えいえいど〜!
応急手当が楽しく学べるカードゲーム
- 増田里奈
- Keywords:First aid, Card games, Allowance
- Webサイト
- 説明動画
- ルールページ
- カードのデータ(48枚)
概要
これは何?
応急手当てが楽しく学べるカードゲーム
背景と目的
- 日本赤十字社の全国調査により、応急手当の必要性を理解している人は多いが、実際に行動できる人は半数以下にとどまっている
- 行動の障壁には、知識不足だけでなく、瞬時の判断や心理的な不安も関係している
- 本研究では、10代〜80代の41名(男性6名・女性35名)を対象に「AED・人工呼吸に関する意識調査」を実施
- 主な調査結果
- 最も多かった不安:「対処後に悪化・死亡させるのではという恐れ」
- 次に多かった:「訴訟などのトラブルが怖い」
- 特に女性の34%が訴訟リスクを懸念(男性の約2倍)
- 異性に対する対応への不安も女性に多く、性別による心理的要因の違いが示唆された
- 講習経験の有無に関係なく、「SNSで晒される不安」などが行動を妨げていた
- これらの結果から、知識や技術だけでは不安を解消できないことが明らかに
- 解決のために、楽しみながら学べるカードゲーム教材「えいえいどー!」を開発
- 応急手当を身近に感じられるデザイン
- 緊急時を疑似体験できるゲーム形式により、知識と判断力が自然に身につく
- 「自分にもできる」という自信を育むことを目的としている
コンセプト
応急手当の基本的な知識や手順を楽しく学べる。
タイトル由来
ゲーム名「えいえいど〜!」は、応急手当を意味する英語 First aid(ファーストエイド) の「エイド(aid)」と、掛け声「えいえいお〜!」を組み合わせた造語である。応援のような明るい印象と「aid(助ける)」の意味を重ね、前向きに応急処置を学ぶイメージを込めて名づけた。
役割分担
- 太田姫奈
- ゲーム設計
- デザイン全般
- 動画作成
- 増田里奈
- ゲーム設計
- イラスト全般
- Webサイト作成
成果物の仕様
- カードパッケージ
- カード(ポーカーサイズ)48枚
- 説明書(B5)
- 箱
- PR用の情報コンテンツ
- 説明動画(6分)
- ポスター(A3/B2)
- WEBサイト
- プロモーションカード 1種類×96枚
- 説明動画(6分)
- 印刷データ
メンバー
太田姫奈
増田里奈
制作ツール
- Illustrator
- AfterEffect
- Premier Pro
- ibisPaint
プロジェクトの期間
プロジェクトの期間|2025.04.11 - 2025.12.26
まとめ
- 応急手当への不安を軽減し、行動につながる教材づくりを目標に、カードゲーム「えいえいどー!」を制作した。
- 内容は消防庁のeラーニングに基づき、実際の手当と一致した正確な情報を取り入れた。
- 視認性・親しみやすさを重視し、幅広い年代が抵抗なく学べる形式を実現した。
- このゲームをプレイしてもらったことで「遊んでいるうちに自然と応急手当ての知識が身についた」「実際にその場面にあった時に自分が何をしたらいいかのイメージしやすくなった」という声が得られ、目的の一部を十分に達成できたと考えられる。
- 公式サイトでデータを公開したことで、誰でも気軽に応急手当に触れられる機会を広げられる可能性がある。
- 以上の成果から、応急手当への心理的ハードルを下げる教材として有効であるといえる。
調査
現状調査
- 一次救命処置ができる人
- 一次救命処置とは、心肺停止の患者に対して、緊急病態を認識し、119番通報を行うとともに、気道確保、人工呼吸、心臓マッサージなど、特別な器具や医薬品を使わず、誰でもできる救命処置のこと
- 日本赤十字社の調査によると、国民の8割は一次救命処置が必要と考えている。
- 国民の50%以上の方が、「何をすれば良いかわからず、特に何もしていない」と回答
- 総務省消防庁が提供している eラーニングを通じて、救命現場における基本行動の流れや判断の優先順位を学習した。一次救命処置における呼吸の確認や止血法、ショック対応、保温、気道確保など、場面ごとの具体的行動を洗い出し、カード化に適した要素を抽出した。現場の行動には明確な手順とタイミングが求められるため、それらをゲーム内のプレイ感にどう組み込むかを検討した。
- ゲームの理論
- ゲームの大まかな種類は「協力ゲーム」「非協力ゲーム」がある
- 表現の違いに「連携系」「戦略系」「展開系」がある
先行事例
- てあてあて
- 応急手当の知識の無い子供がその方法と大切さを知ることのできるカードゲーム
- 対象年齢:9歳以上(子供向け)
- ラミネートカード、いらすとや
- 場にふせられたカードをめくり、めくられたカードに書かれたけがの内容に対する正しい応急手当てを予想して当てるゲーム
- 「怪我カード」に対応していると思った「応急手当カード」の内容を声に出しながら出すか、パスをする
- 子ども向けに情報の単純化が図られており、当プロジェクトではそれ
と差別化するため、処置の正確さだけでなく正しい手順や順序も問う形式を採用した。これにより応急手当の一連の流れを自然に学ぶことができ、単なる記憶だけでなく状況判断力や応用力の育成も目指す。
技法・技術情報
- カードゲームを自作するうえで大事なこと4つ
- 「初見の情報量」「ゲーム中の動作(精神的動作)」「特殊効果の分かりやすさと有用性」「プレイヤーの状態」といった点を学ぶことの重要性。
- プレイヤーがゲームに集中できるような仕組み(相手ターン中の関与、手番の短縮、手札の保持など)をゲームデザインに組み込み、退屈させず、円滑で楽しいゲーム体験を提供することの重要性。
- 1年かけてカードゲームを作った
- カードの視線誘導を考慮した情報配置、手札での見やすさ、場に出た時の分かりやすさを追求したレイアウトを採用。数字の表記変更や、柄ごとの色分け・イラストレーション、特殊効果のアイコン化など、視覚的な分かりやすさと楽しさを重視したデザイン
- 初心者でも容易にルールを理解でき、より戦略的で楽しめるもゲームの作成方法
カードゲーム制作においては、視線誘導や情報量の調整、直感的なデザイン設計が重要であると判明した。特に初心者でも理解しやすい構成とテンポの良い進行が求められる。
プロジェクト管理
スケジュール
ToDo
2025.12.05
今週の作業
- 印刷データのブラッシュアップ
- 二つ折りする線が用紙の中央からずれていたため修正
- 「山折り」という文字が読みづらかったためフォントサイズを拡大
2025.11.28
今週の作業
- サイトのブラッシュアップ
- お問い合わせページに「○日以内に返信します」という記載を追加
- 製品版の紹介ページの「カートに追加」にダミーであることと、ダウンロードページに飛ぶことを記載。
- 開発者についてページのイラストを微修正
- どんなゲーム?ページに「これだけは知ってほしい」項目を追加
2025.11.21
今週の作業
- サイト作成
開発者紹介ページに載せるアイコンイラストを製作 - 印刷データ作成
- BOOTHに出品
2025.11.14
今週の作業
- サイト作成
実際にカードに興味を持った人が読むと想定して外部向けのテキストを考えて打ち込んだ。
2025.11.07
今週の作業
- ワイヤフレームの作成
2025.10.24
今週の作業
- 概要集製作、ブラッシュアップ
- 動画用の立ち絵イラスト製作
2025.10.17
今週の作業
- boothのアカウント取得、ショップ開設
- 概要集製作、後期の作業内容を記入
2025.10.10
概要集製作
- グラフ画像の作り直し
- 前期からの変更箇所を書き換え
2025.10.03
今週の作業
- 概要集製作
2025.09.26
作品の受け取り
印刷所から作品が届きました。
2025.09.19
入金
印刷所の方から入金をお願いされたのでその日のうちに振り込んだ。
webサイト作成
- サイトマップ Googleサイトで作成予定
2025.09.12
データ修正
印刷所の方からデータの修正をお願いされたので、編集して再提出した。
- 切れたり欠けたりしては困るデザインやテキストを仕上がり位置から2mm以上内側に逃がすように配置
ルールページの更新
- 説明書の画像を掲載>>>ルールページ
2025.09.05
カードイラスト清書
ラフを撮影し取り込んでibisPaintで清書
イラストとデザインを合成
- イラストをPhotoshopでCMYKカラーに変換
- イラスト計48枚を枠デザインと合成
印刷所に発注
2025.08.29
カードイラスト清書
ラフを撮影し取り込んでibisPaintで清書
2025.08.22
エイドちゃん表情差分作成
- ロゴデザイン用のエイドちゃん(水色×黄色)
- 説明書用のエイドちゃん(紫色×黄色)
に決定、各色3パターンの表情差分を作成した。
カードイラスト清書
ラフを撮影し取り込んでibisPaintで清書
2025.08.15
エイドちゃん清書・色差分作成
- もともと決めていたテーマカラー5色をベースにして色の組み合わせを複数パターン考えた。
説明書の挿絵作成
- カードをゲットした人
- ジャンケン
- WIN
2025.08.08
カードイラストのラフ作成
総務省消防庁が提供している eラーニングや日本赤十字社の心配蘇生リーフレット、自撮り、先行作品を参考にラフをアナログで作成
エイドちゃんのラフ・プロトタイプ作成
- えいえいど〜!とかけてエイをモチーフに
- 応急手当てというテーマに合うように絆創膏をデザインに組み込む
- 優しい色使い
2025.08.01
カードイラストのラフ作成
総務省消防庁が提供している eラーニングや日本赤十字社の心配蘇生リーフレット、自撮り、先行作品を参考にラフをアナログで作成
2025.07.25
カードイラストのラフ作成
総務省消防庁が提供している eラーニングや日本赤十字社の心配蘇生のリーフレット、自撮り、先行作品を参考にラフをアナログで作成
2025.07.18
ブラッシュアップ
- ルールページをより丁寧な説明に書き直した
- いきなり遊び方の解説から始めずに、そもそもどんなカードが何枚ずつあるのかがわかる説明を追加した
- 各カードの説明を追加
- ゲーム開始時のアクションカードの状態の説明を追加
- スケジュールの見直しとスプレッドシートの更新
2025.07.11
今週の作業
- 概要にタイトル「えいえいどー!」の説明を追加、上書きアップロード
2025.07.04
今週の作業
- イラストのアイディア出し
- 共通モチーフの決定
2025.06.27
今週の作業
- 概要集の制作
- アンケートのクロス集計
- Keynoteを用いて概要集に掲載するグラフ画像を作成
2025.06.20
今週の作業
- 制作予定のカードのリストアップ
スプレッドシートへのリンク - 概要集の制作
2025.06.13
今週の作業
- ルールの作り直し
- ↑に伴ってテストプレイ
2025.06.06
今週の作業
- スケジュール見直し
- イラストの先行研究
2025.05.30
今週の作業
- カードゲームルールの見直し、調整
- カードのイラストの先行研究
2025.05.23
今週の作業
- 先行研究「てあてあて」について調査
- カードゲームテストプレイ
- アンケート協力の呼びかけ(line)
2025.05.16
今週の作業
- ルールの仮決定(講評を受けてルールは別ページにまとめました)
ルールページへのリンク
- 作成するカードをおおまかに決める
製作予定のカードをまとめたスプレッドシート
応急手当WEB講習
→全完了
普通救命講習編を受講
- AEDが命を救った
- 私たちが命を救う
- 応急手当とは
- 誰かが目の前で倒れていたら
- 119番通報の方法
- 救命の連鎖
- 救命処置の重要性
- 突然死を予防する
- 子供の突然死を予防する
- 救命に必要な応急手当
- 反応の確認
- 助けを呼ぶ(119番通報とAEDの依頼)
- 呼吸の確認
- 胸骨圧迫
- 気道の確保
- 人工呼吸
- 継続と交代
- 胸骨圧迫(小児)
- 胸骨圧迫(乳児)
- AEDの電極パッド貼り付け時の注意点など
- AEDの基本的な使い方
- 気道異物の除去(反応がある場合)
- 気道異物の除去(反応がない場合)
- 気道異物の除去(乳児の場合)
- 回復体位
- 心配蘇生の一連の流れ
- まとめ
上級救命講習編を受講(重複している項目は割愛)
- イントロダクション
- 直接圧迫止血
- 保温法 ショック時の対応
- 包帯法(はじめに)
-
包帯法(たたみ三角巾の作り方)
--包帯法(圧迫包帯止血;前額部) -
包帯法(圧迫包帯止血;頭頂部・頬・顎)
--包帯法(圧迫包帯止血;前腕部) - 包帯法(圧迫包帯止血;膝・肘)
- 包帯法(圧迫包帯止血;手)
- 包帯法(圧迫包帯止血;足)
- 包帯法(被覆;頭部)
- 包帯法(被覆;胸部)
- 包帯法(被覆;胸部から肩)
-
包帯法(被覆;手)
--包帯法(被覆;足) - 包帯法(被覆;鎖骨)
- 包帯法(被覆;腕)
- 包帯法(被覆;足間接)
- 福子固定法(前腕)
- 福子固定法(下腿)
- 熱傷の手当 熱中症への対応
- まとめ
新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた救急蘇生法編を受講
- 新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた救急蘇生法
その他の応急手当を受講
- 用手による頸椎保護
- 擦り傷、切り傷
- 気管支喘息
- けいれん
- 低血糖
- 失神
- アナフィラキシー
- 歯の損傷
- 毒物
- 溺水への対応
- 低体温症
-
凍傷
2025.05.09
今週の作業
- アンケートのブラッシュアップ
- 応急手当WEB講習
はじめての応急手当編を受講- AEDが命を救った
- 私たちが命を救う
- イントロダクション
- 誰かが目の前で倒れていたら
- 119番の通報
- 反応の確認
- 助けを呼ぶ(119番通報とAEDの依頼)
- 呼吸の確認
- 胸骨圧迫
- AEDの使い方
- 一連の流れ
- まとめ
2025.05.02
今週の作業
- アンケートの作成
- カードの製作ができる印刷会社についての調査
- 萬印堂さん
- カード・チップ・ボード・箱・説明書などの製造が可能
- 最小ロットは1ロットから
- 発注から納品まで通常4週間、ゲームマーケット前の繁忙期(開催日の1~3ヵ月前)は6~8週間程度
- Adobe社のIllustrator(Ai)かPhotoshop(PSD)で入稿
- 萬印堂さん
2025.04.25
テーマ案の決定
- 応急処置の方法を学べるカードゲームの製作
(太田姫奈さんとの合同研究)
先行事例
- https://2023.nawaten.online/project/7360
この人の研究とどう差別化する?
カードゲームルール案
①現状のルール?
- ゲームの対象年齢、子供向けではない、15歳〜大人向け?
- 場にある怪我の状態(やけど)に対して、手札から適切な対処カード(ひやす)を出す
- 正しく対処できたらポイントゲット、ポイントの合計数で競う
②トランプゲーム”スピード”をモチーフに
- ランダムに応急処置カードを配る
- 場のカードをシャッフルしてふたやまに分ける
- 場のカードを捲る
「やけど」がでたら→「冷やす」を出す - 手札早く無くした方が勝ち
- 救急医療相談カードはジョーカー
- 7×8は?って聞かれて56って脊髄反射出ててくるみたいに
対処法が自然に頭に浮かぶようになる
- スピードと一緒のルールでやるのは不可能なため
何かを変える必要性ある
③ルール1を発展させたもの、議論を重視
④ダイスを使用する、TRPG風に
- 状況カードと手札をもとに適切な行動を選び救命率を上げることを目指す
- 正しい対応をすることで救命率が上がり
(初期救命率(例:30%))→カードごとに「効果(救命率+何%)」と「発動条件(傷病者が意識あり、AEDが近くにある など)」が設定されている。 - 救命率の合計を出す(最大100%まで)
• 各行動カードで得た%を足す • 最後に10面サイコロで判定:
→ 出目が救命率以下であれば「成功」=命を救えた!
→ 出目が上なら「再評価」(何が足りなかったか話し合う)
最終的に誰がより多くの命を救ったかを競う。
2025.04.18
テーマ案
- 応急処置が学べるカードゲームの制作
- 商品のプロモーション〜マスコットキャラを添えて〜
- ポストアポカリプスをテーマにしたインタラクティブコンテンツ製作
先行事例
- https://2023.nawaten.online/project/7360
- https://note.com/prograf_protan/n/na8ec3bd2e506
- https://kagamino-jrep.net/
2025.04.11
テーマ案
- 母が所属している組合のマスコットキャラのぬいぐるみやアクリルスタンドやフィギュアを製作し、商品と一緒に撮影してSNSに投稿する、写真撮影とデザインの監修も行う
- ポストアポカリプスをテーマにしたインタラクティブコンテンツの制作
- ゲーム製作??






















