタビュー調査

既存ツールの調査

ツールの要件

今後の展望

脚注


参考文献・参考サイト

  • ◯◯◯◯◯(20XX) ◯◯◯◯ ◯◯学会誌 Vol.◯◯
  • ◯◯◯◯◯(19xx) ◯◯◯◯ ◯◯図書
  • ◯◯◯◯◯(1955) ◯◯◯◯ ◯◯書院