#author("2024-11-19T13:39:59+09:00;2022-10-21T17:10:53+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko") #author("2024-11-19T13:40:21+09:00;2024-11-19T13:39:59+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko") *WordPress|RentalServer レンタルサーバー上で WordPress サイトを構築するには・・ ~ WordPress は[[PHP]]で動くWebアプリケーションです。また記事はMySQLというデータベース管理ソフトによってサーバーに蓄積されるので、レンタルサーバーを探す際は、以下の条件を満たすものを検討する必要があります。 -PHP(HyperText PreProcessor)が動くこと -MySQLが使えるサーバーであること 以下のように検索すると見つかります。 [[Google:WordPress レンタルサーバー フリー]] ~ ***開設事例 -http://opensquarejp.wp.xdomain.jp/ --https://www.xfree.ne.jp/ (無料版入り口) プランは php+MySQL(手動)、または WordPress(自動) -http://opensquarejp.starfree.jp/wordpress/ --https://www.star.ne.jp/free/ (無料版入り口) プランは php+MySQL を選択 //--https://www.star.ne.jp/manual/install_wp.php (手動インストール) //-http://opensquarejp.hotcom-web.com/wordpress/ //--http://www.daiwa-hotcom.com/ ~ ~ **事前準備 ***管理情報MEMOの準備 -WordPress サイトの管理には、接続名,ID,PW他、様々な情報の管理が必要で、これは頭で覚えられるものではありません。[[まずは、こちらのページを参考に、''サイト管理メモ''を用意して下さい。>WordPress/サイト管理メモ]] ~ ***メールアカウントの確認 -サーバーアカウントの取得に、メールアドレスが必要になります。Gmail、Yahooメール等を持っている方はそれが使えます。卒業後も永続的に使用できるメールアドレスを使用して下さい。 ~ ~ **レンタルサーバーのアカウント取得 ページを独立させました(StarServerFree の事例)> [[RentalServer/StarServerFree]] ページを独立させました> [[RentalServer/StarServerFree]] ~ ***ご注意 -レンタルサーバーのアカウント取得時には、数回確認メールのやりとりが発生します。これを放置すると、有効期限切れとなってしまますので、すべて完了・・・となるまでは、メールのチェックを怠らないようにして下さい。 -サーバーからの確認メールが、迷惑メールとして処理されるケースがあります。確認メールが来ない・・という場合は、迷惑メールフォルダも確認してみてください。また、次回から通常のメールとして受信されるよう、「迷惑メールではない」を明示しておきましょう。 ~ ~ **自動インストール 最近のレンタルサーバーではWordPress の自動インストールサービスをもつものが多くなりました。管理画面から「WordPressのインストール」のようなボタンを見つけてクリックするだけで、WordPress のパッケージが自動的にインストールされて、すぐに使える状態になります。 ~ ***自動インストールされたWPの動作確認 -''閲覧'' レンタルサーバー会社によって仕様は様々ですが、一般に以下のようなアドレスで、WordPressサイトにアクセスすることができます。 http://xxxxx.starfree.jp/wordpress/ ← starfree の場合 http://xxxxx.wp.xdomain.jp/ ← x-free の場合 -''管理画面へのログイン'' 以下のようにアクセスすると、ログイン画面が出ます。 IDとパスワードで、管理画面(ダッシュボード)に入ることができます。 http://xxxxx.starfree.jp/wordpress/wp-admin ← starfree の場合 http://xxxxx.wp.xdomain.jp/wp-admin ← x-free の場合 ~ ***FTP接続 自動インストールとは言え、サイトをカスタマイズするには、レンタルサーバーに FTP接続を行って、ファイルのアップロードやダウンロードをする必要が生じます。レンタルサーバーの管理画面には、必ずFTP接続に関する情報がありますので(場合によってはFTP接続情報はメールで届きますので)、それを確認して、実際に、FileZilla 等のFTPクライアントで接続を試みて下さい。実際の構成ファイルがどこにあるのか確認することが必要です。 ~ ***テーマフォルダの場所を確認 追加でテーマをインストールする場合や、テーマをカスタマイズする際は、サーバーにFTPアクセスして、wordpress フォルダの中にある wp-content/themes/ に直接ファイルをアップするなどの操作が必要になります。 自動インストールの場合、ドキュメントルート直下に wp-content フォルダが見える場合もあります。必ず確認しておくようにしましょう。 ~ ~ **手動インストール &color(red){公式サイトのマニュアルをご覧いただくことを推奨します。}; https://ja.wordpress.org/support/article/how-to-install-wordpress/ ~ ''以下、参考までに、手動インストールの手順(旧記事)を残します。'' ~ ***データベースの準備 WordPress は、記事情報を MySQL データベースに保存します。したがって、WordPress をインストールする前に、お使いのサーバー上で、データベースを1つ、事前に準備する必要があります。 MySQLが使えるサーバーの場合、レンタルサーバーの管理画面で「データベース」の準備・管理が可能です。以下の情報が、WordPress インストール時に必要になるので、しっかりメモしておきましょう。 -データベース名: -データベース・ユーザーID: -データベース・ユーザーパスワード: -データベースのホスト名: -データベースの接頭辞:''wp_''(そのままでOK) ~ ***phpMyAdminによる確認(任意) &color(red){ここは読み飛ばしても構いません。}; WordPress の利用では、とりあえず1つのデータベースが存在すればよいので、上記のプロセス(管理画面からデータベースの作成)で準備OKですが、大半のレンタルサーバーが、phpMyAdmin を用意していて、直接的な管理もできるようになっています。 どんなものか・・ということは知っておいた方がいいので、以下、簡単に確認手順を記載します。 -サーバー管理画面に用意された ''phpMyAdmin'' にアクセス -データベース・ユーザーID と 同ユーザーパスワード が要求されます -左のツリー上に、あなたが作成したデータベース名が見えると思います。 -それをクリックすると、右のエリアに「このデータベースにはテーブルがありません。」というメッセージが出ているはずです。 -通常のデータベース利用では、ここで「テーブル名」を定めて新規のテーブル(表)を作成し、データの追加・修正・問い合わせを行うのですが、WordPress は、インストールの段階でテーブルを自動的に作成するとともに、問い合わせも自動なので、ここでは「データベースが1つできている」ということだけ確認しておいて下さい。 ~ ***WordPress のインストール -WordPress.org から本体をダウンロードします。 https://ja.wordpress.org/ -解凍すると、wordpress フォルダができます -FTPクライアントを利用して、wordpress フォルダをまるごと投入 FTPについては[[こちらで解説しています。>FTP]] &color(red){この時のフォルダ名 wordpress は、http://・・・/wordpress/ のように、そのままアドレスに反映されます。これを違うものにしたい場合は、このタイミングでフォルダ名を変更しておくとよいでしょう。}: -パーミッションの変更 PHPはプログラムなので、サーバー内でそれが動けるように設定することが必要です(設定が不要なサーバーもあります)。この設定は、サーバーによって仕様が異なるので、管理画面、FAQ等を参照して自力で情報を見つけるしかありません。パーミッションとは?については [[こちらで解説しています。>FilePermission]] ~ ***WordPress の初期設定 -以下にアクセスすると、初期設定画面が表示されます。 http://www.xxxx.com/wordpress/ xxxxの部分は、あなたのホームページのものが入ります。 -はじめにデータベースの情報が求められます。以下のように入力します。 --データベース名:''作成したデータベースの名前'' --データベースのユーザ名:''サーバーに登録したユーザ名'' --データベースのパスワード:''サーバーに登録したパスワード'' --データベースのホスト名:''MySQLホスト名'' --データベースの接頭辞:そのままでOK -次にWordPress の設定に関する情報入力が求められます。 --WordPress サイト名:''任意です'' --WordPress ユーザ名:''任意です'' --WordPress パスワード:''任意です'' --その他メールアドレス等 -以上で、インストール完了です。 ~ ***動作確認 -''閲覧'' 以下にアクセスすると、サイトが初期状態で閲覧できます。 http://www.xxxx.com/wordpress / -''管理画面へのログイン'' 以下のようにアクセスすると、ログイン画面が出ます。 IDとパスワードで、管理画面(ダッシュボード)に入ることができます。 http://www.xxxx.com/wordpress/wp-admin ~ ~ ***付記:DataBaseについて -データベースは、基本的には1つのWPサイトにつき1つあるのが理想です。 CREATE DATABASE の権限がある場合は、WPサイトの作成ごとに新規のDBを作成する方が混乱がないでしょう。 -レンタルサーバー等の契約上DBが1つしか使えない場合も、複数のWPサイトを動かすことは可能です。1つのDBには、テーブル名さえ重複がなければ、いくつでもTABLEを作成することができます。DBを利用するCGIは、インストール時にTABLE名が重複しないよう、Database Table Prefix(テーブル名の先頭に文字を付けること)の指定が可能です。WordPressの場合、wp_ という文字列が付されます。同一サーバ上に複数のWordPressサイトをインストールしたい場合、Database Table Prefix をサイトごとに異なるものにすれば、DB自体はひとつでも構いません。 ~ ~