「使用プロセスから見たシルバーカーの検証と提案」の版間の差分
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次に、既存のロック機構を有する製品について収集し、使用の目的別に分類を行った。この分類から、固定をするためにロック機構を使用している製品において、ロックすること自体に重きを置いていて、ロック機構の持つ本来の「安心」という精神的支援機能に強化が必要であると考えた。そこでそれがより顕著に現れている「シルバーカー 」について取り上げ、検討を行った。 | 次に、既存のロック機構を有する製品について収集し、使用の目的別に分類を行った。この分類から、固定をするためにロック機構を使用している製品において、ロックすること自体に重きを置いていて、ロック機構の持つ本来の「安心」という精神的支援機能に強化が必要であると考えた。そこでそれがより顕著に現れている「シルバーカー 」について取り上げ、検討を行った。 |
2020年10月5日 (月) 14:47時点における版
- 身体的支援機能・知的支援機能・精神的支援機能・技術的支援機能の観点から -
- 濱田 哲史 / 九州大学 芸術工学部
- 蒋 愷文 / 九州大学 芸術工学部
- 森山 真歩 / 九州大学 芸術工学部
Keywords: Walking trolleys, User Journey, Elderly People, Product Design, Industrial Design
背景と目的
サービスは、レシーバー(サービスの需要者)の「状態変化」を引き起こすことであり、コンテンツ(内容)およびチャネル(方法)はその実現手段といえる。また、実現手段の方向性として、身体的支援・知的支援・精神的支援・技術的支援の4つの支援機能に分けて考えることができる。
本研究では、既存の製品が提供する機能の有り様について、4つの支援機能の観点から整理し、「新たな付加価値を持つ製品」を提案することを目的とする。
現状の把握
身の回りの製品やサービスを収集し、4種類の支援機能の観点から現状の整理を行った。
分類の中から、本研究では精神的支援機能に着目し、ロック機構について取り上げる。ロック機構においては様々な製品に使用されており、その歴史も長い。しかし、同一の支援機能の強化の可能性を検討することで既存製品の改善や新たな付加価値を持つものが提案できるのではないかと思い、着目した。
次に、既存のロック機構を有する製品について収集し、使用の目的別に分類を行った。この分類から、固定をするためにロック機構を使用している製品において、ロックすること自体に重きを置いていて、ロック機構の持つ本来の「安心」という精神的支援機能に強化が必要であると考えた。そこでそれがより顕著に現れている「シルバーカー 」について取り上げ、検討を行った。
アイデアの検討と提案
外部リンク
[1] 全老健共済会 第76回 歩行補助車(シルバーカー)の安全性 https://www.roken.co.jp/wp/risk/%E7%AC%AC76%E5%9B%9E%E3%80%80%E6%AD%A9%E8%A1%8C%E8%A3%9C%E5%8A%A9%E8%BB%8A%EF%BC%88%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%EF%BC%89%E3%81%AE%E5%AE%89%E5%85%A8%E6%80%A7/