集客・宣伝を柔軟に行える Webサイトの構築
Keywords:WebDesign, WordPress
背景・目的
現在各種グルメサイトを利用して集客・宣伝を行っているが、グルメサイトは掲載料や予約手数料などのコストが必要となる場合が多い。そのため、グルメサイトでの集客・宣伝は恩恵もあるが、負担にもなっている。集客・宣伝の手段として拡散力の高いSNSを活用する方法もあるが、制限のある中で店の情報を伝える必要がある。
Webサイトであれば費用がかからず制限なく情報を詳細に伝えられる。費用負担を軽減するためにグルメサイトとWebサイトを併用した集客・宣伝を行いたい。
調査
グルメサイトへの信頼度調査
グルメサイトの点数やランキング表示をユーザーの半数がグルメサイトはあくまで情報源の1つと回答し、約3割のユーザーが信用していないと答えた。飲食店の検索手段はグルメサイトの他にGoogle検索とGoogleマップの利用率が高く、予約手段はグルメサイトと電話の利用が多かった。
先行事例
「飛騨牛焼肉 にくなべ屋 朧月 豊橋駅前大通り店」のホームページ
黒が多く使われており、縦に長い構成となっている。また、背景に和柄や和紙のテクスチャ画像を使用して店の雰囲気を伝えている。
日本料理店「桜坂 ONO」のホームページ
店の紹介文で『四季を食す』という印象的な言葉を使っている。ナビゲーションメニューや予約ページへのリンクはページをスクロールしても表示される。
制作
コンセプト
- 営業状況に柔軟に対応できる
- 店の情報を正確に、店の魅力を効果的に伝える
Web サイトの構成
情報の更新が簡単で扱いやすい WordPressを利用する。
トップページは縦長にして主要な情報を把握できるようにし、より詳細な情報は他のページで表示する。
主要な情報がトップページのスクロールやタップのみで閲覧できるようにすることでサイトの利便性の向上を図る。
Webサイトの配色デザイン
Webサイトの一番上に表示されるヘッダーと一番下にあるフッターの背景に黒色を使用し、コンテンツを表示している背景に白色を使った。
店の雰囲気を伝えるために、ヘッダーの下にメインビジュアルとなる画像を大きく表示した。
店の紹介文の背景に画像を利用し、メニューの項目にある写真はそれぞれ異なる高さに並べた。
現在Webサイトに載っている情報
- メインビジュアル
- 最新のお知らせ
- メニュー
- 店についての紹介文
- アクセス情報
- 営業時間・定休日
- SNS
- 住所・地図
まとめ
WordPress を利用して制作したことで、「営業状況に柔軟に対応できる」と「店の情報を正確に」というコンセプトに概ね沿ったものができた。
「店の魅力を効果的に伝える」を達成するために、掲載する文章の作成では「選び抜いた」や「心地よい古さ」など、人を惹きつける言葉や印象に残るような文章になるよう心掛けた。
また、店の紹介文の背景に画像を利用し、メニューの項目にある写真をそれぞれ異なる高さに並べることで単調さを軽減させた。それによってあらかじめレイアウト、デザインが定まっているグルメサイトや SNSなどとの差別化を行うことができ、Web サイトの強みを活かして情報や店の魅力を伝えることができた。
今後は検索順位を上げるための対策を行うとともに Webサイトの利便性を追求し、店の魅力を更に伝えていきたい。
前期プレゼン
背景・目的
- 現在、各種グルメサイトを利用して集客・宣伝を行っている。
- グルメサイトは掲載料や予約手数料などのコストが必要となる場合が多い。
- グルメサイトでの集客・宣伝は恩恵もあるが、負担にもなっている。
- 集客・宣伝の手段として拡散力の高いSNSを活用する方法もあるが、制限のある中で店の情報を伝える必要がある。
- Webサイトであれば費用がかからず制限なく情報を詳細に伝えられる。
- 費用負担を軽減するために、グルメサイトとWebサイトを併用した集客・宣伝を行いたい。
調査
グルメサイトに関する意識調査
株式会社「TableCheck」が20~60代の全国の男女1100名と20~50代の飲食店に勤務する全国の男女660名を対象にグルメサイトに関する意識調査を実施した。
- グルメサイトへの信頼度調査
グルメサイトの点数やランキング表示をユーザーの半数がグルメサイトはあくまで情報源の1つと回答し、約3割のユーザーが信用していないと答えた。
- 飲食店を検索する手段
飲食店の検索手段はグルメサイトの他にGoogle検索とGoogleマップの利用率が高かった。
- 飲食店を予約する手段
予約手段はグルメサイトと電話の利用が多かった。
Webサイトの制作にあたり焼肉店のホームページについて調査した。
調査結果
- 黒色や暗い色を使っていることが多い。
- シングルページや縦に長いWebサイトも多かった。
先行事例
- 「飛騨牛焼肉 にくなべ屋 朧月 豊橋駅前大通り店」のホームページ
黒が多く使われており、縦に長い構成となっている。また、背景に和柄や和紙のテクスチャ画像を使用して店の雰囲気を伝えている。
また、焼肉店以外の飲食店のホームページについても調査を行った。
- 日本料理店「桜坂 ONO」のホームページ
店の紹介文で『四季を食す』という印象的な言葉を使っている。ナビゲーションメニューや予約ページへのリンクはページをスクロールしても表示される。
- レストラン「ミツバチ食堂」のホームページ
イラストや手書き文字が多用されており、レストランのテーマである「季節感、素材感、土の温もり」が表現されている。
制作
- コンセプト
- 営業状況に柔軟に対応できる
- 店の情報を正確に、店の魅力を効果的に伝える
- Web サイトの構成
- 情報の更新が簡単で扱いやすい WordPressを利用する。
- トップページは縦長にして必要な情報を把握できるようにし、より詳細な情報はサブページで表示する。
- サイトマップ
Webサイトの構成をシンプルにして、主要な情報がトップページのスクロールやタップのみで閲覧できるようにすることでサイトの利便性の向上を図る。
- 現在 Webサイトに載っている情報
- 店舗名
- 営業時間
- 定休日
- 最新のニュース
- メニュー
- 住所
- 地図
- 追加予定の情報
- SNS
- 電話番号
- 駐車場
- Webサイトの配色デザイン
現在は主に黒色と白色を使っている。しかし店の雰囲気を伝えるために店の看板や外観、内装などから連想される要素をWebサイトの配色やデザインに取り入れたい。
まとめ
- WordPressを利用してWebサイトの構成を予定した通りに制作できたことでコンセプトの「営業状況に柔軟に対応できる」に概ね沿ったものになった。
- 「店の情報を正確に、店の魅力を効果的に伝える」については課題が残っている。
- 後期は掲載する情報の再整理、サイトデザインの改良、店の情報や魅力が伝わる文章作成と写真選びに取り組みたい。
- アンケートや調査も行い、客観的な意見をWeb サイトへ反映したい。