図書館の利用法がわからない人のためのインフォグラフィックムービー
九州産業大学図書館の本の貸出・返却方法を説明するループ動画
背景
九州産業大学図書館の利用者の質問の多くは「どこで借りることができるのか」というものだ。借りたい本が見つかっていたとしても、借り方がわからない人が多く存在している現状がある。
その原因として、新型コロナウイルスの影響で図書館ガイダンスが遠隔で行われていることや、貸出方法の変更に伴って利用者の認識の齟齬が生まれていることが挙げられる。
図書館の職員さんとお話しした際に、「学生だからこその発見を活かして図書館を改善したい。」と考えていることを知り、今回のプロジェクトのテーマに選定した。
目的
「どこで借りることができるのか」という質問が発生する要因を取り除くこと。
1回の再生時間が15秒のエンドレスループ動画
試作
Illustrator / Aftereffect
2021.09.15 - 2021.12.22
これまでの振り返り
今後の取り組み
図書館の日誌に記録された質問内容は
となっており、図書の場所がわからない人と借り方を知りたい人が大半を占めている。
莫大な量の本を取り扱う図書館で、「図書がどこにあるのか」という質問が多くなるのは納得できる。しかし、入学時に全学生が図書館ガイダンスを受けているにもかかわらず、貸出・返却手続きがわからない人も多く存在している。
原因として、現在の図書館ガイダンスは遠隔で行われていることと、貸出方法が変更されていることが挙げられる。
サービス紹介動画
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インフォグラフィックを利用して、端的に情報がまとめられている。
なめらかな動きで見ていて心地が良い。
""職員さんとの対談""
図書館ではエレベーターを待つ時間があるため、動画を流す場所に適しているのではないかと提案して頂いた。
動画の形式は、1分程度の動画を想定していたが、短い動画を繰り返し流すことで記憶に残りやすくなると考え、ループ動画に設定。
図書館の利用者からの質問の多くは「図書がどこにあるのか」「どこで貸出手続きができるのか」というものだった。
この結果から、
を動画内で紹介する必要がある。
図書館の基本的な利用法が1分でわかるインフォグラフィックスムービー
インフォグラフィックス…文章や数字だけでは伝わりづらい情報を、イラストや地図、グラフなどで表現したもの。ビジュアル化することによって、複雑な情報をわかりやすく伝えることができる。
図書館のパンフレットに記載されている情報を、インフォグラフィックスで表すことで利用方法への理解を得やすいのではないかと考える。
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図書館の職員さんと相談をして、図書館の資料やパンフレットを5冊頂いた。
職員目線では気づけないことがあるため、学生目線からの必要な情報が知りたいとのこと。
九州産業大学 図書館ガイダンス
現在は貸し出し方法が変わっているため、実際に訪れた時にわからなくなってしまう可能性がある。
図書館の紹介アニメーション(仮)
図書館の基本的な利用法を紹介するアニメーション
SURGE(サージ)サービス紹介動画
動画全体の色味の統一感が綺麗だと感じた。
キャラクターが歩く!ウォークサイクルの作り方
抑揚のついた動きで楽しさを感じることができる。
アフターエフェクトでインフォグラフィックスアニメーションの作り方
文字とアニメーションで情報を簡潔に伝えている点が良いと感じた。
絵コンテ ダウンロード
After Effects CC2020 使い方講座