子ども自身が身近だと感じる居場所の研究

提供: JSSD5th2021
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富永由佳 / 九州大学大学院 芸術工学府 
Yuka TOMINAGA / Kyushu University

keywords: child, whereabouts, area


Abstract
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背景と目的

 近年、少子化や核家族化、都市化といった社会構造の変化により、子どもを取り巻く環境が大きく変化している。地域社会においては、地縁的な繋がりの弱まりや人間関係の希薄化が進み、それに伴い地域の教育力が低下している。
 子ども時代の様々な年齢層の人々との触れ合いは、異なる価値観や考え方との出会いであり、それらのやりとりの中で、他者への説明、自分と他人との比較、感情のコントロールなどの社会的なスキルの向上に繋がっている。しかし、このような機会が少なくなった現代の子ども達に対し、人間関係を構築する力や、社会性の減少といった問題が指摘されるようになった。これらのことから、子ども達と地域の大人や異世代の子ども等との、多様な交流の場が望まれるようになり、地域コミュニティの役割が見直され始めた。
 子どもの居場所に関しても子ども達が地域の大人、異世代の子どもと触れ合う機会を提供できる環境が求められるようになった。そして、そのような場の提供が近年、増加傾向にある。
 一方で、現代の子ども達は、興味や関心、世代の違いを超えてコミュニケーションをとることを苦手と感じ、相互に理解する能力が低下している[1]との指摘がある。また、インターネットを通じたコミュニケーションが子ども達に普及しており、子どもが他者と直接的な関わりを持つ機会が減少している。そのため、子どもの中には、子どものために作られた、地域に住む多世代の人々との交流の機会を併せ持つ居場所に対して、とっつきにくさや、抵抗感を抱いている子もいるのではないかと考える。しかし、多世代交流できたり、思いを受け止めてくれるような大人がいる地域の場が、強制的ではなく、自然に子ども達の生活の一つの場として選択され活用されることが、子どにとって良い影響が与えられることも事実である。
 そこで、本研究では、地域に住む多世代の人々との交流の機会を併せ持つ子どもの居場所に焦点を当てる。そして、このような居場所に来る子どもの特性、子ども達がどのようにしてこのような居場所の存在を知り、訪れ、居場所感を高めていくのかについて考察すること、それによって今後の子どもの居場所づくりにおいて、子どもにとって身近な存在となるような場にするための条件を得ることを目的とする。



研究方法

 まず、文献等により、既往の研究を整理し、子どもの居場所に関する考え方の変遷や子どもの居場所としてどんな居場所が必要とされているのかを調査し、整理を行う。次に、実際に子どもの居場所として場所の提供を行っているものにどのようなものがあるかをWebサイト等により調査し、実際に運営されている子どもの居場所事例を整理し、その特徴や傾向等について分析する。また、子ども達に活用されている居場所事例のフィールド調査を行い、居場所での子ども達の過ごし方等を観察すると同時に、ユーザーである子ども達と居場所運営者との関係、居場所運営者の考えや居場所の周知方法、運営面での課題等についてヒアリング調査を行う。以上の調査から得られる情報をもとに分析を行い、子ども達にとって身近と感じられる居場所の条件を抽出する。
 



研究対象

図1.子どもの発達段階
図2.子どもの発達段階ごとの特徴と課題
図3.対象とする子どもの居場所の条件

 人の生涯をいくつかの段階に分け、その段階の発達の特徴を整理したものを「発達段階」という。アメリカの社会学者であるハヴィガーストとアメリカの発達心理学者のエリクソン、文部科学省それぞれが定義している子どもの発達段階を図1に示し、その発達段階ごとの特徴をまとめたものを図2に示す。
 一般的には、小学校高学年になると、行為の結果と動機を十分考慮できるようになり、中学生では、思春期に入り、様々な葛藤の中で自らの生き方を模索し始める。小学校高学年の時期の課題として、人・モノ・実社会に直に触れる直接体験の機会が減少していること、中学生の時期の課題としては、思春期に入り、不登校の子どもの割合が大幅に増加する傾向が見られることが指摘されている。また、子ども(小・中学生)時代での、親子関係はもちろん、親や学校の先生以外の大人や友達との交流体験が、成人後の仕事における態度・能力に繋がっている可能性があるとされている[2]。よって、この年代に対しての実社会への興味・関心を持つきっかけづくりの必要性が高いことが分かる。
 以上から、本研究で対象とする子どもは、自分の意志で地域内にある自分にとっての居場所を見つけられる子どもとし、主体的な行動・判断ができるようになる小学校高学年から、親の保護から離れ行動範囲が一気に拡大する前の中学生までとする。

 また、居場所については、2000年代以降の辞典では、「身を落ち着ける場所」等の心理的な側面も盛り込まれるようになり、物理的・心理的両方の側面から「居場所」は定義されている[3]。また、中島ら(2007)は、「居場所」は他者から認められたり、他者から自由になって自分を取り戻したりして得られるような「自分の存在を確認できる場所」と定義している。また、人間がもつ重要な要素である「他者との関わり」の視点から、他者との関わりをもつことで自分を確認できる場所を「社会的居場所」、他者との関わりから離れて自分を取り戻せる場所を「個人的居場所」と分類している。本研究においては、「社会的居場所」に注目し、図1に示す条件を満たす場所を研究対象とする。



子どもの居場所に関する文献調査

子どもの居場所に関する考え方の変遷、子どもの居場所としてどのような場所が必要とされているのかを知るため、文献調査を行った。

 「居場所」という言葉が登場するのは1980年代であり、学校に行けない子どもに対して設けられた、民営の「フリースペース」、「フリースクール」と称する学校以外の場所を「居場所」として捉えていた。しかし、「学校拒否」の子ども達の数は増加し続け、文部省は1992年、学校が「心の居場所」である必要性を提唱した。文部省の報告書以前は、居場所と言えば心理的な意味を帯びつつも物理的な空間を伴う場所であった。しかし、報告書以降、居場所が必ずしも物理的空間を伴わない形で捉えられるよになった。居場所という言葉は小中学生の不登校児童生徒の問題に関連して用いられることが多かったが、不登校児童生徒の問題としてではなく、学校全体、子ども全体の問題として居場所が論じられるようになった。

 近年は、都市化、自然環境の喪失、子どもを狙った犯罪の増加による子どもの安全・安心できる遊び場の不足や、子どもを取り巻く貧困の格差等の社会的課題も相まって、今を生きる子ども達の「居場所のなさ」を指摘する声があがっている。また、他者との直接的な交流を必要としないポータブルゲームやインターネットの占める割合が高くなっている。こういったことから、「異年齢・異世代間での交流や、自由で創造的な遊びを通じて、子どもの心を成長・発達させることができる場」や「家庭や学校以外の多様な他者との交流が可能な地域社会との関わりが持てる場」、「安心できる放課後の居場所」、「子どもが信頼できる大人がいる場」等が求められている。また、1つの「居場所」のみで、「居場所」から得られる心理的機能を全て充足することは困難であり、子どもにとっては、多様な居場所を持つことが望ましいと考えられている。近年の取り組みでは、「学童保育」への民間企業の参入や、障がい児も対象とした「放課後デイサービス」、子どもが一人でも安心して過ごせる場所として食事を提供する「子ども食堂」等も地域で広がりを見せている。



事例調査

子どもの居場所として現在運営されている場

図4.子どもの居場所の特徴

 実際に子どもの居場所としてどのような場が運営されているのか全体像を知るため、Webサイトと文献で調査し、その特徴を図2にまとめた。

 子どもの居場所の特徴としては、「子どもの特徴」、「子どもの年齢」、「活動内容」の大きく3つに分けて運営されていることが分かった。本研究で対象となる場としては、何か特別な事情を抱えている子どもだけでなく、全ての子どもが訪れることができ、地域交流ができる場として運営されている、子ども食堂や地域子ども教室等が該当した。

対象とする子どもの居場所

 本研究で対象とする子どもの居場所の特徴について知るため、「子ども」「居場所」とそれぞれ「地域」「NPO法人」「集まる」をキーワードに用いて、googleで検索を行い事例調査を行った。

 周知方法としては、主にHPとFacebookで周知している団体が多く、Facebookで日々の活動記録や次回開催の報告をしたり、運営者と参加者とのやり取りをしていた。中には、参加した子どもや家族からの口コミで認知度があがった団体もあった。
 開催日は、平日と休日どちらも運営している場所が最も多く、次いで、平日のみ運営している場所、休日のみ運営している場所の順に多かった。また、週2∼3で開催している団体が多く、子ども食堂に関しては月に1・2回の開催や不定期開催の団体も見うけられた。
 スタッフの人数は、10名程度で活動を行っている団体が多かった。また、ボランティアの募集を募っている団体が多く見受けられ、中には、3年以上を目安に長期的に継続して活動できる人等のような条件を提示している団体もあった。
 居場所として、公民館、古民家または一軒家、を活用している団体が多く、中には教会で居場所づくりを行っている団体もあった。外観に関しては、一軒家を活用している団体は、マンガを外に置いてみたりして、子ども達が興味を持ってくれるような工夫を行っていた。内観に関しては、雑多な感じの場が多く、子ども達の過ごし方や用途に合わせてスペースを区分けしている場が多く見受けられ、子ども達が思い思いに過ごせる空間づくりがなされていた。
 NPO法人として運営している団体は、寄付や行政・民間の助成金・補助金を活用して活動していた。また、他の団体と連携して事業を行っている団体や、自主事業で収益を得て、事業を継続している団体もあった。



フィールド調査

 事例調査で得られた、対象となる子どもの居場所の中から、実際に足を運び調査可能な場所をフィールド調査の対象とした。自然と子ども達が集う場になっている「毛髪改善専門美容室 ROSSO hair design」と「子どもの絵本専門店 エルマー」、子どもの居場所として運営している「特定非営利活動法人 さわら子ども食堂」、「特定非営利活動法人 山王学舎」、「特定非営利活動法人 地域コミュニティセンターこころん」を調査対象とし、子ども達の過ごす様子を観察すると同時に、子ども達の特徴や様子、運営をする上での考えや課題について、ヒアリング調査を行った。各々の居場所の概要を表1に示す。

活動名 場所 建物・施設 開催日 スタッフ 周知方法 概要
ROSSO hair design 福岡市長丘 アパートの1階 営業時間:9:00∼18:00

定休日:毎週月曜日、第3日曜日 

2人

(ご夫婦)

特にしていることはない 美容室。子ども達のために駄菓子を売っている。小学生が駄菓子を買いに来たり、子ども達の待ち合わせ場所になったりしている。
エルマー 春日市 アパートの1階・2階 営業時間:10:00-19:00

定休日:第2火曜

2人 特にしていることはない 絵本屋さん。絵本を買いに来る子もいれば、遊んだり、宿題したり、習い事の行き帰りに寄ったりする場になっている。
さわら子ども食堂 福岡市早良区 風ひかり作業所

(障がい者が働いている場)

第2・4日曜

子ども食堂:10:30-13:30
配布:10:00∼11:00

15名程度 学校に配布しているチラシ 地域の中で「つながりの貧困」をなくすため、安心、安全な子どもたちの居場所をめざしている。
山王学舎 (子ども食堂) 福岡市博多区 一軒家(2階建て) 月2回、日曜日:17:00∼20:00 2名 学校に配布しているチラシ 食事だけでなく、山王学舎のスペースを開放し、地域の交流や子ども達の遊びも行う。
地域コミュニティセンターこころん

(おひさま食堂)

糟屋郡篠栗町 一軒家(2階建て) 第2・4金曜日:16:00∼18:00 15名程度 - 地域の皆さんと共にいろんな居場所づくりを目指している。

子ども達について

子ども達が居場所を知り、訪れるまでの過程

 子ども達が居場所を知る方法としては、どの居場所も子ども達の間での口コミがほとんどで、子ども食堂では、活動を始めてすぐの頃は、学校に配られるチラシを見て居場所を知る子がほとんどであった。子ども食堂では、Facebookを活用した発信が盛んに行われているが、その情報発信をチェックしているのは親やボランティアに参加したいと思っている人々であった。また、美容室と子ども食堂共に、初めて来る子どもは複数人で連れ立って来る子が多く、絵本屋さんでも初めて来る子はお母さんと絵本を買いに来る子がほとんどであった。2回目以降は、美容室と絵本屋さんは1人でふらっと来る子もいるが、子ども食堂は、複数人で連れ立って来る子が多かった。

居場所での過ごし方

 美容室と絵本屋さんでは、長時間過ごす子もいるが、学校や習い事の行き帰りに寄って話をしたり、何も目的はないがふらっと来る子がいる。鍵を忘れて電話を借りに来たり、自転車のチェーンが外れたと言って来たり、何か困ったことがあった時に訪れる子もいる。一方で、子ども食堂では、ご飯を食べるだけでなく、宿題をしたり遊んだりと、そこで思い思いに過ごし、比較的長い時間いる子が多い。自分から進んで手伝いを申し出る子もいたり、自分より年下の子の面倒を見る子もいる。

他者との関わり

 兄弟ではないが、自分より年下の子の面倒を見ている子、自分より年上の子を真似して遊んでいる子、年配の方と子どもが親しくなり、おじいちゃんおばあちゃんと孫のような関係になっている子達もいて、年齢の異なる子ども同士での関わりや異世代の人々との関わりも強くなっていた。また、子ども達の中には、居場所に訪れる地域の人と顔見知りになったり、名前を覚えたりして、道で会った時などにも声をかけあうような仲になっている子達もいて、その場限りの関係ではなく、居場所以外の地域の場へと繋がりが広がっていた。

場づくりについて

子ども達への接し方

 美容室と絵本屋さんは、子ども達と対等で友達関係のような関わりをすることを意識しており、子ども扱いするのではなく、1人の人として接していた。また、子ども食堂では、支える支えられるという関係ではなく、スタッフ自身の生きがいになっていたり、求められているという感覚が活動のモチベーションになっていたりと、お互いに持ちつ持たれつの関係性になっていた。
 どの場でも共通していることは、できるだけ子ども達の名前を覚えて、名前で呼んでいることだった。また、通りかかった子に「行ってらっしゃい」や「お帰り」等の声かけを日常的にしていたり、地域の場で子ども達に会った時に、声をかけたりしていた。

課題

 広さ・スペースによる子どもの過ごし方の制限、よく来る子達が固定化し内輪ノリのようになって初めて来る子が入りづらくなる、人数が増える事によって子ども達1人1人と向き合う時間の減少・活動内容の制限される、という課題があった。また、子ども食堂に関しては、資金調達の難しさが共通の課題となっていた。

外観・内観・周辺環境について

外観

 美容室と絵本屋さんは窓から中の様子が見え、運営者もドアから近い距離に居るため、子ども達に気が付きやすくなっていた。子ども食堂は、入り口や壁に看板やのれんがしてあり、目印となっていた。

内観

 どの場も共通していることは、少し雑多な感じで、生活感があるということだ。子ども達が楽しめるように、駄菓子や本、玩具等が置いてあり、屋根裏部屋を増築した団体もあった。美容室は空間としては比較的狭いが、絵本屋さんと子ども食堂が十分なスペースがあり、子ども達が長居して思い思いに過ごすことができるようになっていた。

周辺環境

 どの場も、校区の小中学校から徒歩10∼20分圏内に立地しており、ほとんどが住宅街の一角に立地していた。



結果と考察

 子ども達が自分の意志で居場所に行こうとするきっかけとしては、自分と既に関わりを持っている人から、直接、居場所について様子を聞き、どのような場なのか教えてもらうことで、その場に対する信用度や親近感を得られることが重要であると考える。
 また次も行きたいと思える要因は2つあると考える。1つ目は、運営者や他の来訪者との関係性の構築だ。子どもは対等に接してくれる大人と出会い、自分の名前を覚えてもらったり、居場所だけでなく地域の場でも声をかけてもらったりすることで、自分を受け入れ気にかけてくれていると実感し、自分にとって信頼でき、気兼ねなく接することができる存在になっていくと考える。また、その場で自分が誰かの役に立てることを見つけることで、自分の存在意義を感じることができていると考える。2つ目は、生活感漂う自由度の高い空間だ。雑多で生活感があり、何をして過ごしても良く、遊び道具等も揃っている。そのため、リラックスして思い思いに過ごすことができ、まるで自分にとってのもう1つの家のような存在になっているのではないかと考える。
 日常の中の1つの場となっていく要因は2つあると考える。1つ目は、居場所を超えた地域の場でも繋がりを持てることだ。居場所で出会った人々に、地域の場や普段の生活の中で出会い、声をかけてもらったり会話をしたりすることで、居場所が特別な場所ではなく自分が普段過ごしている場の1つとして認識されていくと考える。2つ目は、気軽に足を運べることだ。誰でも、どんな目的でも居場所を訪れることができ、過ごし方も自由であるため、居場所へ行くことへの敷居が低くなっていると考えられる。いつでも訪れることができる気軽さに関しては場によって異なる。ほとんど毎日開いている場では、子ども達が様々な目的でふらっと訪れており、より気軽に足を運べる場となっている。一方で、子ども食堂では、活動を無理なく行い継続していくため、月に1~2回開催の団体が多い。しかし、継続的な活動を行うことで、時間をかけて子ども達との関係性を構築できる方が重要ではあると考える。この点に関しては、子どもにとっては多様な居場所を持つことが重要であるとされているため、子ども達がその時々で好きなように行く場所を選択できるよう、様々な特徴を持った場が地域にあることは望ましいことであると言える。

 以上を踏まえ、子どもにとって身近な存在となるような場にするための条件として、「自分と関わりのある人から居場所の情報を聞く」「居場所に居る他者との関係性の構築」「雑多で生活感のある空間」「自由な過ごし方」「居場所を超えた地域の場での繋がり」「気軽に足を運べる」の6点が挙げられる。




まとめ

 本研究では、子ども達が居場所に足を運ぶようになり、日常の中の1つの場となっていくまでの過程を知り、子どもにとって身近な存在となるような場にするための、現段階で言える条件を得ることができた。しかし、まだ調査途中の段階であるため、今後は、事例調査を引き続き行い、実際に運営されている子どもの居場所を整理し、その特徴や傾向等について分析を深めていく。それと同時に、現在行っているフィールド調査についても、引き続き追加調査を行い、考察を深めていく。それによって、最終的な子どもにとって身近となるような場にするための条件を導き出す。

脚注

  1. 文部科学省 コミュニケーション教育推進会議 「子どもたちのコミュニケーション能力を育むために∼『話し合う・創る・表現する』ワークショップへの取り組み∼」(2011.8.29)
  2. Benesse教育研究開発センター「若者の仕事生活実態調査報告書-25歳~35歳の男女を対象に-」(2006)
  3. 中島喜代子・廣出円・小長井明美「『居場所』概念の検討」三重大学教育学部研究紀要58,77-97(2007)


参考文献・参考サイト