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阿比留理奈/卒業研究I

こぴぱ! -copy dance party-

アイドルコピーダンスのイベント開催

概要

研究の目的・背景


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私は大学でアイドル研究愛好会に所属し、アイドルコピーダンスに打ち込んできた。アイドルコピーダンスは全国五大都市で予選が開催されているUNIDOL(ユニドル)※という女子大生対抗アイドルダンスコピーコンテストの開催を筆頭に全国各地で大きな盛り上がりを見ており、UNIDOLやUNIDOL関連イベント以外にも有志による定期的なコピーダンスオンリーのイベントの開催やコピーダンスチームの単独イベント開催などその人気はUNIDOL出場者資格である女子大学生だけに止まらず中高生や社会人にまで広がりを見せている。

しかしそれは関東や関西の大きな都市に限られたものであり、地方都市ではその盛り上がりが今ひとつ感じられない。
6月上旬に福岡で開催されたUNIDOLの九州予選の出場チーム数は関東の36チームに対して4チームとかなりの差がある。

福岡は小規模なライブを中心に活動している地下アイドルと呼ばれるアイドルが比較的数多く存在しており、そのライブにアイドルファンも少なくはない。
現状コピーダンス演者として小規模なライブイベントに地下アイドルと同じように出演させていただく機会はあるのだが、それはある程度の知名度やファンが付いているチームに限る話である。上記で紹介したUNIDOLは出場すると自分たちでチケットを販売しなければならないルールがあり、知名度もないチームには金銭的な負担が大きい。福岡でいざコピーダンスを始めて練習をしてステージで発表したくても中々難しいのが現状だ。

そこで私はコピーダンスを始めたい人たちのきっかけづくりとして、コピーダンスイベントの開催を提案する。コピーダンスをしている人や始めたい人を出演者とし、比較的安価で借りられる会場で出演者に金銭的な負担や集客のストレスがないイベントを目指す。
また私のコピーダンス演者としての経験を活かし、イベントに出演するのが初めての方達にもイベントまでに準備することや当日の流れなどをスムーズにわかりやすく説明するようなSNS(LINE)の活用や来場者はもちろん既存のアイドルのファンに向けたSNSでのイベントのプロモーションも考えております。

※ユニドル…UNIDOL(ユニドル)は、UNIversity iDOLの略で、2012年に始まった女子大生のアイドルコピーダンスサークルによる日本のダンス大会で、全国の大学から集結し、日本一の座をかけて争う『大学対抗 女子大生アイドル日本一決定戦』である。(Wikipediaから引用)

制作物

イベントの企画・プロモーション・開催、イベントグッズ制作

制作方法

①調査を行う
②企画を行う
③イベントビジュアルを制作
④SNSでイベント告知、出演者募集
⑤プロモーションムービーの撮影
⑥撮影素材を編集し、SNSに公開
⑦イベントの開催
⑧イベントを撮影し編集した動画をSNSに公開

進捗・記録

前期学科合同プレゼン | 2019.7.29

調査

イベントを企画するにあたっていくつか調査を行った。
⑴アイドルのイベントタイトルの傾向
日本国内で定期開催されるアイドルの複数グループが共演する主なイベント

このように主催企業の名前や開催場所にイベント内容のキーワードとなるアイドルというワードや、イベントらしさが伝わるフェス、祭などのワードを掛け合わせた単純なイベントタイトルが多くみられた。

⑵開催場所
今回はイベントを実際開催するので会場を確保するため、福岡のイベント施設について調査を行った。今回は音響の料金が会場レンタル費用に組み込まれているライブハウスを対象。

福岡の主なライブハウス一覧

キャパが100人程度の会場を理想に挙げたが福岡市内の都心部には300人~100人の間のキャパシティのライブハウスがかなり少なかった。
またイベントホールの設備にを持つ音響の専門学校にも問い合わせたがすべての学校で許可は下りなかった。

今回はアイドルコピーダンスのイベントなので、

こちらを必須条件として会場を探していく。

制作物

⑴イベントの概要
①開催時期
・出演者が長期休暇を使ってダンスを練習すること。
・出演者募集とイベントプロモーションの期間を合わせて2ヶ月程度確保したい。
・動員を配慮して土日に開催したい。
以上のことを踏まえて10月の土日祝に開催することに決め、会場のスケジュールを考慮した結果10月20日(日)に決定した。
②開催場所
福岡市中央区天神にあるライブハウス「天神ポケット」に決定した。天神ポケットはアイドルのライブを頻繁に開催しており、主催初心者の私にとっても学びながらイベント作りをすることができる。またレーザーやLEDパネルなど最新の照明設備が使用できるのが特徴。イベントの様子を撮影した時に照明があるほうが映えるため、会場の広さよりも照明を重視して会場を選定した。

天神ポケット2.png

③入場料
今イベントはコピーダンス人口を増やしていくきっかけ作りが目的なので収益は求めず、会場費≒入場料×来場者にするのが理想である。出演チーム数が決まり次第各チームに調査を行い、来場者数を見込み価格を決定する。
④出演者
出演資格は一般的にアイドルとして活動している年齢層である高校生以上の女性とする。集客とイベントのステージクオリティアップのためにユニドル出場経験チームを数チーム誘う。それ以外の出演者はイベントの公式Twitterアカウントを作成し募集する過去ユニドル出場を金銭的な問題や日程の問題で断念した大学生やユニドルのイベントに来場している高校生を主にターゲットにする。
⑵イベントプロモーション
①SNS
アイドル本人がTwitter上で情報発信することが主流であることから、イベント告知、出演者募集、イベントプロモーションなど全ての情報発信にTwitterを利用する。

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開催告知画像イメージ


イベントの集客を目的にコピーダンスの魅力を伝えるムービーをTwitter上にアップする。コピーダンスを既にしている人やそれを応援している人など様々な立場の人からインタビューを撮影し、コピーダンスの様々な面の魅力を伝える。出演者のドキュメンタリー的な要素も取り入れたいため、練習や普段の生活とステージの映像を撮影してギャップがある魅力も見せたい。Twitterにアップできる動画は150秒までなので、インタビューの様子の映像とドキュメンタリー映像を1つの映像に分割して取り入れる。

<参考例:ラストアイドル・西村歩乃果インタビュー>


②広告物
イベントのフライヤー・ポスターを作成し、使用する会場に掲示していただいたり所属サークルに配布の協力をしてもらう。
⑶イベントビジュアル
①イベントタイトル
イベントタイトルを考案するため、既存のアイドルイベントのタイトルの調査を行なった。アイドルファンの年齢層が青年〜中年男性中心であることからか、複数のグループが共演するアイドルイベントの名前はアイドルという言葉やアイドルを連想させる言葉を使用した分かりやすいイベント名が多かった。この結果を踏まえ今企画もわかりやすさを重視し、イベントの内容から重要なワードであるコピーという単語を必ず使用し、SNS上で検索をかけたり、ハッシュタグを使用した時にできる限り別のものが検索結果に浮上しないようなタイトルを複数考案した。そしてその中からイベント名は“こぴぱ!-copy dance party-”に決定した。
②イベントロゴ
タイトルのパーティーからクラッカーのような弾けるような楽しい雰囲気。アイドルに関するイベントなので、可愛らしい色彩でポップなフォントを使用する。日本語のフォントは種類が少ないため、既存のフォントからパスの編集を行いオリジナルのフォントでロゴを作成。

ロゴ案.jpg

ロゴ案

スクリーンショット 2019-07-29 3.11.39.png

ロゴイメージ

今後のスケジュール

イベント概要を考える

日本の女性アイドルのコピーダンスを披露するイベント

開催時期

長期休暇を使って練習することを見込んで秋頃...?
作業時間も考慮して夏休みを終えた少し後の10月中がちょうどいいかも。
動員を配慮して土日に開催したい。
候補日:10/5、10/6、10/1210/13、10/14(祝)、10/19、【10/20】10/2610/27

開催場所

ライブハウスを借りたいが土日祝開催の条件を踏まえて、一時的に自己負担で建て替えることと見込まれる来場者数による利益を考えても金銭的に現実的ではない。

※福岡都市部にある主なライブハウス

土日祝の相場は100,000円〜150,000円程度でした。

雑居ビルのフロアを改造してライブハウスにしてるとこが比較的安い!
音響を学ぶ専門学校の設備にライブ会場があるけど借りれたりするのか?
アイドルのライブ慣れしている会場の方が来場者から見て敷居が低く感じて来やすい。主催初心者の私にとっても会場側がイベント慣れしている方の方がやりやすい。
イベントの記録用として写真や映像撮り開催後にSNSにアップするため、
照明などが無いイベントホールよりはライブハウスの方が写真映えするので◎

上記の点を踏まえて普段からサークルで出演させていただいてる場所や、界隈で詳しい方などにコンタクトをとり調査を行い候補場所を絞りました。

<候補場所(音響の専門学校)>
ESP
6/14 メールで問い合わせてみました。
福岡スクールオブミュージック
6/14メールで問い合わせてみました。 →貸出行ってないみたいです。

<候補場所(ライブハウス)>
Live Cafe アクアリウム (中央区大名)
料金:8h 15:00~23:00 50,000円
最近できたライブハウスなので実際に行ってみたことは無いです。
SNSにアップされている写真や担当の方のお話を踏まえて、あくまで会場のステージはバンド向け?なので踊るには狭すぎるなと感じた。

Buddy up!(中央区天神)
料金:不明→6/14 問い合わせてみた結果10万超えていたので断念。
普段からアイドルのライブが頻繁に開催されている。
比較的ステージが広い。

Live Bar HEARTS(博多区須崎町) 
料金:6h 50,000円
料金がかなり安い。
ステージを利用した映像などがなく大きさがよくわからない。
→問い合わせてみた結果5人程度の踊れる広さでした。出演グループにによっては小さすぎるかも。

天神ポケット(中央区天神)
料金:不明→問い合わせました。公表してないみたいなのでコメントアウトしてます。
アイドルのイベントが頻繁に行われている。
ステージは広くはないがレーザーが使用できるなど照明が充実度がダントツで良い。料金も現実的。

天神ポケット.png
7/6 天神ポケットで確定しました。

入場料

今回のイベントはコピーダンスの魅力をもっと世の中に伝えることと
コピーダンス人口を増やしていくきっかけづくりが目的なので収益は求めず、
会場費=入場料×来場者にするのが理想です。
出演者決まり次第、確定させます。

出演者どうやって集める?

出演資格は高校生以上の女性。
集客要員としてユニドル※出場経験チームを数チーム誘う。
イベントの公式Twitterアカウントを作成して出演者を募る。
ユニドル実行委員のツテを借りて過去大会出場を断念した子などを誘う。
アイドルの趣味アカウントなどに片っ端からDMしまくる。
出演料、集客ノルマなどは設けない。

※ユニドル…UNIDOL(ユニドル)は、UNIversity iDOLの略で、2012年に始まった女子大生のアイドルコピーダンスサークルによる日本のダンス大会で、全国の大学から集結し、日本一の座をかけて争う『大学対抗 女子大生アイドル日本一決定戦』である。(Wikipediaから引用)

イベント名を考える

「 in ふくおか 」

実在するアイドルの有名な対バン※イベントは
TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)、@JAM(アットジャム)、アイドル甲子園、アイドル横丁夏祭り!、関ヶ原唄姫合戦-SEKIGAHARA IDOL WARS-など
アイドルを見ている層が中年男性であることからか、アイドルという言葉やイベントを連想させる言葉を使用した安直でシンプルな見ただけイベントっぽい名前が多かった印象。

※対バン…対バン(たいバン)、および「対バン形式」とは、ミュージシャンやバンド(主にロックやポップ)やアイドルなどの歌手が、ライブを行う際に、単独名義ではなく、複数のグループと共演(競演)することをいう。(Wikipediaから引用)

memo

<参考>

ビバラポップ!.png
@JAM.png
アイドル横丁夏まつり.jpg

とりあえず頭に浮かんだワードを書き出してみる!

<ロゴ案>

ロゴ案.jpg

パーティーのクラッカー感を出したい
かわいらしさがほしいからフォントはポップ系。

ロゴ試作1.png

3文字のバランス取るの難しい
ぴがの形バランス気になる
丸のバランス
フリーフォントの日本語少ないからパスをいじる





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GUIDE

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Last-modified: 2020-09-26 (土) 19:18:46