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佐伯華帆/PresentationPage のバックアップの現在との差分(No.0)


#author("2021-12-04T10:11:56+09:00;2021-12-04T09:47:00+09:00","default:member","member")
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***&color(#31A1D3){🌧こちらは[[佐伯華帆]]による[[卒業研究>佐伯華帆/卒業研究II]]のプレゼン用のページです🌧}; 
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**12/4 卒業審査
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#image(タイトルロゴ.png,,50%)
#image(中吊り.png)
キョロキョロして周囲への配慮を促す広告の提案
-'''Keywords:Visual design '''
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**Overview
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***Background and Purpose
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-公共交通機関を利用する際にマタニティマークを身に付けていても
席を譲ってもらえず配慮が欠けていると感じる妊婦さんが多い。
-周囲の人がスマホに夢中で''気づけない''ことが原因として挙げられる。

▶︎公共交通機関を利用する人が周囲に配慮できるような広告の提案を行いたい。
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**Survey
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***調査
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''① 現状の課題の把握''
-公共交通機関を頻繁に利用する妊娠中の人5名、
幼児を子育て中の人4名に個別でヒアリング調査を行った。

▶︎マタニティマークを身に着けて座席を譲られた経験があるのは
9人中1人だった。
▶︎意見として挙げられたのは
「車内ではほとんどの人がスマホを見ており、周囲に意識が向いていない、
マタニティマークには気づいてもらえない」
というものだった。
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''② 事例調査''
実際に掲示してある公共のマナー広告の調査を行った。

-[[メトロ文化財団>https://www.metrocf.or.jp/manners/poster.html]]

▶︎キャッチーなイラストレーションを用いたビジュアルで制作されている。
▶︎文言は短く、「〜かも」や「〜なったらいいね」など提案するような
やわらかい口調のものが多い。

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**Output
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***前期での試作
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#image(image.png)
-広報活動を行うにあたって、イメージキャラクターを基調としたビジュアルイメージの制作を行なった。

▶︎もっとキョロキョロしている感じを出す必要がある。
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***コンセプト
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''キョロキョロしてみて!''
「気づけていない」を「キョロキョロする」ことで解決する。
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***ビジュアルイメージ
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#image(中吊り.png)
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''メインビジュアル''
-大きなふたつの目玉
--目玉による視線を感じさせ、広告に気づいてもらう役割を担っている。
-メインカラー
--明るい青を使用。
-ピクトグラム
--妊娠中の人や配慮が必要な人、子ども連れの人やお年寄りの人などのピクトグラムを配置して困っている人の存在を印象付ける。
-キャッチコピー
--「キョロキョロしてみて!
目の前に困っている人がいるかもしれません。
座席のゆずりあいにご協力ください。」
-レイアウト
--デザインは統一し、ポスターの比率によって文字を組み替える。

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''タイトルロゴ''
#image(タイトルロゴ.png)
-[[コーポレート・ロゴ ver2>https://logotype.jp/corporate-logo-font-dl.html]]を使用。
直線的だが堅苦しくないシルエットがマナー広告に向いていると感じ決定。

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''車内広告''
#image(車内イメージ.png)
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-中吊りポスター
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#image(中吊り.png)
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--大きな目玉シールを直接ポスターに貼り、実際にキョロキョロ目玉が動く仕様にする。
--車両の揺れで実際に目玉がキョロキョロ動くことで乗客の目を引く効果を狙っている。
--サイズ:364mm×1030mm

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-ドア横ポスター
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#image(ドア横ポスター.png)
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--立っている乗客の視線が集中するドアのすぐ横に掲示するため、目玉の視線を斜め上に設定した。
--サイズ:364mm×515mm

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-座席窓ステッカー
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|#image(座席窓ステッカー_1.png)||#image(座席窓ステッカー_2.png)|
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--立っている乗客の目線より低い位置に貼付するため、文字より目玉が上に来るように配置。
--サイズ:165mm×350mm

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''バナー''
#image(バナーイメージ.png)]

--車内ではスマホを見ている乗客が大多数のため、スマホ内からのアプローチとして制作。
--「たまにはスマホから目線を上げてみて!」というコピーを追加している。
--サイズ:600×600px
--サイズ:320×50px
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//#image(横長バナー.gif)
//#image(正方形バナー.gif,,50%)
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***使用ツール
//&color(red){使用するツール|ハードウエア・ソフトウエア};
-Adobe Illustrator, Photoshop
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**まとめ

-マナー広告の調査を通して、妊娠している人や、配慮が必要な人が
置かれている環境について考えるきっかけとなった。

-困っている人に積極的に気づき、周囲を巻き込んでいけるような
広告の表現を考え続けていきたい。

-卒業制作展では実際のサイズにポスターを印刷して展示を行う。
アンケートを実施し、ブラッシュアップを重ねていきたい。

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***LINK

-[[卒業研究]]
-[[佐伯華帆/卒業研究II]]

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**07/28 前期合同審査
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//*With US
#image(title.png,,45%);
みんなでいっしょに、支え合える社会を創るプロジェクト
'''Keywords:Visual design , Web design (HTML,CSS)'''
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#image(image.png);
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**Overview
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***Background and Purpose
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-妊娠中や子育て中はどうしても''不安感''や''孤独感''がついてまわる。
-周囲の人が''気づけない''、''行動しにくい''ことが原因として挙げられる。
-社会全体で気づき支え合い、妊娠中や子育て中の人が安心して生活できる社会を創っていく必要があると感じた。
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▶︎妊娠中および子育て中の人が視覚的に安心できるように「子育てを支援しています」という気持ちをアピールする方法の提案を行いたい。


//支援してほしい人が目印を身に着けるのではなく、支援できる人が目印を身に着け、目的とした取り組みを行う。

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**Survey
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***ヒアリング調査
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''① 妊娠中・子育ての現状の課題の把握''
 妊娠中の人2名、幼児を子育て中の人3名に個別でヒアリング調査を行った。
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-妊娠中に困った事例
--公共交通機関を利用する際にマタニティマークを身につけていても気付いてもらえない。
--妊娠初期はお腹が目立たず外見で妊娠中だとわかりづらいため、体調が悪くても席を譲ってもらえない。
--マタニティマークをつけていることで生じる嫌がらせが怖く、マークを堂々とつけがたい。

-幼児を子育て中に困った事例
--外出時に子どもが騒いでしまった時の周りの視線が気になる。
--コロナで外出ができず、子どもと二人きりの生活で孤独感を強く感じる。
--ママ友ができず、情報源がネットに頼りがちになり不安になりがちになる。
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▶︎公共交通機関を利用する際の事例が多く、マタニティマークや子連れという子育て側からだけのアプローチだけでは配慮が行き届いていない場合が多い。

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''② 公共交通機関を利用する人の意識調査''
 10〜50代の男女20名に個別でヒアリング調査を行った。
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#image(調査2.png);
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-「ある」と回答した人の意見
--マタニティマークを身につけていないと妊婦だという確信が持てないから。
--断られたらどうしようと思うから。
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▶︎席を譲りたい気持ちはあっても、相手からの明確な表示がないと自信を持って声をかけることができないことがわかった。

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***事例調査
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-[[『席ゆずりますマーク』>http://sekiwoyuzuru.starfree.jp/]]
--妊婦さんや子育て中の方が声をかけやすくなるために、''周囲の人が身につける''マーク。

#iframe(http://sekiwoyuzuru.starfree.jp/, 100%, 70%)

//--支援してほしい人がマークを身につけるのではなく、支援できる人が目印を身につける。
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**Output
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***コンセプト
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-''With US''
みんなでいっしょに、支え合える社会を創る。
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-周りへ関心が向きにくい・困っていても声をかけづらいという問題が見えた。
-妊娠中の人や子育て中の人に限定するのではなく、すべての困っている人に気づき、支え合えるような取り組みにしたい。
▶︎''支援する人''が公共交通機関を利用する際に身に付けたくなるようなパターンの制作やグッズ展開を行い、それに連動する広報活動を行う。

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***ビジュアルイメージ
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-「気づきにくさ」を「きょろきょろする」ことで解決する。
-テーマカラーは彩度の高い明るい青を基調としている。

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#image(image.png)

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''ロゴタイプ・イメージキャラクター''
-親しみやすさを重要視しているため。
▶︎[[Moon Free Font >http://artbir.com/2015/02/moon-free-font.html]]を使用。読みやすく柔らかい印象に仕上げる。
▶︎WとUを組み合わせた線をデザインの一部としたキャラクターを制作。キャラクターの目をきょろきょろと動かすことで乗客の視線を誘導する。
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#image(title.png)
#image(なりたち.png)

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''パターン''
-目立ちやすく視覚的に強く訴えられるため。
▶︎面積が大きいグッズ展開させることで、持ちやすく自然に自分の思いをアピールする。
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#image(goods.png)
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''車内広告''
-プロジェクトの宣伝および啓発のため。
▶︎ふとした3秒間でも顔を上げて、きょろきょろ周りの乗客を見渡す意識づけを行いため、このキャッチに決定した。

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#image(poster.png)

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''Webサイト''
-本プロジェクトの詳しい内容、どういった行動が支えになるのかを記載するため。
▶︎広告から閲覧する。
▶︎JR九州305系の床面を模して電車やバスの床面や壁面にQRコードを貼付する。
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#image(JR床.jpg);
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***使用ツール
//&color(red){使用するツール|ハードウエア・ソフトウエア};
-Adobe Illustrator, Photoshop
-HTML , CSS
-シルクスクリーン

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**まとめ
-前期ではコンセプトの決定や親しみやすいビジュアルイメージの制作を行うことができた。
-後期はターゲット層によりそい、効果的なマナー広告の研究、Webサイトの内容を充実させることを重点的に行い、制作を進める。

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***LINK

-[[卒業研究]]
-[[佐伯華帆/卒業研究I]]

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