#author("2023-08-17T11:41:22+09:00","default:inoue.ko","inoue.ko") *第4回 Python プログラミング1 [[データサイエンス/2023]] ~ ***CONTENTS #contents2_1 ~ ~ **はじめに ***Python 言語について 第8回から第14回まで、すべての学習体験に Python というプログラミング言語を使います。データサイエンスの世界では、スプレッドシートを用いた統計処理と並んで、Python言語による統計処理が主流となっており、インターネット検索でも、様々な手法を知ることができます。 -詳細はこちら>__[[Python]]__ ~ ~ ***Google Colaboratoryについて Python言語を使うには、パソコンに開発環境をインストールする方法もありますが、ここでは Python の学習環境として様々なテキストで紹介されている Google Colaboratory を使用します。 Google Colaboratory とは、Googleの仮想マシン上で動く [[Jupyter Notebook>https://jupyter.org]]((Jupyter Notebook は、ブラウザ上で Python のコードの編集とインタラクティブな実行ができるだけでなく、テキストドキュメントを挿入したノートとして情報共有する仕組みを実現したオープンソースのWebアプリケーションです。数値シミュレーション、統計モデリング、データの視覚化、機械学習などを得意とする、総合的なデータサイエンスツールです。)) をベースとした開発環境です。Googleアカウントがあれば、日常的に用いているブラウザから誰でも無料で利用できます。 https://colab.research.google.com ~ ~ **Python 初体験 ***Google にアクセスしてログイン -https://www.google.co.jp/ にアクセスして下さい。 -画面右上のログインをクリックして、Googleのアカウントでログインします。 ~ ***Colaboratoryにアクセス #image(GoogleColaboratory/login.jpg,right,30%) -公式サイトにアクセス https://colab.research.google.com #clear ~ #image(GoogleColaboratory/rename.jpg,right,40%) -ファイル> ノートブックを新規作成 -Untitled0.ipynb というファイル名を変更 > 例:PythonBasics.ipynb #clear ~ -コードセルが1つ表示されて、プログラムが書ける状態になっています。 #image(GoogleColaboratory/code_cell.jpg,,80%) #clear ~ ***Jupyter Notebook の概要 [[Jupyter Notebook>https://jupyter.org]]には、コード(プログラム)を書くための''コードセル''と、テキスト(ノート)を書くための''テキストセル''の2つがあります。この2つのセルを使うことで、見出し・解説・プログラムを文字通り「ノート」のようにまとめることができます。 -''コードを追加する場合''は「+コード」をクリックします。 -新たなコードセルが追加されるので、そこにプログラムを書きます。 -コードを実行する場合は「▶」をクリックします。 -コードセルの直下に結果が表示されます(変数の値は保持されています)。 -''ノートを書く場合''は「+テキスト」> テキストセルが追加されます。 -[[Markdown]]記法を用いて、見出しや箇条書き等のスタイルが使えます。 -セルの上下(処理の順序)は、セルに付随して表示されるアイコン「 ↑ ↓ 」を使って変更することができます。 -ノートは [[GoogleDrive]] の ''Colab Notebooks''というフォルダに自動保存されるので安心です。 ~ ***対話処理の初期体験 -コードセル(▶のボタンのある枠内)に、以下のように書いてみて下さい。1行目は「 5 x 3 の計算結果を a に代入する」という意味で、2行目は「 a の内容を表示する」という意味です。 a = 5 * 3 a -▶(実行)のクリックでプログラムが実行され、処理結果が表示されます。 15 -「+コード」でコードセルを追加して、以下のように書いてみて下さい。 b = a *2 b -当該セルの▶のボタンをクリックすると処理結果が表示されます。なお、前のセルで定義した変数( a:15 )は、後のセルで使用できる前提です。 30 #image(GoogleColaboratory/result.jpg,,80%) -と、こんな感じで、対話的に作業を進めることができます。 //#image(GoogleColaboratory/save.jpg,right,40%) -マイドライブを確認してみて下さい。 ''Colab Notebooks''というフォルダにノートが保存されていることが確認できると思います。 #clear ~ ***学科サイトにリンク掲載(演習1) 上記のプログラムのノートを、学科サイトの個人ページからリンクして下さい。以下、手順です。 -1. 自分のノートを開いた状態で、右上の「共有」をクリック -2. 共有設定を変更して、以下のように表示される状態にします。 このリンクを知っているインターネット上の全員が閲覧できます。 -3. 「リンクをコピー」をクリックして、そのアドレスを、以下の形式で、学科サイトの「Jupyter Notebooks」の部分に掲載して下さい。 -[[Python Basics>https://colab.research.go・・=sharing]] -4. 以下のようになればOKです。 https://design.kyusan-u.ac.jp/socialdesign/?JohnSmith/DataScience このようなファイルを作っておくと、今後ちょっとしたコードの動作確認を行うためのノートとして活用することができます。 ~ ***付記1 Googleアカウントがあれば、誰でも無料で利用できますが・・ -連続使用が12時間を経過すると対話がシャットダウンされます。 -90分間アクセスがない場合もシャットダウンされます。 -シャットダウンされた場合、変数に記憶されたデータは初期化されます(次回ノートを開いた際は、最初のコードから順に処理することになります)。 -とは言っても、ノートに書かれたコードやテキストは GoogleDrive に保存されていますので、Pythonの学習目的での利用では問題ありません。 ~ ~ **入力・処理・出力 (書きかけです) ~ ~ **変数について (書きかけです) ~ ~ ~