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二宮龍之輔/地域ブランド企画演習ⅢB のバックアップの現在との差分(No.0)


#author("2021-10-07T16:42:14+09:00","default:member","member")
*二宮龍之輔
&color(#000){&size(16){地域ブランド企画演習ⅢB};};

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RIGHT:釜堀 文孝 教授&br;木曜日 1〜2時間目&br;対面 / 遠隔&br;必修科目

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**'''Thema'''
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CENTER:&size(20){〜 商品開発 〜};

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**''4th. アイデア30個''
-1.	真鯛養殖
真鯛を使って美味しいものを作る。
現在でも鯛めしやひゅうが飯などのように、鯛を使った美味しいものがたくさんある。けれども今あるものだけでは「おうちで楽しむ」ことや、「お土産として買う」ことは少し難しい。昨今、社会では大勢で飲食店などに訪れて食事をすることなどは嫌われ、テイクアウトや、デリバリーサービスを用いて一人で家の中で食事を取ることを推奨されるようになっている。また、大学生や、若年層の社会人は帰省を拒まれる機会などが増えたが、実家や、地元からの仕送りを受ける機会も同様に増えた。その際に送れる美味しいものがあれば、地元の暖かさを思い出すことができる。「一般人が」「一人でも」楽しめる鯛の食品を作る。

-2.	釣り場でのイベント
結構魚が釣れる町、宇和島市で釣りのイベントを開く。
瀬戸内海や宇和海は入り組んだ地形、リアス式の海岸などの恩恵を受けて養殖・漁業などがとても盛んである。時代を遡れば、漁船や物資を送る船を襲う村上海賊なども存在した。今でも造船工場が盛んに働き、漁業者も活発に働いている。しかし、コロナウイルスの影響を受け、旅客船はひどく低迷し、漁業者も魚があまり売れないような状況が続いている。この案では、単なる消費であったはずの漁業に、体験要素を加えることで、新たな価値を創出することを目的としている。一般人でも気軽に船に乗って釣りに行けたり、漁船を用いた釣りの大会などが開催されたりすれば漁業・観光界隈に新たな光が差すのではないだろうか。

-3.	アコヤ貝販売
真珠が育つアコヤガイを食用で販売
真珠がどのようにしてできているのか知らない人は多いのではないだろうか。愛媛県の宇和島市は、三重の御木本パールに次いで真円真珠を作り出した土地として、現在も真珠の養殖を行っている。昨今ではアクセサリーとして真珠を用いるだけでなく、化粧品として活用するなど、活躍の場を広げている真珠だが、真珠貝であるアコヤガイは食べることもできるのである。しかし、アコヤガイは食用として広く販売されるようなことはなく、地元民の中での消費で止まっている。自分はアレルギーで食べることができないが、アコヤガイは意外と美味しいらしく、醤油漬けにするとご飯とも合うらしい。そんなアコヤガイを、もっと多くの人に知ってもらい、食べてもらうことで、真珠生産の場に新たな収入資源を作りたい。

-4.	真珠
真珠の街、宇和島だけどあまり真珠が有名だと知られていない。
アコヤ貝での記述と重なる部分が多いが、愛媛県の宇和島市では、真珠の生産がとても盛んに行われている。世間では真珠といえば三重県、御木本パールのようなイメージがあるが、宇和島市は2019年に全国の42%真珠を生産するなど、真珠業界でトップクラス実績を誇っている。それにもかかわらず、「真珠といえば宇和島市」というようなイメージを持つ人はとても少ないのが現状である。真珠生産・販売に宇和島市らしさを持たせることで、地元の人たちが誇れるようなブランドにしていきたい。また、生産者・販売者の人たちの働きがいにつながるような製品づくりを行うことで、就労人口の減少などの問題にも取り組みたい。

-5.	フルーツ魚
みかんブリやカボスぶりのような、新たなフルーツ魚を作る
各県にブランド魚などが存在している。愛媛県でも「みかんブリ」「みかん鯛」「宇和島サーモン(みかんを食べて育った)」などが生産されている。これらの魚の特徴としては、餌に柑橘の成分を混ぜることで、魚特有の生臭さが軽減され、とても美味しく食べやすいことが挙げられる。他にも「チョコぶり」というものもあり、これは餌にカカオの成分を混ぜることで、ブリのみの色の変色を防ぐ功があるという。このように、魚を養殖する際に、餌等に思考を巡らせることで、本質的な価値の向上に加え、ブランドネームとしてのインパクトを持たせることも可能になる。そこで、愛媛県ならではな新たなブランド魚作ることで、漁業界隈を盛り上げていきたい。

-6.	レンチンご飯(海産物の炊き込み)
じゃこ天ご飯みたいな家でも手軽に食べられる食品製作
夏休みに地元に帰省した際に、「じゃこ天ご飯」というものを発見した。売り場は愛媛県宇和島市にあり、お土産売り場で販売されていた。形態としては、スーパーでも販売されているサトウのご飯に似ており、電子レンジで加熱することで食べることができるといったものである。実際に購入して食べてみたが、とても美味しく、人に紹介したくなるようなものであった。宇和島市では、宇和島市出身の大学生に詩を上げて仕送りをしており、その中の一つにじゃこ天ご飯が含まれていた。愛媛県には他にも鯛めしやタコ飯といったものが存在する。これらをシリーズ化して販売することで、新たなお土産や仕送りの品としていきたい。

-7.	干し芋・東山
謎のスイーツ「ひがしやま」。絶対売れる。
自分の故郷である愛媛県鬼北町には「ひがしやま」と呼ばれるスイーツがある。私自身、幼少の頃から食べさせられていたため、あまり好きではないのだが、他県の人に配るととても評判が良い。東山はいわゆる干し芋のことで、地元のおばあちゃんが手作りで作ることが多い。道の駅などで販売されるが、ただの真空パックに詰めて売られているだけで、値段がとても安い。「ひがしやま」はにんじん芋という芋を使っているため、色が鮮やかで、水分が多く、仕上がりがしっとりしていることが特徴である。パッケージや販路を工夫することで、より価値あるものに生まれ変わらせていきたい。また、鬼北町は以前国立のアルコール工場が作られていたほどに、芋類の生産に適している環境である。そんな東山を高級スイーツに生まれ変わらせたい。

-8.	稲の藁でマンモス
宇和町に君臨するマンモス。知名度低すぎ問題。
愛媛県西予市宇和町は自然豊かで、田んぼがとても多い。宇和町では毎年4月に「れんげまつり」という祭りが催され、多くの人で賑わっている。稲の藁でできたマンモスは2011年にれんげまつりを盛り上げるために武蔵野美術大学協力のもと制作された。今でも保存のために、年に一度藁の張り替え作業を行っている。マンモスは田んぼにポツンと君臨していて、JRの電車や、国道からも見えるため、初めて見る人にはおきなインパクトがある。そんな魅力満点のマンモスであるにもかかわらず、観光資源としての力を発揮できておらず、2011年以降は現状維持を保っているだけで進展がない。どうせならば、稲藁の造形コンテスト等を開催し、地元の稲作に勤しむ方々や、全国のアーティストの方が楽しめるようなイベントにしてはどうかと考えた。

-9.	今治タオル 29と併合
今治タオルの新たな道を
今や日本全国にとどまらず、世界的に有名になった今治タオル。実は愛媛県の今治市で生産されていることを知る人は少ない。今治タオルはその品質の良さを認められ、そして、一つの工場だけでなく、その土地で作られるものをブランドにしたことで、成功した。現在では、比較的低価格で買えるものから、とても高価な贈答用のものまで生産することで、ターゲットの拡大にも成功している。高価なものはとても吸水性が良く、肌触りも良い。しかし、最近はこれといって目立った進展がない。そこで、単なるブランドとしてはなく、社会問題に向き合うブランドとしての道を広げることを視野に入れても良いのではないかと考えた。世界ではSDGsへの取り組みが拡大しており、海ゴミ問題やプラチックゴミ問題への関心が高まっている今治タオルの技術を用いることで、廃プラから上質な繊維を作ることができれば、これらの問題の解決につながるだけでなく、今治タオルの更なる進展につながるのではないかと考えた。

-10.	じゃこ天
さつま揚げとは違います。じゃこ天を食べてもらいたい。
じゃこ天というのは愛媛県の南予地方で生産される、魚介の加工品である。小さな魚(雑魚)のすり身をあげる天ぷら「雑魚天」が転じてじゃこ天になったとされる。南予地方では昔から、魚のすり身を上げたものを天ぷらと呼んでいる。
見た目、味ともにさつま揚げに近く、美味しい。食べ方も様々で、揚げたてはもちろん美味しいが、冷蔵・冷凍保存したものもオーブンやフライパンで焼けばとても美味しい。お酒の当てとして食べたり、おかずとして食べたりと、食べ方も様々だ。おすすめの食べ方は大根おろしに醤油を落として食べる食べ方である。そんなじゃこ天だが、もっと広い範囲で認知されてもいいものだと考えた。販売方法や、パッケージ、味などに着目することで、認知度向上に取り組んでいきたい。

-11.	醤油と魚
愛媛にもうまい醤油がある。魚と合う醤油を。
あまり有名ではないが、愛媛県は醤油を製造する工場が多数存在する。私の友達の実家でも醤油を製造しており、地元でとれた農産物を原料に生産している。味もとてもよく、地元民からはかなり愛されている印象だ。また、愛媛県は漁獲量の多い県としても有名である。個人的には、魚が新鮮で、醤油が美味しければ、それ以上に魅力のあるものはないと考えている。福岡の醤油は甘く、東京の醤油は塩っ辛いといったように、醤油にはその土地特有の味の方向性が存在する。愛媛県ならではの味で、刺身や寿司を食べるときのための醤油を作れば、より、魚を美味しく食べてもらうことができるではないかと考え、この企画を考えた。

-12.	花かまぼこ・削りかまぼこ
かまぼこ削っちゃいました。おやつにも、肴にも。
愛媛県宇和島市は、魚介の生産が盛んに行われており、加工製品も数多く存在する。上記であげたじゃこ天がその筆頭である。しかし、じゃこ天以外にも魅力のある加工品は存在し、その中でも特に私が好きなのは削りかまぼこというものだ。削りかまぼこは花かまぼことも言われ、その名の通り、かまぼこを削ったような見た目をしている。作り方もそのままで、かまぼこを乾燥させ薄く削ることで作られる。この商品の特徴はかまぼこ味を凝縮したような味で、噛めば噛むほど味がでてくることだ。私はお酒を飲まないからわからないが、きっとおつまみにも最適だろう。そんな花かまぼこだが、全国的に見れば全く有名ではない。商品自体中毒死がある美味しさのため、売り方を変えればきっと認知度も向上するだろう。

-13.	みかん
これぞ王道。あえてみかんのブランディング。
言わすもがな、愛媛県はみかんで有名である。味はもちろん、生産するみかんの種類もとても多く、生産量自体も日本トップクラスである。すでに有名であるため、ブランディングも必要ない気がするのだが、個人的に、一つ、全国の人に知ってもらいたい味がある。それは愛媛県のブランド柑橘である紅マドンナだ。紅マドンナは果物というよりスイーツなのではないかと言われるほどにジューシーで香りが良く、甘い。しかし、価格がとても高く、こたつの上に置いておけるような品ではない。そんな紅マドンナは皮ごと食べられるほどに皮が薄い。そして、皮自体も香りが良く、苦味も少ないため、本当に皮ごと食べられてしまう。そのため、ドライフルーツに加工したり、飲み物に取り入れたりすることで、手に取りやすい商品を作ればより認知度が向上するのではないかと考えた。

-14.	ブルーツーリズム
海が綺麗すぎて魚が消えた。
愛媛県東予地方の海、瀬戸内海は昨今綺麗すぎて魚が住めないと話題になった。というのも、東予地方は造船や製紙工場などが点在しており、工業が盛んな土地である。そして、以前までは工場から多くの排水が海へと流されていた。現在は環境問題に対する意識が高まったこともあり、工業廃水における規制が敷かれている。しかし、海に流されていた排水が滞ってしまったことにより、海の栄養が失われ、魚が住めなくなってしまった。つまり、海が綺麗になりすぎて魚が住めなくなったのである。漁業関係者はこれを悲観しているのだが、観光資源としてはこれ以上ないほど良いことである。最近は、コロナウイルスの影響で人の多い場所に行くことは難しくなった。そんな状況から、少人数で小規模の観光を求める人も多くのなるのではと思い、ブルーツーリズムをしてはどうかと考えた。

-15.	面河渓キャニオニング・川遊び
イッテQでも取り上げられた自然の宝箱でキャニオニング
愛媛県の久万高原町は空気が澄み、自然に富んだとても素敵な場所である。そんな久万高原町には面河渓と呼ばれる渓谷がある。この渓谷を流れる河川はかなりの急流なのだが、水の溜まる穏やかな場所もある。急流を下るラフティングや河川で遊ぶこともでき、自然満点のキャニオニングを楽しむことができる。しかし、現在はかなり交通のアクセスが悪く、車で行こうにも少し抵抗感を覚えるほどだ。より多くの人に安心して楽しんでもらうために、バスなどの移動手段から、近辺、もしくはキャンプ場などの宿泊面などを考慮したキャニオニングプランを考える。昨今、都市化が進む一方で、自然を求める人も多くなっている。自然保護の観点にも着目して考えていきたい。

-16.	しまなみ海道 〜サイクリング〜
しまなみ海道サイクリングに付加価値を
しまなみ海道のサイクリングは世界からも注目されるほど楽しい娯楽となっている。私自身小学生の時に家族といったことがあるのだが、橋以外にも、島の道を走るのだが、起伏に富んでいたり、レモンの匂いがしたりと、かなり楽しかったことを覚えている。またサイクリングの際に、色々なグルメがあるのも印象的であった。一日二日で走破するのも楽しいのだろうが、もっと深く、広く楽しむためには宿泊施設や、フェリーで離島への旅などができても良いのではないかと考えた。最近は、活発に広報活動が行われたり、サイクリングのために訪れる人の獲得ができたりしているようには思えないため、再度初期のような活気を取り戻せるような方法を考えていきたい。サイクリングは楽しいから。

-17.	フ印良品
地元民なら誰でも知っているフジで、雑貨コーナーを作る。
遊び心から考えました。みなさんご存知「無印良品」。みなさん知らないでしょう「フジ」。愛媛県を中心に四国・中国地方で展開するスーパーマーケットです。イメージ的にはマックスバリューやイオンが近いです。そんなフジに雑貨コーナーを作ったらどうかと思い考えました。ネーミングを考える時に「無印良品」っていいよなと思ったので、モジって「フ印良品」としました。もちろんボツとなるでしょう。ですが、「この街に、あってよかった。」をコンセプトに掲げるフジに、街の人に愛されるような雑貨コーナーができるのはいいことだと思います。そんな雑貨コーナーに置くとしたらどんなものがいいかを考えたいです。

-18.	ご当地二郎系ラーメン
愛媛県流の二郎系ラーメンを作る。
二郎系ラーメンは今や多くの人に愛されるものとなった。愛媛県には美味しいものがとてもたくさんある。福岡ならば博多ラーメンなどのように、愛媛県にもご当地ラーメンがあってもいいのではないかと考えた。その際に、ただのラーメンにするのではなく、野菜などの具材がふんだんに用いられた二郎系ラーメンにインスピレーションを受けると面白いものができるのではないかと思った。また、ただラーメンを発案するのではなく、愛媛県の食材を使ったラーメンのコンテストを開催し、訪れた方に投票してもらう形式を取るようにする。こうすることで、地元の人に愛されるような商品が生み出され、ご当地ラーメンの新しい形となるのではないかと考えた。

-19.	みかんおにぎり(おはぎ)
ゲキまずのみかんご飯を美味しくしたい。
愛媛県民は何を血迷ったか、みかんジュースでご飯を炊いたみかんご飯なるものを生み出した。だがそんなものまずいに決まっている。しかし、せっかく生み出されたのにまずいまま終わらされるのも可哀想だと思い、「みかんおにぎり」と称した、みかんのおはぎを作ってはどうかと考えた。世間では、フルーツ大福が流行しており、意外と果物と餡子の相性は認められているのである。それならばと思い、みかんジュースで炊いた餅米で餡子を包んだみかんおはぎがあれば、意外と美味しいのではと思った。場合によっては、おはぎの中にみかんの果肉を入れたりしても良いのかもしれない。インパクトに味のクオリティが伴えばと思う。

-20.	キジ肉ブランディング
キジ肉を全国の人に知ってもらいたい。
私の故郷、愛媛県の鬼北町ではキジの養殖とともに、キジ肉の販売が行われている。キジ肉と聞くと、ジビエのようなイメージを持たれるかもしれないが、意外と鶏の鶏肉と同じような、サッパリとジューシーな味が特徴である。栄養価を見ると、市販の鶏肉に比べ、タンパク質が多く、脂質が少なく、カロリーが低いのが特徴である。端的に言えば、まさにアスリートが求める栄養要素なのである。今では、アスリートに限らず、健康志向の一般人も増えてきている。ダイエットやスポーツを行なっている人をターゲットに、ネーミングやロゴを考え、販売ルート・方法なども込みでブランディングを行なっていきたい。

-21.	瀬戸内海の無人島体験
瀬戸内海には島がたくさん。無人島体験を手軽に。
四国、中国地方の間の海、瀬戸内海には数え切れないほどの離島が存在する。その島々のいくつかは人の住まない無人島である。最近では、自然を求めて旅をする人が増え、コロナ禍ということもあり、人との接触が少ない娯楽の需要が高まっている。無人島であれば、人との接触などあるわけもなく、それぞれのやりたいことができるようになる。一般人の娯楽としての無人島体験ツアーを計画し、瀬戸内海の自然を楽しんでもらえればと思う。無人島体験は難しいイメージ、テレビの中の話というイメージかもしれないが手軽に体験できるような仕組みを作っていきたい。そのためには、道具の貸し出しや、ある程度の整備が必要になってくるだろう。

-22.	阿波尾鶏
踊りじゃありません。尾鶏です。
徳島県の「阿波踊り」は誰もが知るものなのかもしれないが、意外と知られていないのが「阿波尾鶏」である。徳島県の地鶏である阿波尾鶏は、徳島県ではよく見かけるのだが、愛媛県に住んでいる時、福岡に住んでいる今となっては、見ることも聞くことも無くなってしまった。自分は味音痴なのか、鶏肉の味の違いはわからないが、地元の人に愛される食材ならば、もっと多くの人に知ってもらってもいいのではないかと思い、この案を考えた。鶏肉と、阿波踊りをうまく組み合わせ、ブランディングを行うことで、知名度をあげることができればと思う。また、合わせて廃れつつある阿波踊り文化を再興していき、徳島の文化を後世に伝えていきたい。

-23.	四国うまいもの巡り・うまいもの展
四国の美味しいものを総巡りできるイベントを企画
これまでに上げてきたものをブランディングできたとして、それをアピールするためには都市部や他地域で知ってもらう機会を作る必要がある。「愛媛県はみかんが有名。」「高知県は鰹のたたきが美味しい。」いろいろな認識があるだろうが、実際に食べたことある人はどれほどいるのだろうか。各地の美味しいものは、有名になるものもあれば、地元の中でのみの認識にとどまることもある。実際に食せる場所として、デパートなどで北海道物産展等の催し物が開かれるが、今の状況では難しい面も多い。そのため、開催場所を、人の集まる所にするのではなく、広い公園など、屋外での開催を試みる。コロナ禍でも、人が楽しめる環境を作っていきたい。

-24.	四国絶景ツアー
四国に住みたいと思わせるツアー企画
四国には数多くの絶景がある。というよりも、自然がそのまま残っている場所が多く、日常の中に絶景が隠れている。しかし、幼少期から四国に住んでいる人というのは、この素晴らしさが当たり前になっており、あまり関心を示さない。だが、県外に出て初めて地元の自然の素晴らしさに気づくのである。この企画は、観光で訪れた県外の人というよりも、一度県外に出た大学生や社会人をターゲットとした企画である。そのため、目的としては、「もう一度ここに訪れてみたい」を求めるのではなく、「もう一度ここに住んでみたい」と思わせることである。つまり、観光事業ではなく、ターン事業としての観光施策を考えたい。その副産物として、県外の人からの観光も求められたらと思う。

-25.	J Rツアー
衰退しすぎたJR四国。観光の移動手段としてのみち。
上のテーマと重なる部分があるが、四国を走るJR四国は現在限界を迎えようとしている。都会の人にとっての移動手段として真っ先にあげられるのは鉄道やバスなどであろうが、四国の多くの人は車を所有しており、電車に乗る人というのはかなり限られている。そのため、電車に乗ると毎回ほとんど貸切状態で経営状況が不安になってくる。しかし、この状況というのは、観光目的で訪れる人からしたらありがたい話である。観光ツアーといえば、バスでのものを思い浮かべるかもしれないが、そこをあえて電車で行うことも面白いのではないかと考えた。利用者が少ないからこそ行える取り組みであり、特殊な車両が多いJR四国の業をはっきする場面にもなり得ると思う。

-26.	四国八十八ケ所巡り
参拝者激減…。八十八ケ所巡りを盛り上げたい。
「四国八十八ヶ所巡り」誰しも一度は聞いたことがあるのではないだろうか。しかし、実際どのようなものなのか知っている人は少ないだろう。私もその一人である。愛媛県で車に乗っていると、ごくごく稀に八十八ケ所巡りを行っている人を見かけるのだが、ほとんどの人がご高齢の方や外国人の方で、聞いた話では、末期のがん患者の方が行なったりもしているそうだ。つまりは時間やお金にそれなりの余裕がある人や、先の人生が閉ざされた人が行っているということである。四国八十八ヶ所の魅力というのは、おそらく、寺社を巡ることにあるのではなく、時間をかけて初めて訪れる土地を体験し、その地の食事を体験し、その土地の人と接することにあるのだと思う。行ってしまえば短期留学のようなものだ。時間的な問題というのはどうしても個人差があり、徒歩で参拝できる人もいれば、自転車や自動車でめぐる人もいるかもしれない。しかし、金銭的な面で言えば、県や自治体をあげて取り組むこともできるだろう。そこで、「四国八十八ケ所巡り」を行っていることを表すアイテムのようなものを作り、そのアイテムを身につけている人には多少の割引がかかるお店がある、といったようなシステムを設けることで、八十八ケ所巡りを行いやすくなるとともに、その土地の魅力を伝えやすくなるのではないかと考えた。

-27.	四国妖怪にまつわる映像作品
四国は実は妖怪で有名。
意外と知られていないが、四国は妖怪の集落だと言われている。漫画「ぬらりひょんの孫」や、映画「平成狸合戦ぽんぽこ」などで四国妖怪連合などが結成されているほど、四国は珍妙に捉えられているのである。土地的に、本州から離れた離島であり、九州のようにアジア諸国との国交があったわけでもない。言ってしまえば日本の中の異国のような場所であるから、ありもしない噂を立てられたのではないかと考察できる。しかし、これを逆手に取って、「四国には妖怪が住む」と言ったような趣旨の映像を企画する。昨今の不安定な情勢を鑑みると、妖怪やお化けのような、実在するかわからない曖昧なものを求める人も多いのではないか。また、四国徳島県の三好市には「妖怪村」と呼ばれる集落がある。そういった、各地の妖怪要素を取り入れた映像作品を作ることで、四国に訪れたいと思わせていきたい。

-28.	鰹のたたき
高知といえばカツオのたたき。体験イベントにしてみては。
高知県の鰹のたたきはレベルが違う。あれを食べてしまうと、そこらへんで売られている鰹のたたきを食べることはできなくなるだろう。そもそも、鰹のたたきをいうのは、新鮮な鰹の身を藁で炙って食べるのだが、その藁で炙る工程がかなり楽しいのである。乾燥した藁はとても燃焼効率が良く、火をつけると溶けるように燃えていく。都会を生きていると焚き火を行えるような場面は少なく、山奥でのキャンプや海辺でのバーベキューでしかできないだろう。時代の流れとともにマイナーになってきた分野だからこそ、美味しく食べつつ体験イベントにしてはどうかと考えた。楽しく美味しく大切に食べることを子供に学んでもらう食育の機会にすることも考えている。また、実際に自分で行うことで、職人の凄さを実感してもらいたい。付加価値として漁業体験などを織り交ぜても楽しいのではないだろうか。移住者を見込むこともできるのでは。

-29.	伊予絣を再興させたい
実は凄いよ伊予絣。
日本三大絣として、「久留米絣」「備後絣」「伊予絣」の三つが知られている。その中でも久留米絣は、「うなぎの寝床」というお店で日本のジーンズとして売りに出され、再興に成功している。備後絣も「カスリラ」というお店などで洋服や小物に生まれ変わらされ成功している。しかし、愛媛県の伊予絣はというと、現在は作り手もおらず、ただ、博物館に飾られているだけといったような状況で、このままだと本当に廃れ滅びゆき、ただの歴史遺産となってしまう。他の絣と比べた時の伊予絣の魅力を探り、新たな絣の形を生み出したい。そうやってブランディングしていくことで、再度伊予絣を盛り上げ、多くの人に認知してもらいたい。(後で調べたところ、一社のみ生産・販売しているとのこと。会社名は白方工業)

-30.	牛鬼のリブランディング
生活の中に牛鬼を。
愛媛県宇和島市の象徴とも呼べる牛鬼。牛鬼というのは毎年宇和島市で行われる「うわじま牛鬼まつり」にて出される山車のことである。牛鬼の見た目はとても恐ろしく、子供が見ると泣き喚きそうなものだが、その正体は守り神なのである。歴史を遡れば、1592年にたどり着き、その時代朝鮮出兵に用いられた亀甲車が現在の牛鬼のモデルであるとされている。そんな牛鬼だが、顔の色で込められる想いが異なるなど、メッセージ性の強いものであることが見て取れる。しかし、コロナウイルスや豪雨災害の影響により、ここ数年間、祭りが開催されていない。他にも、作り手の高齢化が深刻化している。現在の牛鬼の知名度というのは地元の人にとどまっており、全国的に有名なねぶたなどとは異なる。お祭りとして、のみの価値ではなく、生活の一部として取り入れられるようなお土産品、日用雑貨品を制作していきたい。

-31.	伊予水引細工
実はすごかった。水引の技術。

-32.	桐下駄
現代だからこそ、古風な下駄を。

-33.	牛鬼
怖いけれども守り神、牛鬼の飾り物

-34.	姫てまり
見た目がかわいい。てまりの新しい使い道。

-35.	伊予簀
実は凄い技術。手漉き和紙の海の親。

-36.	伊予竹工芸
これも凄い技術。竹工芸。

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**''1st. ガイダンス''
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