情報デザイン演習 II A|2017
情報デザイン専攻2年次前期
科目概要
情報デザイン演習Ⅱ・III は、A系列とB系列、それぞれの主目的を「理解」と「表現」として展開します。
本演習 IIA では、図書館を具体的なフィールドとして、情報とメディアの歴史、原理、構造、機能についての理解を深めるとともに、ソーシャルデザインの観点から新たな情報環境の構築に関するデザイン提案を行います。
インターネットを用いた画像や動画の資料収集を中心に、受講者全員がそれぞれの関心に応じた「調査」を行い、問題提起・共有・アイデア展開、そして具体的な提案を行います。
Library×SocialDesign
2017年度、この演習では、図書館との共同プロジェクトとして、学生の図書館利用を促すこと、またアートスペースとしての図書館の価値を見出すことを目的として、以下の2点のデザインに取り組みました。 2017.07.17
- 5つのシリーズポスター:図書館で◯◯
- Webシステム ArtSpace+Library
学生デザイン展に出品しました
当プロジェクトの成果は、日本デザイン学会第5支部が主催する「第9回学生デザイン展」に出品されました。
- 期間:2017年10月19日 - 28日
- 会場:九州芸文館
POSTER
5つのシリーズポスター:図書館で◯◯
ポスター画像
ポスター記事全文
- 図書館で変わる|阿比留理奈
可愛くなりたい、洋服を着こなしたい、ただモテたい。 色んな理由で変わりたい自分を持っている大学生は この大学にもたくさんいるだろう。 そんな変わりたいキミへ。 図書館を生活の一部にしてみるのはどうだろうか。 駅から歩いて長い長い坂を登って図書館へ行く。 図書館でお金をかけず健康的な本を借りたり運動の本を借りて 駅まで歩いて帰る。毎日の運動になる。 このサイクルが生活の一部になればいい結果が生まれるだろう。 誰よりも早く自分を変えよう。 さあ、図書館へ行こう。
- 図書館で出会う|太田亜梨紗
アメリカの大学生は 卒業までの4年間で約400冊、本を読む。 しかし、日本の大学生は わずか約40冊しか読んでいないと言われている。 この読書量の差が、 アメリカと日本の学力の差であると言っても過言でない。 世界で通用する人材になるには 世界レベルの知識量必要となるだろう。 様々な種類の本と出あうことで 今まで見えていた世界と違った世界が見えてくるはずだ。 普段出会えない人にも出会えるはずだ。 そんな日々の発見を増やしていくためにも 本を活用することはできないだろうか。 当たり前の毎日を当たり前じゃなくする、 そんな努力を少しずつでもいいのでやっていこうではないか。 さあ、図書館へ行こう。
- 図書館で泳ぐ|宮石菜々子
世界には7つの海がある。北大西洋、南大西洋、北太平洋、南太 平洋、インド洋、北極海、南極海だ。個々の海にはそれぞれ多種 多様な生き物たちが棲んでいる。海でおよげば色々な発見がある だろう。 この九産大図書館には 7 つの海はないが、7つの閲覧室がある。 さらに細かく 21 種類のコーナーがあり、多種多様な本が読んで もらえることを待ち望んでいるだろう。 九産大図書館の海でおよげば、あなたの気になる本が見つかるか もしれない。 21 個のコーナーから好きな本を探しにおよごう。 さあ、図書館へ行こう。
- 図書館で得する|藤田みなみ
大学に通うにはお金がかかる。 でも、大学生活では、 勉強するために、本を買う。 オシャレの研究をするために、本を買う。 部活やサークルの技術向上のために、本を買う。 何かと生活する上で本は必要だ。 もし1ヶ月に500円の本を3冊ずつ本を買うと、 4年間で14万4,000円もかかってしまう計算になる。 しかし、 九州産業大学に在学中の君であれば、 どんな本でも、 4年間フリータイム読み放題! なのだ。 普段から本を読む君も、読まない君も、 今はあまり、図書館を利用していない君も、 一度きりの大学生活だからこそ、 お得に学ぼう。 お得に本を読もう。 さあ、図書館へ行こう。
- 図書館で広がる|末崎日菜子
マイクロソフトの共同創業者兼元会長兼顧問である ビル・ゲイツは、平日は1日1時間以上、 週末にはさらに多くの時間を読書に費やしているという。 彼の自宅には個人図書館があり、 1万4,000冊以上の書物が所蔵されている。 ソフトバンクグループの創業者である孫正義は、 肝臓を患い医者に余命5年を宣告された時でも、 入院中に約3,000 冊もの本を読破した。 フランス帝国の皇帝であったナポレオン・ボナパルトは、 幽閉先のセント・ヘレナ島に3,000冊もの本を置き、 晩年を過ごした。 あらゆる偉人たちは皆、本を読んでいる。 偉人になることは難しい。 けれども本を読むことはできる。 何千冊もの本を自宅に置くことは難しい。 けれども大学の図書館にはそれ以上の本がある。 本から広がる、視野、可能性、創造力。 さあ、図書館へ行こう。
ポスター掲載場所
- 17号館
- エレベーター各階 A3orA4 1〜2枚ずつ
- 一階のエレベーター横の外壁 A3 5枚
- 15号館
- 外の柱 A3 5枚
- 中の階段横 A3 5枚
- 渡り廊下 A3 5枚
- 中央会館
- 食堂 A4 5枚
- 2号館
- 外柱 A3 5枚
- 5階掲示板 A4 1〜3枚
- 1号館
- 2階売店前の柱 A3 5枚
- 図書館
- 入口 A4 5枚
- 入口 A4 5枚
WEB SYSTEM
Pukiwikiを用いた館内展示のための情報共有システム
URL
http://art.kyusan-u.ac.jp/artspace_library/
野田和城 茂里洸大 小川京子
利用規約
WEBシステム利用手順
アートスペース一覧
DATA
- 学科のロゴ
SocialDesignLogo.ai.zip
- 学部のカラー情報
カラー | DIC | CMYK(%) | #RGB | 学科名 |
DIC156 | 00,96,84,00 | #EC1234 | 芸術表現学科 |
DIC186 | 85,85,00,00 | #5726B7 | 写真・映像メディア学科 |
DIC139 | 94,06,04,00 | #0094C1 | ビジュアルデザイン学科 |
DIC174 | 78,00,68,00 | #00B17B | 生活環境デザイン学科 |
DIC164 | 00,41,96,00 | #FFA400 | ソーシャルデザイン学科 |
色値変換参考サイト:DICカラーガイド
学生デザイン展 出展準備
図書館へ行こう シリーズポスター
- 展示物:ポスター5点(A2パネル)、概要説明4枚(B4パネルスタンド)
- ポスター:阿比留
全体の統一と微修正 - パネル1:末崎
プロジェクトの概要 タイトル・目的・趣旨・メンバー・サムネイル - パネル2:太田
プロジェクトの進行(取り組みの経緯・スケジュール)、掲示場所 - パネル3:宮石
ポスターの構成要素、グラフィックの制作手順等 - パネル4:藤田
キャッチとボディーについて(本文情報も掲載)
- ポスター:阿比留
- 準備作業:
- 10/5 - 2限:ポスター5点の統一・微修正、概要説明制作
- 10/12 - 2限:ポスター・概要説明パネルの印刷、パネル仕上げ
- 搬入:18日(水)平日のため、井上と4年ゼミ生が代行します。
ArtSpace+Library Webシステム
- 展示物:PC(ローカルサーバー)、概要説明2枚(B4パネルスタンド)
- 準備作業:
- 10/5 - 2限:サイトのビジュアル・トップページ、概要説明制作
- 10/12 - 2限:展示用PCのセットアップ、概要説明パネルの印刷・仕上げ
- 搬入:18日(水)平日のため、井上と4年ゼミ生が代行します。
その他
- パネルは以下のグリッドで統一的に作成して下さい。
本文文字サイズ8.5pt、行送り15pt が前提です。
grid.pdf
grid_sample.pdf
- データは仕上がりサイズA4です。これをB4に単純拡大して印刷します。
- 図書館サイドのプロジェクトメンバー
渡邊雄二(図書館長)、宮丸由美子(事務室長)、
平田明子、野﨑伸一、大岩里絵、大里麻希子