知って安心!応急手当チャレンジ
状況判断と知識習得を両立する応急手当カードゲームの設計
- Hina Ota
- Keywords:First aid, Card games, allowance
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概要
これは何?
応急手当が学べるカードゲーム
背景と目的
背景
日本赤十字社の調査によると、多くの人が一次救命処置の重要性を理解しているにも関わらず、国民の半数以上が具体的な行動を起こせていないという大きな課題が存在します。これは、いざという時の人命救助の遅れに繋がりかねません。
目的
本研究開発では、応急手当を学べるカードゲームを通じて、知識の習得だけでなく、緊急時の判断力や行動力を養うことを目的とします。ゲームの楽しさを通じて、より多くの人々が応急手当を身近に感じ、いざという時に適切な行動が取れる社会の実現に貢献します。
コンセプト
応急手当の基本的な知識や手順を楽しく学べる。
成果物の仕様
- シナリオカード(ポストカードサイズ)12枚
- カード(ポーカーサイズ)72枚
- 説明書(B5)
- 箱のデザイン(ポーカーサイズ20)
- 説明動画(5分)
- ポスター(A3/B2)
メンバー
増田里奈
太田姫奈
制作ツール
- Illustrator
- aftereffect
- premier pro
- ibisPaint
プロジェクトの期間
プロジェクトの期間|2025.04.11 - 2025.12.26
まとめ
調査
現状調査
- 一次救命処置ができる人
- 一次救命処置とは、心肺停止の患者に対して、緊急病態を認識し、119番通報を行うとともに、気道確保、人工呼吸、心臓マッサージなど、特別な器具や医薬品を使わず、誰でもできる救命処置のこと
- 日本赤十字社の調査によると、国民の8割は一次救命処置が必要と考えている。
- 国民の50%以上の方が、「何をすれば良いかわからず、特に何もしていない」と回答
- ゲームの理論
- ゲームの大まかな種類は「協力ゲーム」「非協力ゲーム」がある
- 表現の違いに「連携系」「戦略系」「展開系」がある
先行事例
- すごろくや
- 多くのカードゲームが掲載されているページ
- てあてあて
- 応急手当の知識の無い子供がその方法と大切さを知ることのできるカードゲーム
- 対象年齢:9歳以上(子供向け)
- ラミネートカード、いらすとや
- 場にふせられたカードをめくり、めくられたカードに書かれたけがの内容に対する正しい応急手当てを予想して当てるゲーム
- 「怪我カード」に対応していると思った「応急手当カード」の内容を声に出しながら出すか、パスをする
技法・技術情報
- カードゲームを自作するうえで大事なこと4つ
- 「初見の情報量」「ゲーム中の動作(精神的動作)」「特殊効果の分かりやすさと有用性」「プレイヤーの状態」といった点を学ぶことの重要性。
- プレイヤーがゲームに集中できるような仕組み(相手ターン中の関与、手番の短縮、手札の保持など)をゲームデザインに組み込み、退屈させず、円滑で楽しいゲーム体験を提供することの重要性。
- 1年かけてカードゲームを作った
- カードの視線誘導を考慮した情報配置、手札での見やすさ、場に出た時の分かりやすさを追求したレイアウトを採用。数字の表記変更や、柄ごとの色分け・イラストレーション、特殊効果のアイコン化など、視覚的な分かりやすさと楽しさを重視したデザイン
- 初心者でも容易にルールを理解でき、より戦略的で楽しめるもゲームの作成方法
プロジェクト管理
スケジュール
ToDo
- ルールを頑張って完成まで近づける!
- テストプレイ
- カードゲームのデザイン(表・裏)
- 説明書のルールを分かりやすくまとめる
- 説明書のデザイン案だし
- 説明書のデザイン
- 化粧箱のデザイン案だし
- タイトルロゴ
- 化粧箱のデザイン
- 先生にカードゲームのデータの確認
- ポスターのデザイン案だし
- ポスターを作成
ルールを頑張って完成まで近づける!
2025.06.06
- 今後のスケジュールについて再度念入りにミーティング
役割分担の話し合い
- 役割マーク
🌼里奈
🌸姫奈
10/10
完成
10/9
🌼説明動画YouTubeにアップロード
9/29~10/8
🌸動画編集
🌼Googleサイト作成
9/28
🌸🌼プレイ動画の撮影(スマホ)
9/26
🌸🌼動画構成の話し合い
9/20~9/25
🌼動画の構成
9/19
🌸🌼ポスターをコピー
9/6~9/14
🌸ポスターを作成
9/1~9/5
🌸ポスターの案だし
8/31
🌼カードゲームのデータを完成
発注する
8/20
🌸🌼先生にデータの確認
カード・説明書・化粧箱
8/7~8/17
🌸化粧箱のデザイン
8/6~8/16
🌼表紙のイラスト
🌸タイトルロゴ
8/1~8/5
🌸化粧箱の案だし(3〜4)
7/24~7/31
🌸説明書のデザイン
7/22~7/29
🌼説明書のイラスト作成
7/18~7/21
🌸説明書の案だし
7/14~7/17
🌸説明書のルールを分かりやすく
6/21~7/10
🌼カードゲームのイラストの作成
🌸カードゲームのデザイン(表・裏)
6/20
先生にルールの確認してもらう
6/18 12:00
校門に待ち合わせ
テストプレイ
6/13
ルールを頑張って完成まで近づける!
2025.05.23
- 「保温法」と「ショック時の対応」についてより詳しく勉強し、ノートにまとめた。
- 保温とは
- 体の表面からの放熱を防ぐ処置により、傷病者自身の適切な温度を保つこと。
- 人工的に熱を加えるものではない。
- 体が濡れていると気過熱で体温が奪われるので、濡れた衣服は脱がせてタオルで拭く。
- ショックとは
- 全身の血液循環が悪くなった状態。
- 正常な循環を維持するには
①血液量が十分であること
②血液に流れを与える心臓が機能していること
③血液の通路である血管が正常な状態であること- 大量の血液を失った場合「出血性ショック」
- 大量の血液を失った場合「出血性ショック」
- ショック症状
①目が虚になる
②表情がぼんやりして反応が鈍くなる
③皮膚が青白くなり、唇は白っぽいか紫色になることがある
④皮膚、特に手足が冷たくなる
⑤冷や汗をかく
⑥呼吸が早く浅くなる
⑦体が小刻みに震える
- ショック症状は緊急性が高いため速やかに119番通報が必要
2025.05.16
- 試作品のイメージ画像を作成
- 中間発表に向けて、ゲームのルールについて話し合い
- ゲームのタイトル名候補
- 応急手当クエスト:レベルアップで救命マスター!
- キズナの応急手当:みんなで助け合うカードゲーム
- もしもの時の救急カード
- もしもの時の救急カード
- 知って安心!応急手当チャレンジ
- ばんそうこ!ばっちりこ!~ケガしたら、ぺったんこ!~
- てあて あてっこゲーム!
- 応急手当の学習
用手による頸椎保護、擦り傷、切り傷、気管支喘息、けいれん、低血糖、失神、アナフィラキシー、歯の損傷、毒物、溺水への対応、低体温症、凍傷、助けを呼ぶ(119番通報とAEDの依頼)、呼吸の確認、胸骨圧迫、AEDの使い方、一連の流れ、まとめ
2025.05.09
タイトル候補
- いざという時のヒーローに!
- 大学生が創る応急手当カードゲーム
- 大学生が創る応急手当カードゲーム
- 手札に託す応急処置の奥義
- 遊びながら応急手当を学べるカードゲーム開発研究
- 遊びながら応急手当を学べるカードゲーム開発研究
- キミの判断が生存率を左右する
- 状況判断と知識習得を両立する応急手当カードゲームの設計
- 状況判断と知識習得を両立する応急手当カードゲームの設計
- その時、君の手は語る - カードで繋ぐ命のバトン
- 応急手当学習カードゲームの開発と効果検証
- 応急手当学習カードゲームの開発と効果検証
- 迷わず、ためらわず、カードを切れ!
- ゲーム要素を取り入れた応急手当知識普及のためのカードゲーム制作研究
- ゲーム要素を取り入れた応急手当知識普及のためのカードゲーム制作研究
- その判断が、未来を変える
- 応急手当知識習得カードゲーム開発
- 応急手当知識習得カードゲーム開発
- 背景と目的を更新
2025.05.02
- 「AED、使えますか?使われたいですか?」意識調査アンケートを作成
リンクはこちら - 以下を学習しました!
【初めての応急手当編】
AEDが命を救った
私たちが命を救う
イントロダクション
誰かが目の前で倒れていたら
119番の通報
反応の確認
助けを呼ぶ(119番通報とAEDの依頼)
呼吸の確認
胸骨圧迫
AEDの使い方
一連の流れ
まとめ
2025.04.25
制作物のアイディア
- カードゲーム
- カードゲームのルール
- カードのデザイン
- カードのイラスト
- 説明書
- 箱のデザイン
- 説明動画(やり方)
- ポスター
eラーニングの教材の種目
【初めての応急手当編】
AEDが命を救った
私たちが命を救う
イントロダクション
誰かが目の前で倒れていたら
119番の通報
反応の確認
助けを呼ぶ(119番通報とAEDの依頼)
呼吸の確認
胸骨圧迫
AEDの使い方
一連の流れ
まとめ
【普通救命講習編】
AEDが命を救った
私たちが命を救う
応急手当とは
誰かが目の前で倒れていたら
119番通報の方法
救命の連鎖
救命処置の重要性
突然死を予防する
子供の突然死を予防する
救命に必要な応急手当
反応の確認
助けを呼ぶ(119番通報とAEDの依頼)
呼吸の確認
胸骨圧迫
気道の確保
人工呼吸
継続と交代
胸骨圧迫(小児)
胸骨圧迫(乳児)
AEDの電極パッド貼り付け時の注意点など
AEDの基本的な使い方
気道異物の除去(反応がある場合)
気道異物の除去(反応がない場合)
気道異物の除去(乳児の場合)
回復体位
心配蘇生の一連の流れ
まとめ
【上級救命講習編】
AEDが命を救った
私たちが命を救う
応急手当とは
誰かが目の前で倒れていたら
119番通報の方法
救命の連鎖
救命処置の重要性
突然死を予防する
子供の突然死を予防する
救命に必要な応急手当
反応の確認
助けを呼ぶ(119万通報とAEDの依頼)
呼吸の確認
胸骨圧迫
気道の確保
人工呼吸
継続と交代
胸骨圧迫(小児)
胸骨圧迫(乳児)
AEDの電極パッド貼り付け時の注意点など
AEDの基本的な使い方
気道異物の除去(反応がある場合)
気道異物の除去(反応がない場合)
気道異物の除去(乳児の場合)
回復体位
心配蘇生の一連の流れ
イントロダクション
直接圧迫止血
保温法
ショック時の対応
包帯法(はじめに)
包帯法(たたみ三角巾の作り方)
包帯法(圧迫包帯止血;前額部)
包帯法(圧迫包帯止血;頭頂部・頬・顎)
包帯法(圧迫包帯止血;前腕部)
包帯法(圧迫包帯止血;膝・肘)
包帯法(圧迫包帯止血;手)
包帯法(圧迫包帯止血;足)
包帯法(被覆;頭部)
包帯法(被覆;胸部)
包帯法(被覆;胸部から肩)
包帯法(被覆;手)
包帯法(被覆;足)
包帯法(被覆;鎖骨)
包帯法(被覆;腕)
包帯法(被覆;足間接)
福子固定法(前腕)
福子固定法(下腿)
熱傷の手当
熱中症への対応
まとめ
【その他の応急手当】
用手による頸椎保護
擦り傷、切り傷
気管支喘息
けいれん
低血糖
失神
アナフィラキシー
歯の損傷
毒物
溺水への対応
低体温症
凍傷
2025.04.18
薬草についての調査
- 散歩で見つける薬草図鑑を購入
- 採取のマナーと注意点
- 格好は肌が見えない服装をする、道具もしっかり準備する
- 各部位の採取の仕方
- 季節ごとの薬草の紹介
- 桜や梅、タンポポ、朝顔、菊などお馴染みの植物も薬草だった
- 鈴蘭には心臓を止める毒が含まれてた
- 身近な薬草活用手帖を購入
- 基本的な処理の仕方と用い方
- こちらの本の方が具体的な作り方が分かりやすい
- 五十音で並んでいる
- ヨーロッパ産のタンポポと日本産のタンポポの見分け方
応急手当についての調査
- 総務省消防庁が提供している eラーニングでAED、胸骨圧迫、人工呼吸を学習
- 人工呼吸は直接触れるのではなく、専用のマウスシートを使用する。無い場合は-薄い布などを挟む。
- マウスシートはAmazonで買えるよ!→ココから
- 簡単な応急手当ができるように、応急手当のポーチを持ち歩くことに
- 深い傷の手当は、布などで圧迫する。その際は手袋をつけて感染症防止を努める
- 打撲・ねんざの応急手当のやり方→動画
スケジュール
2025.04.11
テーマ案
- 花言葉
- その日の誕生花が載っているカレンダーや日記帳。
- 薬草
- 薬草の使用方法や効果などをまとめる
- 心理学
- 心理学的にはこの状況の時にどんな行動をすればいいのかゲーム
- Vtuberの続編
薬草について
- Amazonで「身近な薬草活用手帖」と「散歩で見つける薬草図鑑」を購入
- 薬草になる花の見分け方
- 処理の仕方
- 効果
- 独自にまとめた情報を和綴じにする
- 実物を押し花にして貼り付ける
- 味の感想(でも食べるのちょっと怖いので悩み中)
現場調査(薬草)
- 薬草の使い方①
- 一般的な使い方には、生または乾燥したものを利用することが多い。
- 採取する部位によって効能に違いがある。
- 飲用、食用、浴用、塗用、洗用がある。
- 薬草の使い方②
- 乾燥したものが、民間療法や漢方で使われる生薬。
- カビが生えたりしないように、よく乾燥させる。
- 煎じるための容器は、土鍋、土瓶が好ましく、鉄製はダメ。
- 薬草について
- 草だけではなく、木も含むから、学問的には「薬用植物」という。
- 人類のおそらく文字として歴史に残されていないくらいの大昔から使用していた。
- 東洋・西洋によって違いがある。
現場調査(応急手当)
- 総務省消防庁が提供している eラーニング
- 一般市民向けの応急手当
- 動画と一緒に学ぶことができる
- 応急手当は、特別な資格がなくても誰にでも行える
- 日本赤十字社の演習会
- 基礎講習は、手当の基本、心肺蘇生、AED、気道異物除去
- 救急員養成講習は、急病の手当、けがの手当、搬送および救護
- AEDの使い方ははオンライン講習を無料で受けれる
- 一次救命処置ができる人
- 一次救命処置とは、心肺停止の患者に対して、緊急病態を認識し、119番通報を行うとともに、気道確保、人工呼吸、心臓マッサージなど、特別な器具や医薬品を使わず、誰でもできる救命処置のこと
- 日本赤十字社の調査によると、国民の8割は一次救命処置が必要と考えている。
- 国民の50%以上の方が、「何をすれば良いかわからず、特に何もしていない」と回答