New sign system
九州産業大学のサインシステムを再設計する
- Keywords:Directional Signage System
- 平塚海登/卒業研究IIプレゼン
Overview
Introduction / What is This
九州産業大学のサインシステムを再設計する
Background and Purpose
九州産業大学は国家試験への試験会場として貸し出しや、
学会やオープンキャンパスなど学外からの訪問者が多く存在
自分自身も学内の移動に迷った経験がある
また現在のサインが計画された頃と、社会を取り巻く環境は大きく変化し
現代やこれからの価値観にあわせたわかりやすい案内体系を目指す
Concept
「すべての方にわかりやすい」を目指す、
ユニバーサルデザインの考え方を踏襲しつつ、
現代やこれからの価値観にあわせて新しい方法を模索・提案する
景観と調和する素材やデザイン
Output
ガイドラインブック(PDF)
イメージ画像
Tools
Adobe Illustrator, Photoshop, After Effects
Term
2021.05.13 –
Conclusion / Summary
Survey
Present Status
九州産業大学は国家試験への試験会場として貸し出しや、
学会やオープンキャンパスなど学外からの訪問者が多く存在する
また現在のサインが計画された頃と、社会を取り巻く環境は大きく変化
- 障がいへの対応(接近性デザイン)などこれからの価値観にあわせて設計する
- ディジタルサイネージや、プロジェクションなど新しい手段
サインシステムについて新しい方法を模索・提案する
Precedent
東京大学本郷キャンパス案内サインシステム計画 | rei design&plannings
Technique / Technology
Project Management
Schedule
ToDo
設置場所、表示について地図上に整理する他大学の例を調査する
2021.12.09
サインの合成イメージを制作
参考 : 牧田総合病院サイン計画
2021.12.01
可変式案内サイン(スマートチャネル)における案内イメージ
プロジェクターで実寸台に投影して、
立位と座位での見え方の検証を行った
2021.11.25
After Effectsを使ったアニメーションのテスト
2021.11.11
多目的トイレでは、一部でオストメイトを設置(計27ヶ所)し、人工肛門や人工膀胱(ぼうこう) 保有者の方への利便性向上を図り、また、小さなお子様連れでの来校者向け配慮として、ベビーシートやベビーチェアを設けている。令和元年には多目的トイレをだれでもトイレのサインを全学的に見直し、表記の統一化を図ると共にトランスジェンダーなど多様な利用者向けの表記も併せて行っている。
引用 : 九州産業大学 | 大学レポート
参考 : スムーズメトロ | 東京メトロ
Bmaps | バリアフリー情報発信アプリ
2021.11.04
新しいキャンパスマップ
2021.10.28
名古屋大学 キャンパス・サインマニュアル
新国立競技場整備事業におけるユニバーサルデザインワークショップ
国立競技場におけるQRコードを使った案内の例
国立競技場外構散策マップ
遷移先サイトの内容はどのサインからアクセスしても共通で
サインとの連動性はなく、方向感覚を掴むのが難しい
国立競技場のサイン計画では、色が判断材料とならないようなグラフィック計画とされている。
また、弱視者への配慮として原則FL+2000mm以下に主要な情報を表示した。
マップサインでは、現在位置の表記方法として「現在置 / You are here」では漠然としていてわかりにくいという意見から、英語表記と共通の「あなたはここにいます / You are here」という表現で統一されている。
九州産業大学においては、個々の建物によって空間の個性化が図られているためサインによる空間の個性化のアプローチは行わず、共通のグラフィック・プロダクトによって連続性・統一性を重視する。
2021.10.21
2021.10.14
大楠アリーナ2020、3号館前の指示サインのリニューアルイメージ
2021.10.08
設置サインの種類
- 指示サイン Direction Sign
方向情報を提供
- 同定サイン Identification Sign
確認情報を提供
- 図解サイン Diagrammatic Sign
キャンパスマップ(学内構内図)など位置情報を提供
参考 : サインシステム計画学 赤瀬達三 鹿島出版会
表示における和文・欧文の文字サイズ・比率の決定
欧文は和文における1/2の比率で表示
既存のサインよりも欧文のウェイトやサイズの向上を図り視認性・可読性を確保
図解サイン(キャンパスマップ)
芝生広場にランドマークとしての機能をもたせ利用者が失いがちな方向感覚を回復させるために役立つ図材とする
配色に関する検討
参考 : 色覚の多様性に配慮した九州大学キャンパス案内図 | 九州大学
2021.09.30
新しい指示サインでは、歩行中など短い間に視認できることを目的として、構成要素「メインエレメント」と「サブエレメント」に分けて表示する。
メインエレメントでは、建物の号数、サブエレメントでは、それ以外の建物までの方向を指示する。
既存のサインでは、建物名の下に付随する形で内包する施設について表示があるが、途中の指示サインについては極力不要な要素を排除したシンプルな内容にし、文字の表示スペースや余白を確保し、歩行しながらでも視認できるように配慮する目的から排除した。
例えば、「入試部入試課」に訪れようとするとき、訪問者のもつ案内の中には必ず「1号館 入試部入試課」のように建物名が記載されており、こうしたビルディング内の詳細な施設の一覧、位置についてはビルディング前や中の同定サイン、図解サインなどを用いて案内することとする。
2021.09.26
九州産業大学 公開データをもとに新しいマップを制作と
サイン設置箇所を調査中
九州産業大学 | 学内マップ