卒業研究 中間報告
これは何?
Arch Linux と Wayland 向けのタイル型ウィンドウマネージャー「Sway(以下、Sway-wm)」を使った、コーディング作業用途に特化したデスクトップ環境の構築方法を日本語で解説したWebサイト
Sway ウィンドウマネージャー (以下Sway-wm) とは?
- Linuxのタイル型ウィンドウマネージャー
- キーボード操作のみでウィンドウ間を快適に移動できる
- コーディング作業に特化している!!
- カスタマイズ性が高い
- 設定ファイルに設定事項を記述することでカスタマイズできる
※角田のデスクトップ環境の一部
背景と目的
Sway-wmを使ったデスクトップ環境のカスタマイズの為には幅広い情報源からの情報収集・動作検証・実装、といった膨大なトライ&エラーが必要があり、非常に労力がかかる。そんな中、Sway-wm は日本語の情報源が少なく、日本語ネイティブのユーザーにとって、カスタマイズのハードルが高い。
Sway-wmに関する日本語の情報源の調査結果
- Googleで、「arch linux sway 設定」をキーワードとして日本語指定で検索した際、Arch LinuxでのSway-wmの設定方法に関連する日本語の検索結果はわずか7件。
- 動画サイトYouTubeにおいては、バニラの(追加の設定やテーマ、アプリを含まない、素の状態の)Sway-wmに関する日本語の動画はひとつも無かった。
そこで、Sway-wmの日本語の情報源を増やすため、自分のSwayのデスクトップ環境の設定を紹介するWebサイトを制作することにした。
コンセプト
- サイトはHTML, CSS, JavaScriptを使って制作し、記事はMarkDown形式で記述・管理できるようにする。
- Github Pagesを使い、ローカルのGit RepositoryでMarkDownファイルに変更を加えた際、GithubにPushするだけで記事を更新できるようにする。
※この方法だと、情報量の多いブログや情報サイトなども、完全無料かつフルカスタマイズ可能で公開することが出来る。
進捗・試作
- Marked の実装と、MD→HTMLの変換テスト
- highlight.js の実装と、コードブロックの構文ハイライト機能のテスト
今後の予定
- 画像・YouTubeリンクの表示
- 目次の実装(クリックすると該当箇所に飛ぶようにする)&記事執筆&サイトデザイン
テストサイトはこちら
ソースコードはこちら