たべもの なかよしノート
いろんな”きもち”と一緒に食べ物とちょっと仲良くなっていくノート
- 指方 依緒
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- https://www.example.com
概要
これは何?
これは、偏食のある子どもが”食べる”という体験を自分の感覚や気持ちと一緒に記録できる神のフードダイアリーです。子ども自身が「匂いを嗅いでみた」「ちょっと触った」など、無理のないステップで職と関わったことをスタンプや絵、シールで楽しく記録できます。食べられなかったことも否定せず受け止め、「ちょっとずつなかよくなっていく」感覚を大切にしています。
背景と目的
現在、子どもの偏食に対しては無理に食べさせず、本人のペースに寄り添う育て方が推奨されています。しかし、子ども自身が「みんなと違う」「頑張れなかった」と感じたり、大人が子どもの苦手な感覚に気づけないまま不安やストレスを抱えることも少なくありません。
そこで、
・子どもが食に対する自分の感覚、気持ちを安心して表現できる場所を作る
・保護者が子どもと感情や体験を共有できるツールにする
・「食べられないこと」を恥ずかしいこと、悪いことを感じさせない記録形式を目指す。
という目的のもと、偏食のある子どもたちにとっての”前向きな食体験の記録帳”を制作します。
コンセプト
・食べることを「成功/失敗」で評価せず、プロセスと気持ちに寄り添う
・自分のペースで記録できる「無理のないチャレンジ」を後押しする構成
・子どもが感覚的に使えるビジュアルとコミュニケーションデザイン
・自分の「感じたこと」にOKを出せる、自己肯定感を育むツール
成果物の仕様
形式 紙媒体
サイズ A5横
ページ数 32~48ページ(1~2か月使用を想定)
ページの構成 表紙、使い方ガイド、自己紹介ページ、毎日記録ページ、週ごとの振り返り
まとめページ、シールページなど
表現方法 スタンプを押す、シールを貼るなど
対象年齢 主に5~9歳(幼児〜小学校低学年)と保護者を想定
制作ツール
プロジェクトの期間
まとめ
調査
現状調査
1.偏食、感覚過敏の子どもの増加
子どもの食事において、「におい」「食感」「色」など感覚的な理由で特定の食材を嫌う偏食傾向が多くみられる。
先行事例
技法・技術情報
プロジェクト管理
スケジュール
ToDo
2025.05.09
「毎日記録ページ」
1食=1ページ
「何を食べたか」の記入欄
「におった/さわった/みた/ちょっとたべた」などのチャレンジチェックや気持ち欄
2025.05.02
構成
表紙
はじめに:ノートの使い方
私のこと:好きな食べ物、苦手な食べ物、アレルギーのある食べ物
毎日ページ:食べたもの、気持ちのスタンプ、チャレンジポイント、メモ
ふりかえり:週ごと、月ごとの頑張り記録、自己評価スタンプ欄
・ページ内容
たべもの:イラスト記入、
食べた気持ち:表情がわかるイラスト
チャレンジしたこと:
2025.04.25
テーマ案決定
偏食、アレルギーがある食べられないを可視化するフードダイアリー
①課題の整理
現状把握:偏食やアレルギーのある人がどのように日々の食事管理をしているかを調査。
ユーザーの悩み:例えば、「外食で自分の食べられるものがわからない」「栄養バランスがとりにくい」など。
誰のためのダイアリーか?:子ども/大人、アレルギー持ち/偏食/栄養管理が必要な人、などターゲット設定。
目的設定:自分の傾向の見える化
- 調査
偏食やアレルギーを持つ人が日常生活で直面する困難(外食、学校給食、コミュニケーションなど)を調査。
→・実際に偏食やアレルギーのある人(または保護者、医療関係者など)へのインタビューやアンケート
・食事記録アプリやアレルギー管理ツール、ビジュアルツール(ピクトグラムなど)の事例
2025.04.18
スケジュールの制作
2025.04.11
テーマ案
- 3年の継続で店舗のブランディングツールの制作
- 「飲めない」を自然に伝えるテーブルツール
- 偏食、アレルギーがある食べられないを可視化するフードダイアリー
調査
- 「飲めない」を自然に伝えるテーブルツール
→アルコールを飲めない人を対象
アルコールが苦手な人を対象とし、飲みの場に使用できるもの。
アサヒビールが提唱している“スマートドリンキング”とは、体質や気分、シーンなどに合わせて、適切なお酒やノンアルコールを選ぶ「飲み方の多様性」のこと
飲み会に対する意識調査
- 偏食(アレルギー)がある食べられないを可視化するフードダイアリー
・自己管理がしやすくなり、必要な時は人に見せることもできる
・食と気分や体調の関係を記録できる
フードダイアリーとは
食事を記録する利点